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メジャー監督、デビューを目指して!

ボビー~1968・6・5 希望が消えた日

2008年のアメリカ大統領選挙。
知名度などから、ヒラリー・クリントン上院議員が
一歩リードかと思われますが、党の公認候補に
なるためにも、まだまだ厳しい戦いが
続くと思います。
2008年から40年前の大統領選挙。
大統領確実と言われた候補が、命を落とした。
1968年6月5日。
ボビー(ロバート・ケネディ)暗殺の16時間前に
アンバサダーホテルに集まった人々は
何を考え、何をしていたのか?
ハリウッド豪華キャストが問いかける。
「もう一度、希望を」
映画「ボビー」

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1968年6月5日、大統領選挙への一歩として
カリフォルニア州選挙がある日。
ボビー(RFK)の選挙本部がある、L.A.の
アンバサダー・ホテルには、多くの人が行き来し、
人それぞれが何かを抱えながらも、今日
(6月5日)という日を生きていた。

支配人のボール(ウィリアム・H・メイシー)は、
同じホテルの美容師の妻・ミリアム
(シャロン・ストーン)がいるにも関わらず、
電話交換手のアンジェラ(へザー・グラハム)と
不倫中。
厨房では、人種偏見を持つマネージャー
(クリスチャン・スレーター)のシフトに激怒する
メキシコ系従業員ホセ(フレディ・ロドリゲス)と
ミゲル(ジェイコブ・ヴァルガス)。
彼らをなだめるのが副料理長(、ローレンス・
フィッシュバーン)。長年ドアマンをしていた
ジョン(アンソニー・ホプキンス)と、元ホテルマン
(ハリー・ベラフォンテ)は、1Fのロビーでチェスを
楽しんでいる。
ベトナム戦争が激化していた1968年。
徴兵を拒否しようと結婚したエイバリー
(イライジャ・ウッド)と花嫁(リンジー・ローハン)の
二人もこのホテルにいた。
ボビーの演説前のパーティで歌を歌う、シンガー・
ヴァージニア(デミ・ムーア)とその夫(エミリオ・
エステヴェス)などなど、様々な人が、この日、
ホテルに居た。

そして、その日の夜。
選挙で圧勝したボビーがホテルに帰ってきた。
誰もがそのスピーチに、これからのボビーの
活躍に「希望」を抱いていた。
しかし、


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去年の「有頂天ホテル」や名作「グランド・ホテル」
などに見られるように、ホテルに集う人々を
描いたのが、この映画「ボビー」。
豪華キャスト22人ということで、直接ボビーに
関係ない人も含まれてますが、何かしらボビーに
明日への希望をみていたのは、確か。

1968年6月5といえば、ベトナム戦争が
泥沼化し、2ヶ月前にはキング牧師も殺された。
アメリカの希望を、世界の希望はボビーだったはず。
映画にはその当時の映像もかなり多く写ります。
それを見ているだけでも、多くの人がボビーに
期待していたのが、分かります。
ボビーをはじめ、兄のJFKやケネディ家には、
スキャンダルな裏話もよく聞きます。
決して聖人君子ではなかっただろうけど、
ボビーならこの世界を変えられるはずと、希望を
抱かせたことには、誰も「NO」とは言えないはず。

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2007年になっても、まだまだ混沌とした世界は
変わらない。
「希望」を与えてくれる人物はいないのか?
新しい希望を見つける為に、ハリウッドが結集したかも
しれない。
製作総指揮を、A・ホプキンス。
監督・脚本にエミリオ・エステベス(久々に見ました)
元彼女のデミ・ムーアと夫婦役を演じていたり、
現夫のアシュトン・カッチャーも出てたりと、違う
意味での出演陣も凄い。

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音楽も1960年代の音楽が聞こえてきましたが、
ラストが圧巻。
新旧のソウルの女王が競演、アレサ・フランクリンと
メアリー・J・ブライジ。
なんと曲はブライアン・アダムスが作ったとのこと。
「Never gonna break my faith」をぜひとも
映画館で聞いて下さい。

2月24日(土)、公開です!
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by fyamasan | 2007-02-14 00:55 | 映画 | Comments(0)