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メジャー監督、デビューを目指して!

カテゴリ:映画( 510 )

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あらすじ・

1926年デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、
同じく画家の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)に女性モデルの代役を依頼される。
その際に、自身の内面にある女性の存在を感じ取る。それ以来リリーという女性として
生活していく比率が増していくアイナーは、心と体の不一致に悩むことに。
当初はそんな夫の様子に困惑するゲルダだったが、次第に理解を深め……。



見終わった後は、何と言えばいいのか。

内に宿るリリーを求め続けたアイナーの決意や勇気も凄いですが、
彼を支えてきた妻のゲルダ、彼女の愛する人を最後まで愛し続ける、
その姿に僕は涙しました。

トランスジェンダーという言葉もなく、性倒錯や精神病扱いされていた時代の
話しではありますが、現代でもどれだけ受け入れられているのかと、
考えると、まだまだてはないかと。


願わくば、リリーとなったアイナーの描く絵を見たかったです。

解き放たれた時、どんな絵を描いたのか?
アイナーの絵が、孤独さや寂しさが、色濃く描かれて
いたように感じました
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by fyamasan | 2016-04-03 21:10 | 映画 | Comments(0)

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ストーリー:

1952年のニューヨーク。デパートでアルバイトをするテレーズ(ルーニー・マーラ)は、
娘へのプレゼントを探すキャロル(ケイト・ブランシェット)に応対する。
優雅で気品に満ちた美しさを誇るも、謎めいたムードもある彼女に魅了されたテレーズ。
彼女にクリスマスカードを送ったのを契機に、二人は会っては話をする仲になる。
娘の親権をめぐって離婚訴訟中の夫と争うキャロルと恋人からの求婚に
思い悩むテレーズ。
そんな中、彼女たちは旅行に出掛けるが……。






いや~、ラストシーンから、エンドクレジットの間に、何か熱いものが込み上げて来て、
涙がすうっと流れました。

アートな、これぞ映画という映画を見せて貰いました。

見事に再現された1950年代のNYの町並み。


鮮やかな色彩あるファッション。

印象に残るピアノの音色。

ワンカット、ワンカットの構図。

そして、なによりもケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが素晴らしいの一言。

ありがとうございますと、言いたい映画ですね
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by fyamasan | 2016-02-28 02:44 | 映画 | Comments(0)
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ストーリー:

1984年、アップル社の新製品発表会本番を40分後に控え、スティーブ・ジョブズ
(マイケル・ファスベンダー)は部下のアンディ(マイケル・スタールバーグ)ともめている。
今回ジョブズはどうしてもMacintoshに「ハロー」とあいさつさせたかったが、
当の主役は沈黙したままだ。
マーケティング担当者のジョアンナ(ケイト・ウィンスレット)は諦めるよう説得するが……。



これ、面白かったです。

冒頭のSF作家のアーサー・C・クラークが未来のコンピューター像を
語るシーンから、「お、何やら展開が面白そう♪」と思わせる。

スティーブ・ジョブズの転機となった、3つの発表会の舞台裏を描きます。


出るわ、出るわのジョブズの理不尽な要求や変人ぶり、
挙げ句にかなりのダメ親父っぷり。


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カリスマに隠されたリアルなスティーブ・ジョブズが、スクリーンに現れます。

発表会の舞台裏ということで、舞台劇のような雰囲気。

セリフも長いから、相手とのやり取りなど、役者さんは大変だっただろうなあと
思いますが、監督のダニーボイルはニヤニヤしながら、楽しんで見ていたのかなあ?

見ているこちらも、裏方のスタッフのような気持ちになり、疲れました。
しかし、スティーブ・ジョブズと働けるなら、良いのかなあ?
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by fyamasan | 2016-02-28 02:34 | 映画 | Comments(0)
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ストーリー:

前漢時代、中国シルクロード国境近辺では36もの部族がそれぞれ覇権争いを
繰り広げていた。
西域警備隊隊長フォ・アン(ジャッキー・チェン)は久々に教師の妻(ミカ・ウォン)の元に
戻ったものの、金貨密輸の濡れ衣を着せられてしまう。
そして、彼が部下と共に雁門関に流されてから数日後、ルシウス(ジョン・キューザック)
率いるローマ帝国軍が現れる



史実を元に脚色したという、ジャッキーチェン最新作♪o(^o^)o

和洋折衷的なアクション映画。

正直、あまり期待はあまりしてませんでしたが、そのせいか、
期待以上に楽しめました。


クライマックスの戦闘シーンも迫力有りましたし、男気溢れる男同士の友情に、
また、胸が熱くなりましたね。

特にローマ軍の将軍を演じた、ジョン・キューザック、男でありました。

ジャッキーアクション、炸裂まではいきませんが、なかなかの渋い役でした。
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by fyamasan | 2016-02-22 00:35 | 映画 | Comments(0)
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ストーリー:
アメリカとソ連の冷戦のさなか、保険関連の敏腕弁護士ドノヴァン(トム・ハンクス)は、
ソ連のスパイであるアベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受ける。
その後ドノヴァンの弁護により、アベルは死刑を免れ懲役刑となった。
5年後、アメリカがソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、乗組員が捕獲される。
ジェームズは、CIAから自分が弁護したアベルとアメリカ人乗組員の
パワーズ(オースティン・ストウェル)の交換という任務を任され……。




めちゃ寒い1日ですが、見終わって、温かいに気持ちになりました…(^o^)v。

トム・ハンクスがさすがというか、見事な演技で、境地に達しているかのようでした。

ベルリンの壁がまさに出来ようとする、冷戦のピリピリした時代描写も見事でした。


ネット社会のグローバルな今だから、過去を見通せます。
しかし、冷戦のこの時の、どうなるか、どう転ぶか分からない状況で、一介の弁護士が、
民主主義と良心を持ち、交渉にあたり過程も、熱くなりました。

ドラマ的には、もっとハラハラドキドキ感が、あった方が良いのでしょうが、
ちょっと上手く運びすぎな展開ではありましたけど。

スピルバーグ、トム・ハンクス、そして、脚本にコーエン兄弟が参加して、
面白くない訳がない。

1つの時代を切り取った、人間の尊厳を熱く描くドラマでした。

映画を見て、東ドイツが出来る過程がかなり、気になりました。

本を読んで、勉強しようと、思いましたし、トム・ハンクス演じたジェームズ・ドノバン
弁護士の人生にも強くひかれました。

こちらも、本が出ていれば読みたいですね
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by fyamasan | 2016-02-20 02:45 | 映画 | Comments(0)
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1850年というから、日本ではペリーの黒船がやって来る、少し前ですね。

映画は、作家メルヴィルがトマスという男を訪ね、回想から始まっていきます。

彼はかつてエセックス号という捕鯨船に乗り組んだ、最後の生き残り。


エセックス号は、伝説と噂が入り交じる船で、巨大なマッコウクジラに
よって破壊された船。

渋るトマスから当時の壮絶な実話を聞き出すメルヴィル。



前半が迫力ある捕鯨シーンも含め、巨大なマッコウクジラと
戦うアクションがメイン。

しかし、後半から、映画のテーマが変わってきますね。

どう変わるかは映画を見てのお楽しみに。

なぜ、トマスがエセックス号の真実を語るのを、避けていたかにも関わってきます。

後半がより深いテーマになってるように思えます。

ただ、見ていて思ったのが、この映画、アメリカ人や捕鯨反対派の人は、
どう見たんだろう?と。

単なる油をとるだけの為に捕鯨し、鯨を殺していた。石油の前の
投機対象であったように思えます。

アメリカ本土近くでは鯨を取りつくしたので、遥々太平洋を
越えてまで、捕鯨に来ていた。

かたや日本では、捕鯨といえども、油をとるだけでなく、鯨の隅々まで、
活用し(近所のお寺には、鯨の骨を使った橋がかかっています)、食文化や
生活にも密接な関係があり、古い歴史もあります。

今こそ、鯨と日本、日本人との繋がりを描く映画を作るべきなんじゃないかと、
この映画を見て、思いました。
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by fyamasan | 2016-01-27 17:35 | 映画 | Comments(0)
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緊張感ある中で、次の一手がどうなるか、スクリーンにくぎづけになりました…。

元スパイダーマンのトビー・マクガイアが、チェスの天才、奇人、変人の
ボビー・フィッシャーを、熱演…。

チェスの緊迫感のなかに、フィッシャーの奇行、変人ぶりを描くことで、
緩急がついているのが、不思議な味わい。


時代がネット社会ではなく、冷戦の時ゆえ、今から考えたら、嘘って思うことも、
真剣にしてたのが、笑えてしまいます。

でも、当時の米ソの対立、勝ち負けに対する国を背負って戦う事の凄さが、
ビシビシと伝わってきますね…( ・∇・)


世界一となるも、その後の人生や世間に馴染ない性格は、
果たして幸せだったのか?

しかし、一人しか見れない世界一の景色を見たことは、
何事にも変えがたい幸せだったのか?

ふと、考えさせられました…(*^^*)
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by fyamasan | 2016-01-27 16:40 | 映画 | Comments(0)
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あらすじ・

1955年、写真家のデニス・ストック(ロバート・パティンソン)は映画監督の
ニコラス・レイ(ピーター・ルーカス)主催のパーティーで、ジミーこと
ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)に出会う。
ジミーの出演作『エデンの東』を観てその演技に衝撃を受けたデニスは、
フォトエッセイを撮ることを決意。最初は警戒していたジミーだったが、
デニスが写真を撮り始めたきっかけを聞いたことで……。



没後60周年。

生きていたらどんな演技を、どんな役者になっていたんでしょうね♪o(^o^)o

まだ、ジェームス・ディーンが、映画スターになる前の2週間。

「エデンの東」の公開前で、「理由なき反抗」の撮影前の期間。


こちらも駆け出しの名キャメラマンを目指していた、デニスと過去を見つめ、
未来を夢見た2週間。

あの有名な写真の背景に何があったのか?

素顔の、憂いを帯びたディーンを演じたデイン・デバーンも、良かったですが、
葛藤するデニスを演じた、ロバート・パティソンも、負けじと熱演♪

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by fyamasan | 2015-12-26 12:14 | 映画 | Comments(0)
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あらすじ・

砂漠と山道を徒歩で旅することにしたシェリル(リース・ウィザースプーン)。
旅をスタートさせる少し前、シェリルは母の死を受け入れられず、薬と男に溺れる
日々を送り、結婚生活は崩壊してしまう。
シェリルは人生について思い直し、自分自身を取り戻そうと決意。
こうして彼女は旅に出たが、寒さが厳しい雪山や極度の暑さが体力を
奪っていく砂漠が彼女を苦しめ……。


塚口サンサンにて。

ロードショーの時に見逃していたので、ようやく見れました♪

思っていたのとは展開が違ってました。


過去と現在が頻繁に変わる展開に最初は戸惑いました。

しかし、段々と馴れてくるにしたがって、主人公の心の深層が分かるようになってきました。

なんか見ていると何かしら自分の過去と向き合う形になるので、息苦しさもありました。

大自然の絶景と旅先で出会うユーモア溢れる人達との出会いに、ほっとしたりも。

痛さと心地よさが混じる爪痕を残す映画でした。


印象的なシーンがありました。

最初、主人公は自分が背負いきれないほどの荷物を抱えながら旅を始めます。

そして、旅を続けるうちにその荷物も減っていきます。
旅にいるものを取捨選択していきます。

つまり、これは旅を通じて、主人公が抱えていたものが、減っていくことを意味しており、
また、途中で、大事な靴を脱ぎ捨てるシーンもあります。

これは、彼女を励ましも悩ましている、母親の存在に、ひとつの区切りをつけられたことの
意味でもあると思います。

母親が誇りに思う娘になる。

そんな気持ちが主人公自身を萎縮させていたかもしれません。

1600キロの道のりを、主人公は最後までたどり着けたのでしょうか?




「ダラス・バイヤーズクラブ」の監督だけあって、新しい自分を求める、必死に生きることを
選んだ主人公の、その姿勢は同じ。



母親役のローラ・ダーン、良い存在感でした。


今年のベスト10には入れたい映画ですね。
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by fyamasan | 2015-12-09 22:58 | 映画 | Comments(0)
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あらすじ・

アメリカ在住の82歳のマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、グスタフ・クリムトが描いた
伯母の肖像画で第2次世界大戦中ナチスに奪われた名画が、オーストリアにあることを知る。
彼女は新米弁護士ランディ(ライアン・レイノルズ)の助けを借り、オーストリア政府に
絵画の返還を求めて訴訟を起こす。
法廷闘争の一方、マリアは自身の半生を振り返り……。




今年は戦後70年ということで、色々な戦争を扱った映画が公開されています。

この映画もそうなりますね。
ただ、戦争を全面に押し出すのではなく、翻弄された一枚の絵から、
ナチスから派生した悪を描いています。


亡くなった姉が残した一枚の手紙が、妹の運命を大きく変えていく。

懐かしき故郷を思い出させる、クリムトの絵画「黄金の女」。
しかし、それはナチスからの迫害を受け、両親を残して亡命したという、
悔恨を思い出させる絵でもあった。

その狭間で揺れながら、ヘレン・ミレン演じる主人公は、祖母と孫ほど離れた弁護士と、
時に喧嘩をしながら、なんとか絵画を取り戻そうと奮闘。

絵画を巡る話しの中に、人間の悪を描く(ナチスの残虐性だけでなく、
それに感化された、時代を上手く乗り切ろうと、したたかな怖さをもつ人々も)
社会派の映画でありながら、歴史ものでもあり、エンターとしても成立している。

映画の力を大いに感た映画でした。

なかなか見応えある映画です。

ヘレン・ミレンが時には弱音を吐きますが、前に向かって進む、
やんちゃなお婆ちゃんを、素敵に演じてます。

地味な映画ではありますが、見て損はない映画。

こういう映画こそ、ヒットして欲しい。
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by fyamasan | 2015-12-09 22:28 | 映画 | Comments(0)