溝口健二の映画~赤線地帯
黒澤明、小津安二郎、溝口健二といえば
日本が誇る世界に認められた映画監督。
しかし、黒澤、小津の映画はよく映画館で
上映されますが、溝口映画は少ないのでは
ないでしょうか?

今年が没後50年の節目の年、梅田はガーデン
シネマで22日まで「溝口健二の映画が
特集されています。
今日は遺作となった「赤線地帯」を見てきました。

c0033213_2202282.jpg


舞台は東京は吉原の歓楽街
サロン「夢の里」で働く女性、そこへ通う男。
出入りする男女、様々な人間模様が描かれていく。

時代は売春廃止法案が可決されるかどうかで、
国会が紛糾している時。
サロンの主は商売があがったりだと憤慨し、
「他の人が出来ないことを俺達はやっているんだ。
これは社会貢献だぞ」と息巻く。
女性達も働く居場所が無くなるという危機感を
持ちながら仕事をしている。
そんな時、関西から街娼上がりのミッチーが
店にやってくる。
また田舎に家族を残すゆめ子の元に1人息子が
尋ねてきたりと、「夢の里」は少し騒がしくなる。

c0033213_2373382.jpg



歓楽街に生きる女性の苦しみとしたたかさを、
見事に描くと同時に、翻弄され、なんとも哀れな
男の性に、男としてなんとも痛い映画を
見せつけられた気持ちになる。

溝口映画と聞いて僕は映像の美しさを思い出します。
そして、難解ではない普遍的なテーマを持っているとも。
まだ1本しか見ていないので、偉そうなことは
言えませんが、この「赤線地帯」を見て、
「なるほど、そうやね」と感じることが出来ました。
出演は京マチ子、若尾文子、木暮実千代、三益愛子
などの豪華な女優陣。
彼女らを美しく描きつつも、時には人生のギリギリの
土壇場で働く、したたかな女性として描く様は、
これが50年経っても色あせない映画であることを
教えてくれます。

DVDでも没後50年ということで、ボックスが
出ていますが、機会があれば関西方面の
方は映画館へ足を運んで頂きたいです。

僕も出来るだけ、見てみようと思います。
[PR]
by fyamasan | 2006-12-12 02:53 | 邦画 | Comments(0)

メジャー監督、デビューを目指して!
by fyamasan
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
やまさんとは?
映画、格闘技(プロレス)
阪神タイガース
音楽(ロック、ジャズ、
R&Bなど)

映画を通して世界と
コミュニケーション
出来る会社

Osaka-cinema-
Communication
設立が、目標

そして、
「人々の心を開く映画を
作りたい」

座右の銘

「たかがピンチじゃないか!」


mixi,
Facebookもやってますよ。


最新のコメント
ジョニーAさん コ..
by fyamasan at 02:27
マイブログに、リンク&引..
by ジョニーA at 23:22
mi_kunさん ..
by fyamasan at 02:53
凄いご活躍ですね! 小中..
by mi_kun at 17:20
sayaさん、コメント遅..
by fyamasan at 04:42
すみません、ストロベリー..
by saya at 02:22
岩崎君へ えらいコ..
by fyamasan at 13:35
山口さん、ごぶさたしてま..
by 岩崎 at 23:04
zebraさん コメン..
by fyamasan at 03:59
fyamasan さん..
by zebra at 09:19
検索
ファン
ブログジャンル
画像一覧