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メジャー監督、デビューを目指して!

再会の街で~9/11以降の悲劇

2001年の9・11の悲劇から、今年でもう
7年になるんですね。
5年経ったあたりから、「ユナイテッド93」や
「ワールドトレードセンター」などが公開されましたが、
これはあくまでも当日の話。
9・11で愛する家族を亡くした人がたくさんいるわけ、
その人たちがどのような生き方をしたのかを描く
映画はなかったんですね。
ようやく登場しました。

映画「再会の街で」

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あらすじ
ニューヨークの歯科医アラン(ドン・チード)は
美しい妻と二人の娘に恵まれ、さらに仕事は順調、
他人もうらやむ生活を送っていた。
ある日アランは大学時代のルームメイト、チャーリー
(アダム・サンドラー)を街で見かける。
彼は“9.11”で妻子を亡くして以来、消息がわからなく
なっていたのだ。
後日アランは再びチャーリーと遭遇するが、
彼は昔のことを覚えていない様子。
だが、自宅アパートに招待してくれた。
そこは何とも言えない不思議な空間で…。


9・11で心に大きな傷を負った人はたくさんいるわけで、
これからの、これをテーマに多くの映画が作られると
思いますが、まずは先陣となるこの映画、
やはり主役を演じた、アダム・サンドラーとドン・チードルが
素晴らしいですね。

過去を忘れた、忘れよう、思い出したくないチャーリーに
必死に社会復帰出来る様に、手を差し伸べるアラン。
仕事も家族にも恵まれているが、心にどこか空虚さを
感じるアランは、悲劇を経験したが、自由に生きている
チャーリーを羨ましくも思う。

いつしか、自分が抱えていた心のもやもやしていたものも、
チャーリーと過ごすことで、少しずつ、晴れていく。

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夜な夜な、原付キックボードに乗り、i-podで音楽を
聞き、NYを徘徊するチャーリーの姿。
家に変えれば、台所のリフォームをし、プレステに夢中。
世捨て人のような生活から、社会復帰出来るまでの
大きな一歩を踏み出す、このあたりの描かれ方が本当に
心に、胸に響いてきます。

ただの重い映画ではなく、笑える場面、ほほえましい場面もあり、
(特に歯医者にくる患者たちが笑えますよ)
音楽も、ブルース・スプリングスティーンの「the river」を
はじめ、洋楽好きにはたまらない音楽がたくさん流れるので、
このあたりにもチェックですね。
パール・ジャムの「reign over me」はCD未発表とのこと。
映画館でしか聞けませんよ。

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9・11の遺族に対するアメリカ社会の受け止め方も
描かれていますので、今のNYも分かります。

チョイ役ですが、ドナルド・サザーランド、存在感のある
いぶし銀の演技です。
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by fyamasan | 2008-01-17 05:40 | 映画 | Comments(0)