Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

キングス&クイーン~二人を結ぶもの

タイトルが「キングス&クイーン」と聞いて、どこの国の映画かな?と。
実はこれ、おフランス映画なんですね。
何で、キング&クイーンなの?
ムッシュとかは、ダメだったのかな?

コアな映画ファンから熱い視線を受ける、
トリフォーの再来と呼ばれる、アルノー・デプレシャンの
最新作にして、最高傑作の呼び声高い!

c0033213_134236.jpg


この映画、あんまりストーリーを書くとネタバレになるので、
ほどほどに書きます。
映画は2部構成になっています。
そして、主人公も二人。
ノラ(チラシの女性です)とイスマエル。

ノラ(エマニュエル・ドゥヴァス)は35歳で、画商を営み、
もうすぐ3度目の結婚を控える女性。
仕事も恋も順調だが、唯一の気がかりが、最初の結婚で
出来た息子エリアスが、今の彼になつかないこと。
父の誕生日に実家へ戻るが、実は父が末期ガンだと知り、
これまたショックを受ける。

一方のイスマエルは職業はヴィオラ奏者だが、なんとも
私生活がだらしない男。
そんな彼が突然に、二人の男に拉致され、精神病院に強制入院
させられる。
「何で俺なの? 俺は正常だよ~」と叫ぶが、相手にしてもらえない。
何とか親友の弁護士に頼んで、出してもらうが、何か誰かの思惑が
働いているような感じが残る。

そして、映画はこの二人に意外な過去がありとなり、さらに物語は
興味深く進んでいきます。
どのように絡むのか、二人はどうなるの?は映画を見てのお楽しみ。

c0033213_283018.jpg

映画は2時間20分ほどあり、長いですが、それを感じさせないバラエティに
富んだ展開が続くので、ご安心ください。

音楽も、「ムーンリバー」から、いまどきのHip hopまで色々なジャンルが
流れるので、これも興味深い。

ノラを演じるエマニュエル・ドゥヴァスは、あまり日本では馴染みが
ないですが、去年公開された、
「真夜中のピアニスト」
にも出てます。主人公の父の愛人役でした。

c0033213_274263.jpg


イスマエルを演じるマチュー・アマルリックは、
「ミュンヘン」
で主人公たちにフランスで色々な情報を教える、怪しげな男といえば、
思い出して貰えるでしょうか?

チョイ役ですが、カトリーヌ・ドヌーブも出てますし、フランス若手女優
VSベテラン女優の対決も見もの。

面白いけど、意外と残酷な現実を見せてくれる映画ではないでしょうか?
不思議な映画であります。
[PR]
by fyamasan | 2006-10-11 02:03 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)