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メジャー監督、デビューを目指して!

勇者たちの戦場~イラク症候群とは?

ベトナム戦争映画の後は、湾岸戦争、そしてイラクへの
派兵問題が段々と戦争映画の主流になってきているのでは、
ないでしょうか?

イラクに派兵された兵士たちは何を見たのか?

映画「勇者たちの戦場」

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あらすじ:

イラクに駐留中の軍医ウィル(サミュエル・L・ジャクソン)は、
帰国の日が近いことを知らされる。
彼は若い兵士トミー(ブライアン・プレスリー)や
その親友ジョーダン(チャド・マイケル・マーレイ)らとともに
最後の人道支援として物資を運ぶ任務に就く。
彼らの車が市街地に到着するといきなり攻撃が始まり、
激しい戦闘に発展する。
同じ部隊のヴァネッサ(ジェシカ・ビール)は爆弾で負傷し、
軍医のウィルが応急手当にあたった。
やがてヴァネッサ、トミー、ウィルは故郷に帰ったものの、
生活に順応できなくなっていた…。
(シネマトゥデイ)


生きて祖国の土を踏む者。
死んで祖国に帰って来る者。

生きて帰って来たものの、普段の日常生活に、周りの環境に
なじめず、酒に溺れ、人間不信になり、暴力を振るう、
どんどんすさんでいく。

イラク症候群ーこの問題をストレートに描いた映画です。
周りというよりも、まず、自分自身を認められない。
だが、彼らも戦ってきたが、彼らを待つ家族も戦ってきた
のだと、気づかされるシーンには、戦争の無慈悲さが胸に
グッと迫ってくる。

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戦場も地獄なら、本来安らぐことの出来るHOMEなのに、
安らげない、「死」さえ考えてしまう、地獄へと変わっていく。
国や家族を守るために、なぜ、こんな目に合うのか?
兵士たちの声にならない悲痛な叫びが、心に響く。

大学への学費の為に
先行きの見えない人生を変える為に
愛国心の為に

今でも多くのアメリカの若者がイラクへ向かう。
自分の国の前途ある若者や国民の精神を破壊するような
戦争を続けている政治家には、イラク戦争とは
なんなんだろうか?と考えざるを得ない。

石油の為?
国益を守るため?

現在のアメリカ社会が抱える問題を、ストレートに
映し出しています。

ホラーやアクション映画の出演が多かったジェシカ・ビールですが、
今作では、心と体に傷を負ったシングルマザーの
女性兵士を熱演。


調べてみると、今年の1月公開なんで、もうDVDが
出ています。

出演シーンは少ないですが、クリスティーナ・リッチ
出ています。

重い内容ですが、ぜひとも見て貰いたい映画ですね

「戦争はいつでも始められるが、いつでも終わらせられる
ものではない」

このマキュべリのセリフは重い
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by fyamasan | 2008-06-05 05:33 | 映画 | Comments(0)