Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

大仏破壊~ビン・ラディン、9・11へのプレリュード

これも以前から読みたかった本で、
ようやく文庫化になりました。

もう6年も前で、しかも9・11があったため、
かなりの人が忘れている感じがします。

2001年、9・11の半年前、アフガニスタンの
バーミヤンで巨大な大仏像が二体破壊されました。

世界中が壊すなと、アフガニスタンに圧力を
かけたりしましたが、無残にも破壊。
あの時、アフガニスタン、タリバン、アルカイダ、
ビン・ラディンはなにをしていたのか?

「大仏破壊~ビン・ラディン、9・11へのプレリュード」
高木 徹(著)


c0033213_2294378.jpg


2001年の大仏破壊前のアフガニスタン。
ソ連軍撤退のあと、軍閥が争いを行い、国内は
10年近くほとんど無政府、内乱状態。
そんな中、イスラム原理主義の若者たち、タリバンが
勢力を拡大し、ほぼ、全土を掌握する。
アフガニスタンに平和をもたらしたい、その思いで
タリバンは戦って、それが国民に支持され、権力を
握るようになった。
ガチガチのイスラム主義の田舎ものたちは、
やがて権力の怖さをしり、それによって破滅していく。

海千山千のビン・ラディンにかかれば、こんなタリバンの
小僧など、なんてことは無かったんだろうな。


僕の勉強不足ですが、タリバンとアルカイダの区別も
ついていませんでしたが、この本を読むとよく分かります。

アメリカ政府がタリバンの幹部たちを2001年より前に
アメリカに招待していた事実も知り、世界は大仏破壊、
貴重な世界遺産を無くさずにすんだかもしれない、ことも
知りました。
でも、自国の利権のために利用して後は無視する大国の
あり方も、考え物です。

c0033213_3185620.jpg


タリバン最高指導者のオマルが少しずつ変わっていく
様子や、ビン・ラディンがいかに巧みにタリバンに
潜り込んでいったかなど、貴重な話もありますので、
これはもう即買いぐらいしてもいいような本ですよ。



前作の「戦争広告代理店
も衝撃でしたが、さらに
衝撃が広がります。


新聞やニュースだけでは知りえない、アフガニスタンの
姿がここにあります。
[PR]
by fyamasan | 2007-06-20 02:45 | 読書 | Comments(0)