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メジャー監督、デビューを目指して!

大奥~華咲く場所か地獄か?

お正月にぴったりな、豪華絢爛な映画
「大奥」を見てきました。
TVドラマの集大成という感じが随所に
感じられました。

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これまで何度無く「大奥」関係の
映画はありました。
今回は、実際にあった「絵島生島事件」を
題材に、大奥のドロドロとした女の嫉妬+
男の政治的な力関係に翻弄される男女の
愛の物語となっています。

時代は徳川7代将軍家継。
幼少の将軍、家継の生母・月光院(井川遥)の
存在を憎く思うのは、前将軍の正室・
天英院(高島礼子)一派。
事あるごとにいじめやら嫌がらせをして、
月光院を悩ませる。
そんな月光院の傍にいて、必死に支えるのは
大奥総取締・絵島(仲間由紀恵)。

そんな中、家継の側用人の間部(及川光博)と
月光院の密愛がささやかれる。
間部を何とか追い落とし権力を握りたい老中
(岸谷吾朗)と天英院の思惑が一致し、月光院
と間部を追い落とす為に、まず絵島を罠に
かけようとするのだが。

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出てくる女優陣の豪華さに、「凄い」の一言。
そして、着ている豪華絢爛な衣装にも
「凄い」の一言。
ただ、映画としては「凄い」とはならなかったです。

女のドロドロとした愛憎劇というより、大奥という特殊な
場所で生きる女性の恋の苦しみや切なさを描く純愛
ものと考えた方がいいですね。
でも、時間的にかもう少し掘り下げて、絵島なり、月光院
の心の奥あたりを描けば、さらに感情移入
出来るんですが。

歌舞伎役者の今のホストのような事をしていたのには
びっくりしましたね。
あと、時代考証的に「?」となることがありました。

映画で歌舞伎座が火事になり、騒ぎになるのですが、
近くの通りでは祭りが続いているし、花火大会も無事に
行われていますし、
「え、火事ってそんな感じで済ますの?」と
江戸で火事と言えば、すぐに火が回るからかなり大変な
事になると思うのですが、このあたりはどうなんでしょうね。

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些細な事は考えずに、豪華絢爛、ドロドロの
大奥の世界を楽しむのが一番かもしれないです。
藤田まこと、竹中直人などカメオ的に色々な俳優が
出てきますので、それをチェックしてみるのも
いいかも知れないです。

映画が終わり、クレジットにはTV関係の名前がずらり。
東映の映画ですが、邦画はもうTV関係の協力がないと
出来ないのだなあと、少し寂しく感じました。
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by fyamasan | 2007-01-15 06:46 | 邦画 | Comments(0)