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メジャー監督、デビューを目指して!

2017年 04月 14日 ( 2 )

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この映画も、ずしりと来ました。

巨匠、ケン・ローチ監督の渾身の一作。

あらすじ。

英国北部の工業都市ニューカッスルを舞台にした、心臓の発作に見舞われ大工の
仕事を続けられなくなったダニエルと、彼がたまたま知り合ったふたりの子供の
シングルマザー、ケイトの物語。
それぞれ国の援助を必要としているにも拘らず、お役所的な複雑なシステムや
理不尽な対応がそれを阻む。



日本だけでなく、世界に漂う閉塞感を強く感じました。

イギリスも例外ではなく、困っている人を助けるはずの福祉が全く機能していない。
不正受給の問題もありますが、本当に必要な人に届かない福祉とは何ぞや?と。

心臓を患い、福祉に頼らざるを得ない老人と二人の子供を抱えるシングルマザーが、
直面する現実は本当につらい。

他人事ではなく、身近にある貧困の問題を、時にはユーモアを混ぜながら、
ケン・ローチ監督が描いています。

こちらも見て欲しい映画ですね。
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by fyamasan | 2017-04-14 15:24 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)
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心、鷲掴みされました。

本年度のアカデミー賞作品賞受賞作。

アカデミー賞を取っていなかったら、大々的には公開されなかったかもしれませんね。


あらすじ・

マイアミの貧困地域で、麻薬を常習している母親ポーラ(ナオミ・ハリス)と
暮らす少年シャロン(アレックス・R・ヒバート)。
学校ではチビと呼ばれていじめられ、母親からは育児放棄されている彼は、
何かと面倒を見てくれる麻薬ディーラーのホアン(マハーシャラ・アリ)とその妻、
唯一の友人のケビンだけが心の支えだった。
そんな中、シャロンは同性のケビンを好きになる。そのことを誰にも言わなかったが……。

舞台はアメリカでは陽気な地域として描かれるマイアミ。

しかし映画では、陽気なシーンはほぼ無く、主人公のシャロンの、幼少期、高校生、
そして大人になってと、3部構成。

父は居なく、母は麻薬中毒で、育児放棄。

学校ではチビやオカマと呼ばれ、いじめられているシャロン。

落ち着ける場所は、ひょんな事から知り合った麻薬のディーラーのフアンと
その妻のいる家。そして何かと話しかけてきてくれる、同級生のケビン。

常に自身の置かれている境遇や性癖に戸惑い揺れ動くシャロン。

自身は何者なんだと?と自問自答するも、答えは見つからない。

タイトルの「ムーンライト」が意味する事と、
なんとも美しくも儚さを見せる映像。

この映画はこういう映画なんですと、とても説明はしにくいです。

しかし、心をギュッと鷲掴みされる感動が、この映画を見た人が、
アカデミー賞に推したんでしょうね。
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by fyamasan | 2017-04-14 14:12 | 映画 | Comments(0)