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メジャー監督、デビューを目指して!

やわらかい手~意外な話に

マリアンヌ・フェイスフルという女優さんをご存知でしょうか?
1968年にアラン・ドロンと「あの胸にもういちど」で共演。
ミック・ジャガーの恋人としても有名でしたが、スターの不運か、
酒やドラッグにおぼれ、ホームレスにまで転落してしまう。
でも、再び女優として、38年ぶりに主演映画にカムバックです。

このあたりは自叙伝でも読めばすごいんでしょうね。

映画「やわらかい手」

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舞台はロンドン郊外。
初老のマギー(マリアンヌ・フェイスフル)は
ごく普通の主婦。
しかし、愛すべき孫が難病で海外で手術をしなければ、
命に関わるといわれ、なんとかお金の工面を考える。
しかし、主婦として特になんの技術も持たない初老の
マギーをどこも採用はしてくれない。
ある日、風俗店で求人募集を見たマギーは思い切って
店に入る。

オーナーのミキ(ミキ・マノイロビッチ )から、手触りが
いいと言われ、ある仕事を担当することになった。



いわゆる、「手こき」というもので、
マギーがいる部屋には、小さな穴が空いてあり、
そこから隣の部屋の男が、ペニスを出してくる。
それをマギーが手を使って、男性を「いかせる」と
いう仕事。

最初はいやいやながらしていたが、マギーの手の感触と
独特のリズムが感じやすく、源氏名「Irina Spam」の
名は評判となり、マギーの部屋の前には行列が出来る始末。

しかし、風俗店で働いていることが、息子や周囲に
分かってしまい、、、。


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これは超オススメであります
話の内容からすると、女性は引きそうな感じですが、
モザイクが入るようなシーンはないので、安心して下さい。
僕も含めて、男性は「男って本当に、どうしようもないよな」と
つくづく自虐的になりますが、笑えます。

孫を思う、祖母の気持ちや家族の絆。
またマギーとミキとに密かにロマンスを感じさせるものもあり、
コメディの要素もあり~~~の、ラブストーリーでもありますね。

主演のマリアンヌ・フェイスフルが素晴らしいの一言ですが、
マキを演じたミキ・マノイロビッチも光っています

女性としての「はじらい」はある、でも、「生活、命」が
かかっているからには、やることはやる。
そんな潔さが感じられました。

孫の為に懸命になるマギーの姿に応援しつつ、
マギーから大切なものを貰った気がします。

ひねりの効いたセリフも良いです。

ミニシアターですが、機会があればぜひとも。
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by fyamasan | 2008-02-01 06:30 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)