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メジャー監督、デビューを目指して!

マーダーボール~NO PAIN , NO GAIN !

予告編を見た時から気になってました。
ごっついカスタマイズされた車いすに乗り、
ボールを追いかけ、ボールを持つ選手に
全身でぶつかる。
こんな競技があったんだ。
ウィルチェアーラグビー(車椅子ラグビー)の
熱き男たちの生き様を描く、アクション・
ドキュメンタリー。
映画「マーダー・ボール」

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漫画「リアル」で、車椅子の
バスケがあるのは知っていましたが、
ラグビーまであるとは。
この競技、全身でぶつかり吹き飛ばされる
こともしばしば、まるで格闘技をみているような
迫力があります。
それゆえ、ついた名前が「マーダーボール」。
マーダーは「殺人」を意味するので、現在は
この名前は避けられてます。

ルールは非常に簡単。
ボールを持った選手がゴール目指して進むだけ。
それを何とか防ごうと相手チームの選手が
思いっきりぶつかってきます。
それを何とかかわして、ゴールを狙います。

このウィルチェアーラグビーですが、世界選手権が
あり、アメリカが10年連続で優勝しており、
そのアメリカを破ったのが、カナダでした。
映画はこのアメリカとカナダの戦いを中心に、
選手、家族の姿を追っていきます。

僕が正直驚いたのが、選手の明るさ、
前向きな行動力。
ここまでくるのに、苦労は計り知れないくらい
あったのだろうけど、それを全く見せない。
「俺は健常者と何らかわりはないぜ!」と
チーム・アメリカのキャプテンの
マーク・ズバンは力強くいいます。

彼は友人の車にのっていた時に事故に合い、
四肢麻痺障害となりました。
今ではチームを引っ張るマーク。
彼の障害の原因を作った運転手の友人とも、
今でも付き合い、彼のマネージャー的な
存在となっています。
この微妙な関係も映画ではインタビューで
色々つっこんだ話が聞けます。

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色々な選手がおり、個性がきついです。
なかでもすごいのが、チーム・カナダの監督の
ジョー・ソアーズ。
元々はアメリカ代表選手でしたが、年齢を理由に
代表から落とされると、
よほど腹がたったのか、ライバルチームの
カナダの監督になり、打倒アメリカに選手以上に、
熱意を燃やす男であります。
なんて単純な人なんだと思いますが、
息子への想い、ラグビー以外でも
テニス、バスケでも才能を発揮する
すごい人なんですよね。

迫力ある試合のぶつかり合いと試合展開にハラハラ。
オフな時の素顔の選手たちに、心がジーンと来る。

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マーク・ズバンをはじめ出てくる選手は、
障害を持っているという負い目はなく、
ただの男として見てもらいたい、そして、
男として生きて死にたいと願う熱い男ばかり。

最近、少し疲れ気味な人や、元気が欲しいと
思う人、ぜひともこの映画を見て、彼らの
エネルギーを貰ってください。
まだまだ僕らには出来ることがあるはずです。
自分で限界の壁を作ってはダメだと。

NO PAIN , NO GAIN !
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by fyamasan | 2006-11-24 02:35 | ドキュメンタリー | Comments(0)