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メジャー監督、デビューを目指して!

天井桟敷の人々~クラシック映画vol.2

先日の「ベン・ハー」に続いて、
「夢の大作映画特集2」の第2弾。
数々の映画賞のベスト1に輝く、
「天井桟敷の人々」を見てきました。

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映画は3時間10分とかなり長く、
その為、2部構成となっています。

第1部・犯罪大通り
舞台は19世紀半ばのおフランスはパリ。
犯罪通りと呼ばれるタンプル大通りには、
たくさんの見世物小屋、芝居小屋があり、
芸人達がパフォーマンスで通り行く人々を
楽しませていた。
パントマイムの芸人のバチスト(ジャン=
ルイ・バロー)は、ある日、女芸人のガランス
(アルレッティ)を一目見て、恋に落ちる。
その日以来、バチストはガランスの事で
頭がいっぱいになるが、同じ芝居小屋に
いるナタリーは、バチストの事を想っている。

美しすぎるゆえか、ガランスには多くの
男が集まってくる。
胡散臭い犯罪詩人ラスネールをはじめ、
俳優のルメートル(ピエール・ブラッスール)や
なんと、伯爵のモントレーまで登場する。
誰がガランスの心を射止めるのか?
第1部はこの恋愛模様と犯罪通りに
暮らす人々を描いていく。

第2部・白い男。
第1部のラストから数年が流れた。
バチストはナタリーと結婚し、男の子も出来た。
一方のガランスはモントレー伯爵と結婚していた。
バチストはパントマイムで人気者となり、公演は
連日盛況。
もう1人の俳優のルメートルもシェイクスピアの劇を
取り上げたり、自身の劇団も評判が良かった。
このルメールの劇にお忍びで、ガランスが見に
着ていると、バチストは聞き、劇場まで足を運んだ。
そして、バチストが見たものは?

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確かこれも僕が高校3年か、大学1年の時に、
劇場で見ました(テアトル梅田かな)。
映画が好きになり、傑作&名作はどんどん
見るようになりましたが、映画館派の僕としては、
この「天井桟敷の人々」もずうっと映画館で上映
するのを待ってましたね。

さて、久しぶりに再会しましたが、やはり面白いです。
長さも感じさせないし、何といっても会話が
洒落ています。

こんな感じ↓

「いつ会える?」
「近いうちに 縁があればね」
「しかし 君 パリは広いよ」
「好いた同士にはパリも狭いわ」

この↑セリフも結構重要なセリフとなりますよ。

男女の三角関係、四角関係となる恋愛模様も
よくある話で普遍的なものです。
でも、それだからこそ、いつ見ても男女の恋の
話には、人は惹かれていくのでしょうね。
歓びと悲しみがたくさんつまっています。

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そして、この映画、製作が1940年代。
まだナチス・ドイツの支配下にあったフランスに
あって、このような映画を作る心意気に拍手ですね。
なんでもドイツの非占領地だった南仏のニースに
大通りのセットを作って撮影したんですから、凄いの
一言ですね。
しかもこんな傑作を。

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現在はワンコイン500円でDVDが出ていますので、
是非ともDVDライブラリーに入れていただきたい
映画であります。
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by fyamasan | 2007-04-14 05:25 | 映画 | Comments(0)