Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

ハッスル&フロウ~夢は諦めない!

昨年のアカデミー賞で、主演男優賞にノミネートされ、
主題歌賞も受賞したのにも関わらず、劇場公開は
単館でしかもレイトのみと、低い扱いでした。
知名度、内容からはそうならざるを得ないのかと
思いますが、ぜひとも日の目を見て欲しいです。

テレンス・ハワード主演
中年男の意地、爆発
映画「ハッスル&フロウ」

c0033213_1511751.jpg

アメリカはメンフィス。
30代も半ば、仕事はポン引きという
Dジェイ(テレンス・ハワード)。
毎日、暑い中、クーラーもかけれない
車で売春婦を乗せて仕事をしている。
これからの人生を諦めていた男に、ふと
昔の夢が甦る。
同郷で今はカリスマ&ミリオンラッパーとなった
スキニーが地元に帰ってくるという。
「昔はイケテた」というDジェイの夢は
ラッパーになること。
今のこの思いをラップにかけてみよう。
旧友のケイ(アンソニー・アンダーソン)、
白人のシェルビー、仲間の売春婦も加わり、
1本のデモ・テープを作り上げていく。

c0033213_15211970.jpg

バイオレンスと貧困、麻薬などこれまでの
黒人映画には正直、見るのがつらいものが
多かったのは、確か。
この「ハッスル&フロウ」は、今までとは少し作風が
違うため、女性でも気軽と言えば、変ですが、
まだ観やすいのではと、考えます。

「8マイル」や「ゲット・リッチ・~」などのような
ラッパーのサクセスストーリーでは無く、
ほんとにその辺にいる、夢に向かっていく男の、
かっこ悪くも、「頑張れよ!」と応援したくなる
話なんですね。

c0033213_15365167.jpg
c0033213_1537887.jpg












ラッパーを目指すDジェイだけでなく、
レコーディングに参加した売春婦のシャグも、
これまで体を売ることでしか、
自分を表現出来なかったのが、
「歌が、声が良い」と言われ、アレンジされた
音に、「これが自分の声」なのかと、
ものすごく嬉しそうな顔をしていたのが、
印象に残ります。
「私は体を売るだけじゃないんだ、
こういう事も出来る人間
だったんだ」と、人間として、女性として誇りを
取り戻す姿には、ジーンと来てしまいます。

c0033213_15362598.jpg


一本のデモテープに「俺のすべてをかけた
Dジェイの夢をどうぞ、応援して下さい。

歌詞(ライム)がグッと心に響いてきます。
[PR]
by fyamasan | 2007-02-22 15:38 | 映画 | Comments(0)