ペルセポリス

ペルセポリス(Persepolis)とは、

アケメネス朝ペルシア帝国の都。
ダレイオス1世(ダーラヤーウ1世)が建設した宮殿群であった。
遺跡はイランのファールス地方(当時の地名はパールサ地方)に
あり、ペルセポリスの名はギリシャ語の記録に由来する。
ペルシア語でなんと呼ばれていたのかは未だ不明である。
紀元前331年、アレクサンドロス大王の攻撃によって
破壊され、廃墟となった。

(Wikipediaより)

さて、映画「ペルセポリス」ですが、
こちらは白黒アニメ。
原作はイラン出身で、現在はパリを中心に活動する
マルジャン・サトラピ
による自伝的グラフィック・ノベル

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あらすじ:

1978年のテヘラン。
9歳のマルジは、パパとママ、そしておばあちゃんに愛され、
何不自由なく暮らしていた。
ブルース・リーが大好きなのだ。
そんな時代に革命が起き、
反政府主義者だったおじさんが帰ってくる。
しかし革命から1年後、おじさんが投獄。
自由に発言もできなくなった社会にマルジの将来を案じた
両親は、彼女をウィーンへ留学させる。ウィーンでマルジは
次第に大人の女性へ成長するが、海外での生活に疲れ、
テヘランの家族の元へ帰る決心をする。

(gooより)

去年見た、「オフサイドガール」でも感じた
ことですが、等身大のイラン人を見ると、
日本人と変わらない普通の人で、ホッとする。

過激なイスラム教のイメージが先行してしまい、
アラブとなると、どうも変な偏見をもってしまっている
自分に気づきます。

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この映画の主人公のマルジ。
ちびまるこ」ちゃんみたいで、とても可愛らしい。
ロックからパンクまで愛聴する活発な女の子。
自由を尊重する家族、特に祖母、母の影響で、
とてものびのびと暮らしいるわけですが、時代の
流れと共に、だんだんとその自由が奪われてしまいます。

イランでもこのような家族、自由を尊重する家族が
いたこと自体が僕にとってはものすごく衝撃でした。


映画を見た後、おばさんたちが、
「この映画見たらイラン人の人たちのことも分かるし、
もっと多くの人が見たら、偏見も無くなるのになあ」と
言っていたのを聞いて、本当にその通りだと。

映画はある意味では「プロバガンダ」になる怖さも
あります。
しかし、等身大の人々の暮らしを描くことで、
自分たちとなんの変わりない、ごく普通の人間なんだと
気づくわけです。
同じように、家族、恋人、仕事、学校など同じようなことで
悩んだり、幸せを感じたりと。

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また、この映画はマルジの成長物語でも
ありますが、家族の絆、祖母、母、マルジと
女性3代の物語でもあります。

特に、祖母の存在がいかにマルジに大きな
影響を与えているかが、よく分かります。

ジャスミンの話や、
「常に公明正大であれ」
「恐れが人に良心を失わせる、
恐れが人を卑怯にもする」
などの祖母の言葉がずしりと胸に響きます。

アニメーションとしては、07年カンヌ国際映画祭で
審査員賞を受賞。
アカデミー賞でも、外国映画フランス代表映画として、
ノミネートされ、今注目の映画でありますよ。



フランス語吹き替えでは、カトリーヌ・ドヌーヴと
その娘のキアラ・マストロヤンニが母とマルジを
担当。
アメリカの英語版では祖母役に、ジーナ・ローランズ
父役にはショーン・ペンと豪華声優陣。

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by fyamasan | 2008-02-09 09:49 | 映画

メジャー監督、デビューを目指して!


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