カテゴリ:ドキュメンタリー( 36 )

戦場でワルツを~失われた記憶を

本当に撮りたい映画を撮る。
その想いでわずか数人で4年がかりで作り上げた
執念というものが、映画から伝わってくる。

19歳で受け止められなかった真実が、40代になって、
分かることもある。
あまりにも複雑で重い真実だったが。

「おくりびと」のもっくんいわく、
「この映画が本命だったと今も思います」と言わしめた、
惜しくも今年のアカデミー外国映画賞は逃しましたが、
見事な傑作であるには違いない。

映画「戦場でワルツを」

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あらすじ:
2006年冬、友人のボアズがアリに対して、毎夜みる悪夢に
悩まされていると打ち明けた。ボアズは、それがレバノン
侵攻の後遺症だという。しかし、アリの記憶からは、
レバノンでの出来事が抜け落ちていた。
記憶から失われた過去を取り戻すために、アリは世界中に
散らばる戦友たちに会いにいく。


今もこれからもそうだろうけで、アメリカ映画では、
イラク戦争からの帰還兵の苦悩が描かれる映画が多く
なっていますね。

戦場から元の場所に帰ってきたとしても、昔のようには
過ごすことは出来なくなっている。

この映画の主人公、アリも19歳で体験したことが、
余りにも重過ぎて、受け止められずにいて、それが
記憶の一部から消えてしまっている。

失われた記憶を取り戻すために、多くの戦友を訪ねるが、
彼らもその過去を引きずって生きている。

1982年、レバノンで何があったのか?
そして、アリの両親の過去にまで、その真実のルーツが
見えてくる。


独特のダークな印象を与えるアニメーションですが、
グイグイと映像に引き込まれました。
恐らく日本人ではとうてい理解出来ない中東の政治、
宗教事情。

自爆テロや侵攻が続く今も、アリのような若者の苦悩は
続いている。

ドーンと突きつけてくる現実に、どう向うのか?
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by fyamasan | 2010-01-05 02:06 | ドキュメンタリー | Comments(0)

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち~男の美学

2010年、明けましておめでとうございます!


年末から寒い日が続いていましたが、久しぶりにこんな
寒い年明けを経験しました。

元旦は正直、違う映画を見る予定でしたが、時間の都合なども
あり、これにしましたが、逆に良かったかも。

熱い男たちにエネルギーを貰いました。


映画「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」

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あらすじ: 1973年に結成されたヘヴィメタルバンド、
アンヴィルが1982年に発表したアルバム
「メタル・オン・メタル」は、後にビッグになる数多くの
メタルバンドに影響を与えた。しかし、当の彼らは
スターダムにのし上がることなく、現在は地元でしがない仕事を
しながらバンド活動に精を出している。
そんな彼らにヨーロッパ・ツアーの話が舞い込むが……。


続けることが一番大事。
しかし、それが一番難しい。
30年以上バンドを続けること、しかも音楽だけでは
生活出来ない状態で、家族もあり、日々の生活の仕事も
しながらも、「ロックスター」になることを、夢見ることを
忘れずに生きている。

彼らのヒット曲、「metal on metal」を今、聞いても凄く
キャッチーだし、他のバンドが言うように、「なぜ、売れなかった
のか?」それを考えると、ただ、運がなかったのか?と
思うしかない。

ヨーロッパでのとんでもないツアー状況や彼らの日々の生活を
見てみると、本当に音楽が好きで、このバンドが好きなんだなあと
思えてくる。
家族も半ば成功は諦めながらも、サポートする姿勢を変えない
姿を見ることに、ひとつの家族の物語でもあるのだと、感じた。


多くのミュージシャンを目指す人は、彼らのように、名前が
売れることなく去っていくんでしょうが、50歳を越えても
まだ、「まだ、俺たちは売れるはず、ロックスターになれる
はず」と、熱い気持ちを持ち続ける音楽魂に、そんなに
へヴィーメタルが好きでない人でも、ぐいっと引き込まれる
でしょうね。

いつか、ジャパンツアーを成功させて欲しい!


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彼らが最高と自信を持って作った13枚目のアルバム、
「This is thirteen」はソニーレコードから出ています。

ぜひとも、チェックしてください。

50歳を越えた男たちが、どんだけカッコ悪く夢を
追いかけても、これに勝るカッコよさはないんだと
思わせてくれる。

魔裟斗とは対極の美学、ここにあった。



それでは、今年も宜しくお願いします!
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by fyamasan | 2010-01-02 03:28 | ドキュメンタリー | Comments(0)

映画「小三治」~粋な落語家の生き様

聞くところによると、落語界では
「世間が不景気な時ほど、寄席は流行る」と
云われているそうだ。

今、100年に一度の大不況。
未曽有の経済危機にも関わらず、落語界は
好景気でしょうか?

そんな落語界の重鎮でありながら、噺家の仕事が
第一とTV取材にはほとんど応じない、
柳家小三治師匠。

「元々撮られるのは好きじゃない」

そんな師匠を3年がかりで追ったのが、
こちらのドキュメンタリー映画「小三治」
でございます。


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あらすじ:
多くのファンを惹(ひ)き付けてやまない10代目柳家小三治。
小三治の落語の魅力をカメラに収めようと、
高座や舞台裏、地方公演の移動に密着。
さらに、それだけでは飽き足らず、スキーやクラシック音楽
など趣味に興じるプライベートを追い、人間・柳家小三治を
とらえる。
(シネマトゥデイ)


いやあ~、粋な人というのは、見ていて気持ちいいもんだ。

「カタチなんかは関係ない、噺なんだから、
こころなんだよ」

「遊びも真面目にやらなきゃ。遊びにならないよ」


その日、その日の高座の噺に集中する。

立川志の輔が語る、
「自分が素晴らしいと思う師匠たちは、みんな
落語と格闘してますね」

この言葉通りに、落語と格闘してきた小三治師匠。
その生き様は見事なもの。

TV取材にはほとんど応じない小三治師匠の
オンとオフの素顔も見れます。

映画で流れる落語も面白いが、話のやりとりが
また良い。

特に兄弟子の入船亭扇橋との絶妙なやり取りは、
これは芸というより、もう自然に出てくるもの
なんでしょうかね?
いや~、恐れ入りました。

一歩先を歩く、桂米朝の高座を舞台袖から
見て、いまだに勉強している。

人間味溢れる、柳家小三治師匠の
生き様をとくとご覧あれ~!
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by fyamasan | 2009-05-24 04:19 | ドキュメンタリー | Comments(0)

敵こそ、わが友 ~戦犯クラウス・バルビーの三つの人生~

9月になりました。
個人的には8月は映画をあまり見れませんでしたので、
今月は「映画を見る強化月間」としまして、いつも以上に
映画を見るぞ~~~と張り切っています。

そして、今月の1本目はこちら、

映画「敵こそ、わが友 ~戦犯クラウス・バルビーの三つの人生~」

予告編を見た時から、気になっていました。


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あらすじ・
1913年にドイツに生まれたバルビーは、ナチスの台頭と共に親衛隊の
メンバーになる。フランスではゲシュタポの責任者として数多くのユダヤ人や
レジスタンスを逮捕、拷問、収容所送りにした。
戦後、ドイツに逃亡していたバルビーは、アメリカの情報部にスカウトされ、
反共活動の工作員として活躍。しかしフランスに身柄引き渡しを要求された事から、
バルビーはボリビアへ亡命。
名を変えて暮らすが、そこでもクーデターに関わり…。


いやいや、「事実は小説より、奇なり」といいますが、
こんな事実はあるんですね。

戦犯として裁かれるはずの人間が、戦勝国の意図により
生き延び、利用価値がある時は、優遇され、無くなれば、捨てられる。


自己願望欲が強いバルビーは、戦争という狂気の中で、
その願望をナチス・ドイツに入ることで、成し遂げていく。

アメリカ政府に見込まれるぐらいですし、亡命先のボリビアでも
重宝されますから、工作員としての価値、組織つくりなど、その分野で
そうとう長けた人だったのでしょう。


ボリビアでチェ・ゲバラ殺害にも加わっていますから、彼からしたら
ゲバラなど赤子のように簡単に捕まえられたんでしょうね。

対共産主義には、今まで敵対していたナチスの残党を使い、
または、イスラム原理主義者を使いと、自分の国のためなら
何でも利用する、大国の論理には寒気を覚えます。
この事実は重いし、非常にやるせないですね。

戦争後の日本でも、統治には利用出来るから、昭和天皇への
戦争責任を回避させたりと、本当、大国の理念とはなんなのかと。

「リヨンの虐殺者」のバルビーが最後はリヨンで死んだことには
なにがしらの因縁を感じました。

背けたい映画ですが、見るべき映画だと思います。
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by fyamasan | 2008-09-03 02:33 | ドキュメンタリー | Comments(0)

100万ドルのホームランボール 捕った!盗られた!訴えた!

7月の後半ぐらいから、なかなか映画を見に行けない
状態が続いていますが、ぼちぼちと紹介していきます
ので、また、よろしくお願いします。

もう2001年のことなので、覚えているかたも
少ないかと思いますが、2001年の10月7日、
メジャーリーグで大記録が達成されました。

バリー・ボンズの、年間最多となる73本目のホームラン。
そのホームランボールをめぐり全米騒然のドラマがありました。

映画、「100万ドルのホームランボール 捕った!盗られた!訴えた!」
邦題が、上手すぎですね。


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2001年の10月7日、バリー・ボンズの記念となる
ホームランボールを、お金目当てで多くのファンが
球場につめよった?
そして、運命のホームランがライトスタントに放り込まれた。
ポポフという人物が取ったように思えたボールも、
他の観客が一斉にあつまり、現場は混乱した。
その隙というか、落ちたボールを拾ったのが、ハヤシ氏。

喜ぶハヤシ氏の横で、
「横取りされた、あれは俺のボールだ。俺に返せ!」と
主張するポポフ氏。
しかし、二人はお互いの正当性を主張し、ホームランを打った
ボンズが、ボールを打って、そのお金を二人で分けたらいいのにと、
コメントするも、沈静化せす、いよいよ裁判沙汰になってしまう。

たかが一個のボール?
いやいや何百万ドルの値打ちのあるボール?
野球ファン、アメリカン人、いや、世界の人の失笑を買う、
壮大な裁判の結果はどうだったのでしょうか?


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(これがいわゆる取ったと思われる映像です)

一個のボールに多額のお金が絡むと、やはり人は怖いです。
人はどんどん強欲になりますね。
そのあたりも傍観者として見ていたら、なかなか楽しめます。

思うに、ポポフ氏を筆頭に出てくる人、多くは一般人なのに、
みな喋りが上手い。
ポポフ氏なんて、キャスター顔負けのしゃべり方だしね。

裁判の結果も気になりますが、途中経過が良いですね。
何でも裁判にしたがるアメリカ事情でしょうか、ポポフ氏は
この裁判にかかった費用がなんと60万ドルと。
「え~~。あほちゃうか?」と思うくらい、お金かかるんですね。

またこの映画の楽しみなところは、野球ファンにはたまらない
内容になっていますよ。
ホームランでは、ベーブルースの記録を破ったロジャー・
マリス
や、その記録ボールを取ったファンの映像もあるし、
マリスの記録を破ったマクガイアと記録ボールのファンの
姿もあるので、メジャー史の側面を見るみたいで興味深い
ですね。
ロジャー・マリスが記録を破ったのはもう40年ほど前。
でもそんな前から、ボール保持者が有名になるほど
なんですね。
確かにベーブ・ルイスの記録を抜いたわけですからね。

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(これは俺のだ!と主張する?ハヤシ氏)

これからは甲子園や野球を見に行くときはかならず
グローブを持参しようと心に決めました。
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by fyamasan | 2007-08-08 00:55 | ドキュメンタリー | Comments(0)

戦争をしない国 日本~真の良き国へ

今年で日本国憲法が施行されて60年。
安倍内閣では「改憲」が叫ばれる中、
憲法が戦後から62年、日本にどのような
係わり合いをしてきたのか?

ドキュメンタリー映画
「シリーズ 憲法と共に歩む」第1編

「戦争をしない国 日本」

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映画はNHKの報道ドキュメントのように、
ナレーターの説明と、その映像が流されていく。

憲法がいかに生まれ、どのような人生を歩んできたかを
映画は解説してくれます。

憲法といえば、「9条」そして「自衛隊」
このあたりの関係も丁寧に描いています。

「GHQからの押し付けの憲法ではないか?」
「いやいや、憲法、9条があったからこそ、日本は
戦争に巻き込まれずに、平和でいられたんだ」

アメリカにかなり依存している日本にとって、
年々増え続ける軍事費を見ていると、
本当に「戦争しない国」なのか?と
思えても仕方ない。
次々と法律が改正され、自衛隊は海外へ。
いつしか軍隊と名称を変えるのも時間の問題かと、
ついつい危惧してしまいます。
憲法肯定派も否定派も、様々な人が
見て、考えて貰いたい映画です。

改憲派と呼ばれた岸、中曽根らの憲法に対する姿勢も
各自が少しずつ違うも、なにか不思議に感じます。

「戦争しない国」から「する国」へ変わる前に。
「戦争反対」だと自由にいえる言論の自由があるうちに、
もっともっと憲法を語り、論議の輪が広まることを願います。

防災訓練だとはいえ、街中を迷彩服をきた自衛隊員が
闊歩する日本を、もっと危惧しないと、怖さを感じました。


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この映画と同じく見て貰いたいのが、
ドキュメンタリー映画、
Marines Go Home-辺野古・梅香里・矢臼別

今なお、住人の座り込みデモが続く、沖縄の辺野古を
はじめ、韓国の梅香里、北海道の矢臼別と
米軍基地がある3箇所を舞台に、基地撤退を求める
住人らの戦いの記録です。

沖縄では、もう60歳近くになるおばあちゃんが、
基地予定の海で、抵抗するために立てた杭に
しがみつく姿を見ると、沖縄がいかに平和な日本と
かけ離れた存在であるかが、身にしみます。


戦争放棄を明言している国が、どんなに軍事費を
費やしているのか?
なぜ、「戦争をする国、アメリカ」の基地が多数あるのか?

平和と戦争の狭間に立っている、不思議な国、日本の
今を考えてみませんか?


どちらの映画も地域限定、期間限定で上映するので、
情報誌など、よくチェックして貰えたらと思います。
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by fyamasan | 2007-06-27 03:48 | ドキュメンタリー | Comments(0)

ボラット~栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

アメリカを始め、24カ国でNO1に輝いた
異色のドキュメンタリ-&フィクション映画。
日本では知名度の低さや、ネタ的にも受けないと
判断され、一旦は劇場未公開に決まりました。
しかし、しかし、24カ国でのNO1ヒットした映画が
日本で公開されないのは、オカシイとの抗議運動?
のせいかな、ようやく日の目を見ることになりました。

映画「ボラット~栄光ナル国家カザフスタンのための
アメリカ文化学習」

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カザフスタン国営テレビの看板レポーター、
ボラット(サシャ・バロン・コーエン)は、祖国の
繁栄?栄光?の為に最先端文化を勉強しようと、
プロデューサーのアザマート(ケン・デヴィティアン)と
アメリカはNYにやってきた。

街行く人に、カザフスタン風の挨拶を繰り返すが、
気味悪がられ、TV局の取材でもスタッフを唖然と
させるばかり。
ボラットの行くところ、一騒動が起こる。

そして、たまたまTVで見た「ベイウオッチ」に出ていた
パメラ・アンダーソンに一目惚れ。
彼女がいるというカリフォルニアまで、ボラットは
走り出した。
果たして、彼女には会えるのか?

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この↑の画像を見て、ひくかどうかで、この映画を
良しと見るか、否かと見るかが分かるのでは。
多くの差別発言に、下ネタのオンパレードに、
少々うんざりしながらも、僕なりには楽しんでみた
つもりです。

この映画、9・11以前なら、アメリカ人の対応も少しは
違っていたのではと思います。
外国人、特に中東系には敏感に反応する今の
アメリカには、かなり刺激の強いボラットでは、
なかったかな?
外国人を暖かく迎える人もいれば、毛嫌いする人もいる、
今のアメリカの現状を知ると思えば、凄い映画かも
しれませんね。

ドキュメントとやらせが入り混じり、どのあたりが
本気なんだろうか?
マジでこの人は切れているのか?
よくこんな映像撮っているなあと、感心しながらも、
色々なことを思いながら見ていくのも、
面白いかもしれません。

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中々味わえない、異色の映画です。
好き嫌いをせずに、一度お試しあれ~!

ボラット君にはまるか、ひきまくるか!

貴方はどっちだ?

ボラットも釘付けにした、
パメラ様のセクシーショット!
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by fyamasan | 2007-06-07 01:36 | ドキュメンタリー | Comments(3)

デート・with・ドリュー~リスクを冒せ!

やまさん的には、昔、南野陽子、今、松下奈緒。
是非とも会いたいと憧れの女性。
普通の一般人が憧れの人に会うなんて至難の業。
もし皆さんが、1ヶ月と多少のお金を渡されたら、
実行に移しますか?
こんな無謀とも思えることにチャレンジした男が
いました。
ブライアン・ハーズリンガー。

映画「デート・with・ドリュー」

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ブライアン・ハーズリンガー、現在27歳。
休職中で彼女なし。
この先どうしたらいいのか、人生を考えた時、
ある行動を思いついた。
こないだのクイズ番組で優勝して貰った
1100ドル。
とりあえず時間はある。
お金と時間(30日間)を使って、子供の
頃から憧れだったドリュー・バリモアと
デート出来ないかな?
映画業界に何のコネも無い彼が、憧れの
ハリウッド女優とデート出来るのか?
友人やそのまた友人を巻き込んで、
ブライアンの無謀な冒険 or 夢が始まった。
果たして30日間でその夢は実現するのか?
映画はこの模様をドキュメントとして
描いていきます。

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(こちらがブライアン君)

そもそもなぜ、ドリューなのか?
6歳の頃に見た「E.T」以来、彼の憧れ
だったのですが、クイズ番組で優勝を
決めた答えが「ドリュー・バリモア」
だったんですね。
それで運命を感じたブライアン。
でも、実際に行動をうつしたのには、
えらいというか、凄い。凄すぎます。

映画はいかにして、彼がドリューへと
繋がる人間関係を築いていけるかを
描きますが、見ていてとても面白い。

・ドリューと会った事がある人、
・仕事をしたことがある人、
・映画の脚本家、
・セレブを運転するリムジンの運転手、
・果てはドリューの従姉妹(しかし、一度も会った
事のない従姉妹ときた、意味ないじゃん!)と、
つてを求めて色々探るが、中々芳しくない。

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もっと自分をよく知って貰おうと
「予告編」まで作りDVDをドリューの
事務所へ送ったりする。
僕が一番笑ったのが、実現の可能性は0%なのに、
実際にドリューとデートの時、緊張すると
いけないからとそっくりさんを募集して、
彼女とデートをするシーン。
(しかし、さすがにアメリカ。
「あんたのどこがドリューやねん!」
という女性も出てくるから、大笑いでした)

その映像を見て、「本番ではこうすればいいね」
などと仲間内で話しているから、
なんとも楽天的な彼ら。

そして、ドリューの最新作「チャーリーズ・
エンジェル2」のプレミアイベントに参加するため、
偽造のパスポートを作ったり(犯罪だろ~?)と、
手当たり次第彼らは行動するのだが、
お金はどんどん無くなり、期限の30日間も
近づいてきた。

果たして映画はどんなラストを迎えるのでしょうか?
これは本当に映画館で、ラストを見て貰いたいですね。

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ブライアンがつてを探す途中に、エリック・ロバーツ
(ジュリア・ロバーツの兄)や、なんと懐かしのコリー・
フェルドマンまで会います。
30代の人には、思い出の「E.T」や「グーニーズ」、
「スタンド・バイ・ミー」のあの少年役の彼です。
「スタンド・バイ・ミー」以来、全く映画出演作を
見ていませんが、現在の彼はどんなん?

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見ている人も同じ一般人のブライアンの魅力に
どんどん引き込まれていきますよ。
とても愛嬌のあるキャラで、この映画が受けたのは
彼の人柄が受け入れられたのかも知れません。

見て損はなし、今年の前半のベスト3には入れたい
(1位ではないのか?)映画ですね。

最後に名言をひとつ、

リスクを冒さないのは人生の浪費だ」――
ドリュー・バリモア

さあ、皆さんもリスクをおかすチャレンジを!


「デート・ウィズ・ドリュー」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by fyamasan | 2007-01-24 04:11 | ドキュメンタリー | Comments(0)

不都合な真実~今から始めよう!

昨年アメリカでドキュメント映画ながら
Box Officeに顔を出すくらい
スマッシュヒットとなりました。
特別な撮影方法があったとか、話題の人が
出ている訳でもない。
ただ真摯に真実を伝えたい、そんな
熱い思いの男の気持ちがまっすぐに伝わる、
映画「不都合な真実」

エコサンデーに見てまいりました。

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現在、地球規模で問題になる環境問題。
その元凶となるのが、温暖化。
この問題に早くから取り組み、
警鐘をならす政治家がいた。
アメリカ元副大統領、アル・ゴア

彼がナビゲーターとして、今置かれている
地球の現状を分かりやすく、そして
膨大なデータから導き出された
これからの地球の姿を伝えてくれる。
これは一つの国の問題ではなく、
グローバルな地球規模で考えないと
いけない問題・それが温暖化

まずは、ゴア氏のソフトな語り口にどんどん
引き込まれていく。
「一瞬だが大統領になったゴアです」と自分を
茶化すも、つかみはばっちりいただく。
ソフトな話ぶりだが、内容はヘビーだ。
グラフやアニメーションを使い、観客の
気をそらさない。
ここまで事態は深刻なのか、
でもまだ手遅れではない。
今から、これから出来ることは何なのか?

映画を見ると、「温暖化」そのもの、
何が問題なのか?
今まで知らなかった事も、
「そうだったのか」とよく分かります。
またゴア氏が環境問題、温暖化に
関心を寄せるようになったきっかけや
自身の過去や家族のことなど、
副大統領時代には知られなかった事も
オープンに語ってくれます。
現在も「温暖化」問題を世界の人々に分かって
もらうため、世界を駆け巡っているゴア氏。
彼の努力が実るように、僕も自分で
出来ることから始めようと
決意をしたやまさんでした。

映画の中でも取り上げられますが、
地球の氷河がどんどんとけています。
そして、北極も約40%も氷河がなくなって
いる事実に愕然となります。
今ある北極の姿を描いたのが、
「ホワイト・プラネット」

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「今のこの風景は10年後には見られないかも
しれません」そんな衝撃的なナレーションで
始まるこの映画は、北極グマや北極に住む
動物達を追いかけていきます。
南極と違って土地がない北極は氷が融けたら
そこに住んでいる動物は生きていけなくなります。
また、北極の氷河がいかに温暖化の予防となって
いるかも、そして、いかにその被害を
受けているかも、よく描かれています。

北極にしても、地球そのものも、
人間にとっては
ひとつしかない故郷です。
その故郷をいかに美しい状態で未来の
人間に渡すのか?
それを今考えていかないと。

大阪ではナビオTOHOプレックス、
京都ではTOHOシネマズ二条で、
「エコサンデー」で2月11日まで
毎週日曜日は500円で見れますので、
ちょっと勉強する感じで見に行って
貰いたいです。
そして、出来ることからゴア氏と一緒に
地球のことを考えていきませんか!

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「ホワイト・プラネット」もDVDで
出ていますので、あわせてご覧下さい。
来年の今頃は映画の成果が出たと、
ゴア氏のいい話が聞きたいです。
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by fyamasan | 2007-01-22 03:51 | ドキュメンタリー | Comments(4)

マーダーボール~NO PAIN , NO GAIN !

予告編を見た時から気になってました。
ごっついカスタマイズされた車いすに乗り、
ボールを追いかけ、ボールを持つ選手に
全身でぶつかる。
こんな競技があったんだ。
ウィルチェアーラグビー(車椅子ラグビー)の
熱き男たちの生き様を描く、アクション・
ドキュメンタリー。
映画「マーダー・ボール」

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漫画「リアル」で、車椅子の
バスケがあるのは知っていましたが、
ラグビーまであるとは。
この競技、全身でぶつかり吹き飛ばされる
こともしばしば、まるで格闘技をみているような
迫力があります。
それゆえ、ついた名前が「マーダーボール」。
マーダーは「殺人」を意味するので、現在は
この名前は避けられてます。

ルールは非常に簡単。
ボールを持った選手がゴール目指して進むだけ。
それを何とか防ごうと相手チームの選手が
思いっきりぶつかってきます。
それを何とかかわして、ゴールを狙います。

このウィルチェアーラグビーですが、世界選手権が
あり、アメリカが10年連続で優勝しており、
そのアメリカを破ったのが、カナダでした。
映画はこのアメリカとカナダの戦いを中心に、
選手、家族の姿を追っていきます。

僕が正直驚いたのが、選手の明るさ、
前向きな行動力。
ここまでくるのに、苦労は計り知れないくらい
あったのだろうけど、それを全く見せない。
「俺は健常者と何らかわりはないぜ!」と
チーム・アメリカのキャプテンの
マーク・ズバンは力強くいいます。

彼は友人の車にのっていた時に事故に合い、
四肢麻痺障害となりました。
今ではチームを引っ張るマーク。
彼の障害の原因を作った運転手の友人とも、
今でも付き合い、彼のマネージャー的な
存在となっています。
この微妙な関係も映画ではインタビューで
色々つっこんだ話が聞けます。

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色々な選手がおり、個性がきついです。
なかでもすごいのが、チーム・カナダの監督の
ジョー・ソアーズ。
元々はアメリカ代表選手でしたが、年齢を理由に
代表から落とされると、
よほど腹がたったのか、ライバルチームの
カナダの監督になり、打倒アメリカに選手以上に、
熱意を燃やす男であります。
なんて単純な人なんだと思いますが、
息子への想い、ラグビー以外でも
テニス、バスケでも才能を発揮する
すごい人なんですよね。

迫力ある試合のぶつかり合いと試合展開にハラハラ。
オフな時の素顔の選手たちに、心がジーンと来る。

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マーク・ズバンをはじめ出てくる選手は、
障害を持っているという負い目はなく、
ただの男として見てもらいたい、そして、
男として生きて死にたいと願う熱い男ばかり。

最近、少し疲れ気味な人や、元気が欲しいと
思う人、ぜひともこの映画を見て、彼らの
エネルギーを貰ってください。
まだまだ僕らには出来ることがあるはずです。
自分で限界の壁を作ってはダメだと。

NO PAIN , NO GAIN !
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by fyamasan | 2006-11-24 02:35 | ドキュメンタリー | Comments(0)


メジャー監督、デビューを目指して!


by fyamasan

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やまさんとは?

映画、格闘技(プロレス)
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音楽(ロック、ジャズ、
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映画を通して世界と
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Osaka-cinema-
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そして、
「人々の心を開く映画を
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「たかがピンチじゃないか!」


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