敵こそ、わが友 ~戦犯クラウス・バルビーの三つの人生~
9月になりました。
個人的には8月は映画をあまり見れませんでしたので、
今月は「映画を見る強化月間」としまして、いつも以上に
映画を見るぞ~~~と張り切っています。

そして、今月の1本目はこちら、

映画「敵こそ、わが友 ~戦犯クラウス・バルビーの三つの人生~」

予告編を見た時から、気になっていました。


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あらすじ・
1913年にドイツに生まれたバルビーは、ナチスの台頭と共に親衛隊の
メンバーになる。フランスではゲシュタポの責任者として数多くのユダヤ人や
レジスタンスを逮捕、拷問、収容所送りにした。
戦後、ドイツに逃亡していたバルビーは、アメリカの情報部にスカウトされ、
反共活動の工作員として活躍。しかしフランスに身柄引き渡しを要求された事から、
バルビーはボリビアへ亡命。
名を変えて暮らすが、そこでもクーデターに関わり…。


いやいや、「事実は小説より、奇なり」といいますが、
こんな事実はあるんですね。

戦犯として裁かれるはずの人間が、戦勝国の意図により
生き延び、利用価値がある時は、優遇され、無くなれば、捨てられる。


自己願望欲が強いバルビーは、戦争という狂気の中で、
その願望をナチス・ドイツに入ることで、成し遂げていく。

アメリカ政府に見込まれるぐらいですし、亡命先のボリビアでも
重宝されますから、工作員としての価値、組織つくりなど、その分野で
そうとう長けた人だったのでしょう。


ボリビアでチェ・ゲバラ殺害にも加わっていますから、彼からしたら
ゲバラなど赤子のように簡単に捕まえられたんでしょうね。

対共産主義には、今まで敵対していたナチスの残党を使い、
または、イスラム原理主義者を使いと、自分の国のためなら
何でも利用する、大国の論理には寒気を覚えます。
この事実は重いし、非常にやるせないですね。

戦争後の日本でも、統治には利用出来るから、昭和天皇への
戦争責任を回避させたりと、本当、大国の理念とはなんなのかと。

「リヨンの虐殺者」のバルビーが最後はリヨンで死んだことには
なにがしらの因縁を感じました。

背けたい映画ですが、見るべき映画だと思います。
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by fyamasan | 2008-09-03 02:33 | ドキュメンタリー | Comments(0)

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