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メジャー監督、デビューを目指して!

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「“少年の心を持った大人”という言葉が、いつの間にか“幼稚な大人”という
意味にすり替わってないだろうか?」
「大人を敵だと反抗していた少年少女時代。大人になった自分は、
理想に描いた人間になっているだろうか?」

こんな問いへの答えとなるイベントがありました。
「OSAKA ROCK CITY~共鳴野郎!
~大人になるためのメッセージ in 大阪城ホール」

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そもそも、「共鳴野郎とは何?」と思う方に説明を少し。
HPから抜粋ですが、
昨年10月にスタートした読売テレビ深夜の音楽番組「共鳴野郎」。
日本を代表するギタリスト・佐橋佳幸と元・ボ・ガンボスの
マルチ・キーボードプレイヤー・Dr.kyOnの二人が、毎回、
音楽だけにとどまらずオモロイ事に”共鳴”しています。
この番組から飛び出した音楽イベント企画が、
この「OSAKA ROCK CITY”共鳴野郎”」なのです

そして、佐橋さんとDr.kyOnのユニットがダージリンであります。
詳細はこちらから↓
共鳴野郎



今年もサマソニにはリンキン・パークにメタリカが来るし、
フジロックには、レッチリもやってきます。
この共鳴野郎も超豪華メンバーが揃いました。

オープニングをつとめた、Skoop On Somebodyから
Sowelu、河口恭吾、orange pekoe、スキマスイッチ、
藤井フミヤ、そしてオオトリが佐野元春という面子であります。
あと、スペシャルで、中島卓偉(TAKUI改め)、全盲の高校生
ジャズミュージシャンの木下航志くんの参加がありました。
この高校生、凄いですよ。
ぜひ、ぜひ、チェックしてみてください。
僕もCDを聞きたいと思います。
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こういうイベント系フェスには、アーティスト同士の競演があるのですが、
(このライブでは共鳴でしょうか)、河口恭吾の「桜」をSOSのヴォーカルの
こうへいが一緒に歌ったり、スキマスイッチの「全力少年」を河口恭吾も
参加したり、藤井フミヤの「true love」をスキマスイッチのヴォーカルの
大橋卓弥がギターで参加したりと、
「おお、この組み合わせ、ちょっとやそっとじゃ見れないよ」というものばかり。
なかなか幸せな気分になりました。

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僕的には、orange pekoeの生演奏が聞けたのと、
藤井フミヤの「true love」がオリジナルのギターで聞けたのが、
凄い印象に残りました。
「true love」では、最初にイントロでギターの「トゥルリ~」みたいな
音が聞こえますよね?
実はこれ、今回の「共鳴野郎」のギタリスト佐橋佳幸さんが、本当に
レコーディングでしてたということで、本物の「トゥルリ~」が聞けて、
かなり満足でした。


オオトリの佐野元春さん、他の人は2曲か3曲なのに、自分だけ5曲ぐらい
歌ってたんで、ちょっこっとびっくり!
僕は好きだから良かったですけど。
デビュー曲、「アンジェリーナ」や代表曲「Someday」や「約束の橋」を
聞けてよかったです。

なんとも心地よい音楽に触れていい時間を過ごしました。
また、来年も色々なアーティストの共鳴を聞いて見たいです。

これで少しは大人の男に近づいたかな?
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by fyamasan | 2006-04-30 00:47 | 音楽
「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が
脚本と製作を兼ねて、あのナタリー・ポートマンの
丸坊主姿も見れるという、これは見なくては。
そして、「V」とは何者なのか?
映画「Vフォー・ヴァンデッタ」

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時代はそう遠くない近未来はイギリス。
完全独裁国家となっていたイギリスでは、
健常者以外は異端な扱い、国民は自由や平等が
奪われている状態。
こんなイギリスに革命を起こそうと一人の男が
11月5日に立ち上がった。

彼の名は、「V」。
そして、彼に影響を受け、また影響を与える女性、
イヴィーにナタリー・ポートマン。

果たしてVの革命は成功するのだろうか?
また、Vのマスクに隠された秘密とは?

Vが革命を起こそうとする11月5日は、日本人には何の日なん?
と思いますが、1603年の11月5日、ガイ・フォークスという
人物が国会議事堂の爆破を計画しますが、これは未遂で終わり、
また彼は国王暗殺をもたくらんでいましたが、これらの罪状で
彼は死刑になりますが、イギリスでは、11月5日を、ガイ・フォークス・
デーとして、テロが防がれた事を祝う祝日をなっています。
そして、Vはガイ・フォークスの行動はテロでなく革命だと考えて、
その日に行動を起こしたというわけです。
また、Vが被るマスクはガイ・フォークスを模したものです。

1603年といえば、日本では江戸幕府が作られた年ですから、もし日本が
鎖国していなかったら、イギリスやフランスの自由や平等思想は
もっと早く日本に伝わったでしょうし、それ以降の政治もかなり変わって
いったでしょうね。


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この映画で僕が物凄く面白く感じたのは、近未来の話ながら、
非常にタイムリーな話であること。
なぜ、近未来のイギリスでは、民主国家ではなく独裁国家と
なっていたのか?
戦争やテロやウイルスの蔓延などで人々は、平和を安定を
欲しがっていたんですね。
そこにつけこんだのが、権力者たち。
治安と平和を与える限り、政府に従順な国民を求めたわけです。
飴とムチですね。
夜は自警団が巡回し、人は外へも出られない。
電話は盗聴されているし、何かに管理されている。
人は何かこんな社会はおかしいと思いつつ、平和が一応は
あるので、逆らえない。というか、逆らうと処罰される。

日本でも、オウム真理教の事件の後、破防法が出来たり、
個人の情報を守る名目の、盗聴法や、個人情報保護法が出来たりと
何かの恐怖を煽って、色々な法律が出来たように思えます。

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        (こちらが噂の坊主頭のN・ポートマン)

また、これとは逆に映画の後半で、イヴィーが「命よりも大事な理念に
目覚める」場面があるのですが、これはイスラム教徒の
「sucide bomb=爆弾自殺?」を思い起こせるもので、これも
非常に怖いなあと感じましたね。

革命かテロなのか?
命より大事な思想や理念はあるのだろうか?

映画でも答えは出ませんが、この映画を見て、皆さんが
色々と考えてみるのも如何でしょうか!
あと、1600年以降のイギリスの歴史を少し復習すると、
より映画がすんなりと分かりやすいと思いますよ。

皆さんにとって、「V」とは何者に写るのでしょうか?
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by fyamasan | 2006-04-28 00:46 | 映画
映画公開当時は、話題だからって何でも
映画にするなよと思い、その後の
TVドラマも見ませんでした。
でも、DVDを何気なしに見てみると、。
映画「電車男」

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今更ながらストーリーは
必要ないかも知れませんが。
電車で酔っ払いに絡まれている
美女のエルメス(中谷美紀)を
助けたヲタク青年の電車男
(山田孝之)のなんとも清い
ラブストーリーになっています。


しかし電車男、ヲタクゆえに女性と
付き合ったことなどなく、エルメスとの
出会いからどうしていいのか分からないので、
ネットの掲示板に質問を書き込みますが、
それに色々と返事をくれる人の助けを
借りると言うわけですね。

映画ではこの住人?に、引き篭もりの青年、
ヲタク三人組、会話の無い夫婦、
失恋した看護士などが、色々とアドバイスを
送っています。
でも彼らはアドバイスしていますが、
電車男の行動を見て、逆に電車男から、
何かあるものを感じとっていきます。
それは今の自分から一歩踏み出すことでしょうか。
詳しくは映画でお確かめ下さい。

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原作やドラマをよく知っている人には、
電車男とスレ住人とのやり取りが
不足だというような批判がありますが、
原作も何も知らない僕は純粋な
ラブストーリーとして、おおいに
楽しめました。

恋に臆病、中々前に踏み出せない電車男に、
イライラしながらもいつの間にか
応援している自分がいました。
他人(特に女性)との接し方に戸惑い、
悩む電車男の姿に、中学生や
高校時代はこんな感じだったかなと、
色々と思い出しました。
恋すると嬉しいのだが、それと同じくらいの
苦しさもあるんですよね。
初めてそれと「クラッシュ」する電車男。
頑張ってました。

女性上位の時代かなと思う場面もありました。
電車男がエルメスに面と向かって告白する時、
中々次の一言が言えない電車男くんに、
エルメスが「頑張って!」と声を
かけるんですね。
男としては何ともかっこ悪いんですが。


エルメスを演じた中谷美紀さん。
この人の色々な役柄を演じますよね。

「疾走」
ではなんとも怪しい娼婦を
演じていたりと本当に幅広い。
5月公開の

「嫌われ松子の一生」
もどんな
演技をするのか、大いに楽しみです。
また電車男を演じた山田孝之くん。
彼の次回の映画が
ドラマ「白夜行」
に続き、またもや東野圭吾原作で、

「手紙」
だそうです。

値段が高い方のDVDでは、電車男を応援する
ヲタク三人組のその後を描いた「戦車男」と
いうのが見れるそうで、それが今、非常に
気になっています。
先入観にとらわれず、色々な映画を見た方が
いいとあらためて思いました。
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by fyamasan | 2006-04-27 04:10 | 邦画 | Comments(0)
フィンランドと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
白夜?それともムーミン
知ってました?(この言い方、映画を見た方なら
分かるはず)
フィンランドって日本から一番近いヨーロッパ
だそうです。
(約10時間で飛行機で行けるらしいですよ)
邦画初のオールフィンランドロケの
「かもめ食堂」

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フィンランドは首都のヘルシンキの港近くで
「かもめ食堂」なる食堂を営むサチエ(小林聡美)
店は食堂というよりカフェに近い感じで、
白いテーブルにガラス張りで日も
よくさして、明るい雰囲気のお店。
しかし、メインメニューはおにぎりなのだ。

そんなこのお店に最初のお客が
日本大好きで、日本アニメ好きな
フィンランドの青年。
最初の会話が、「ガッチャマンの歌詞を教えて下さい」
だから、かなり渋いセンス。
(Tシャツはニャロメを着てました)

そしてこのガッチャマン繋がりで仲良くなるのが、
旅行者だったミドリ(片桐はいり)
このミドリさんがフィンランドに来た理由も、
「そんな人おらんで、ひびきさん~」と
こだま師匠に突っ込まれそう。
どんな理由かは、これは映画でお確かめ下さい。
そして、フィンランドに来たもの、飛行機の
荷物の行方が分からないので、出てくるまで、
しばらくこの店を手伝わせて欲しいという、
マサコ(もたいまさこ)も登場します。
一味違いますが、「やっぱり猫が好き」
 in フィンランドという感じかな。

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映画はこの3人を中心として、かもめ食堂に
くるフィンランド人らとも交流なども含め、
なんとも穏やかでマイペースな日常が
描かれています。
(最初はフィンランド人はみんな店の中を覗いて、
中々店に入ってこようとしません。
何故か、難しそうな顔をしたおばさんもいましたよ)


さて、この映画の魅力とは何でしょうかね?
主演3女優のそれぞれ味のある演技ももちろん
魅力ですし、(なんとも「間」のある演技が
たまらない)
フィンランドの町並みも、森の風景も素晴らしい。
そして、フィンランドの数多くある世界大会
にはびっくりします。
どんなものがあるのか、これも映画で
お確かめあれ!

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(こちらが↑店の外観です。いい感じでしょ!)

だけど、メインメニューがおにぎりである
「かもめ食堂」のように、毎日食べれる、
飽きのこない⇒おにぎり=日常を描いている点に、
観客は素直にうなずくのではないでしょうか。
(なんとも強引な図式展開ですが)

でも、この日常も普段ありそうで、無さそうな
感じなところがまたいい。
主人公のサチエさんも含め、女性3人は何かを
突き抜けた感じのする人間ゆえに、
「こんな生き方もいいなあ」と、共感出来るの
ではないでしょうか。
でも、中々出来ないのが人間って奴ですね。
いやいや。

さあ、みなさんも劇場へ行き、「かもめ食堂」で
こころを満腹にしませんか?
1800円ではきっと「えらい安かったなあ」と
感じるのでは。コネタも満載で今が旬ですよ。
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by fyamasan | 2006-04-24 23:08 | 邦画 | Comments(2)
邦画初の本格的なサーフィン映画と聞いて。
主題歌が、Def TechとサントラがDEPAPEPEと聞いて。
まだ夏には早いけど、夏を待ちきれなくて、
映画「キャッチ・ア・ウェーブ」を見てきました。

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舞台は湘南の夏。
高校一年生の野郎3人の、大洋・小林・田口は
ひと夏をここ湘南で過ごす事になった。
しかし、初めからからトラブルが。
3人の内の一人の別荘に滞在する予定だったのが、
何と鍵を無くしてしまう。しかたなく海で一夜を
過ごした彼らに運命的な出会いがあった。



伝説のサーファーでショップを経営しているデューク
(竹中直人)に出会い、彼のショップでバイトしながら
寝泊りして、彼からサーフィンを習う事になった。
そして、彼ら3人には人生を変えるひと夏の経験が訪れる。
(三人というより、具体的に言うと大洋ひとりなのだが)

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映画の良さの一つには、主人公や登場人物に感情移入して、自分も
同じような体験をしたかのような感じになることだと思います。
僕も映画を見ている時は、大洋と同じ16歳になって、自分の青春を
思い出していました。
サーフィンも美女との出会いも無かったけど、今から思えば、眩しいくらいの
季節でした。
大洋はサーフィンと出会い人生に意味を見つけたように、僕も映画に
どんどん夢中になっていました。
あらためて、あの頃から倍以上の歳を取りましたが、まだまだ夢は
諦められないなあと、強く思いました。

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映画の見所として、舞台となる湘南もそうですが、日本の海って
こんなに綺麗かったのかなあと感じましたね。
日本プロサーフィン連盟(JPSA)初の全面バックアップだけあって、
海が綺麗な場所が選ばれてますね。
こんな綺麗な所なら、サーフィンをやってみたいなあと、サーフィンに
興味を持てない人でも思うのではないでしょうかね。

またバックに流れる音楽もいいですね。
Def Techの「キャッチ・ア・ウェーブ」と映画全体に流れる
心地よいサウンドを与えてくれる、DEPAPEPEのメロディ。
サントラも要チェックです。
今年の夏はこのCD一枚でいけるはず!

主人公大洋を演じる三浦春馬君がまた良いんだ。
純朴な少年がサーフィンと恋をすることで、ひとつ大人の階段を
登っていくんですね。
(彼の顔を見ていると、PRIDE 武士道で活躍する五味選手を
思い出しました、似ているんですよ)
また、彼のマドンナ役が加藤ローサ。
まさに美女との出会いです。
デュークの竹中さんも、相変わらずいい味出してます。
お見事!

原作が現役高校生が書いたとあって、等身大の16歳の話となっています。
恋とサーフィンの16歳の夏。
あなたの心にどんな思いをとどけるのでしょうか?

この夏は、「キャッチ・ア・ウェーブ」したいです!
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by fyamasan | 2006-04-24 01:45 | 邦画 | Comments(0)
6月に「燃ゆるとき」から続いて「不撓不屈」という
高杉良原作の映画が公開されますが、
今回は建設業界の内幕を描いた
「小説 ザ・ゼネコン 」をご紹介します。

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時代はバブルが弾ける前の日本。
総理では竹下内閣が誕生したころ。
大洋銀行に勤める山本泰正は、大手ゼネコン会社の
東和建設へ出向を命じられる。
大洋銀行は東和建設のメインバンクという関係もあり、
将来性を買われた山本が出向いたのだが、社長秘書となり
建設業界の内幕を見ていく。



建設業界と言えば、談合、政治化との癒着、闇社会との繋がりなど
ダーティな面がクローズアップされますが、本書でもそのあたりの事が
克明に描かれています。
いわゆる日本の政治と経済の暗部が描かれているという感じでしょうか。
日本の会社=男社会ということで、女性の姿は殆ど出てきませんが、
会社・社会というものの醜さ、滑稽さ、また厳しさがよく描かれているので、
女性の方にも読んで頂きいたいと思います。
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by fyamasan | 2006-04-20 17:07 | 読書
もしも今、付き合っている人が実は過去に
何かがあり、全く別人として生きているとしたら、
前と同じように付き合えるでしょうか?
また、その人は過去を葬りさろうと思い、必死で
今の生活を生きているのですが、過去と本当に
決別出来るのでしょうか?
そんな問題作を、異端な監督、D・クローネンバーグが
描きました。
映画「ヒストリー・オブ・バイオレンス」

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アメリカはインディアナ州の小さな田舎町。
夫のトム(ヴィゴ・モーテンセン)は
ダイナーを経営し、妻のエディ(マリア・ベロ)
は弁護士をして一人息子、娘に囲まれて
幸せな家族として、日々を過ごしている。
ところがある事件からこの家族の絆が
揺らぎ始める。
トムは経営するダイナーで強盗2人を
正当防衛で殺したことで、「地方の英雄」
として、TVで取り上げられ、
街でも人気者になった。

妻としても頼りがいのある夫は嬉しいのだが、ある日、
店にフォガティ(エド・ハリス)と名乗る人物が現れる。
トムをジョーイと呼び、なにやら妻の知らない夫の過去を
知っている感じ。
彼の登場が徐々にエディにある思惑を与えてしまう。
「本当に私の夫はトムなのだろうか?正当防衛とはいえ、
見事な銃さばきだったと聞いている」
しかもジョーイとは人殺しなのだ。
そして、いよいよその疑惑が確信へと変わっていくのだった。

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さあさあ、本当にトムはジョーイなのか?
もしそうだとしたら、エディや子供たちは全く別の人間と
分かった夫、父親とどう接していけばよいのだろうか?
この続きは映画館でお楽しみ下さい。

いわゆるサスペンス映画的にじわじわと恐怖が伝わってきますね。
寡黙なトムを演じたヴィゴ・モーテンセンの演技がまた良いです。
良き夫~妻に灰色の疑惑を受けてしまう、この幅のある役どころを
見事に演じてますね。セリフも少ないですが、目やちょっとした
仕草で、感情の機微を現していますね。

監督がD・クローネンバーグということで、暴力シーンと殺された後の
人間の姿に、「あ、これはD・クローネンバーグらしいなあ」と過去の作品を
ごらんの方には分かってもらえるのでは、ないかなと僕は感じました。

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さて、これと似たような映画あるので、
ここでご紹介します。
しばらく前にTVでしていましたので、
見た方もおられると思いますが、
「ハイ・クライムズ」です。
妻クレア(アシュレー・ジャド)はやり手の弁護士。
(お、この設定も似てますね)
夫のトムは建設会社を経営している。
(お、名前もトムではないか。これも似ている)

子供はいないが二人で幸せに暮らしていたのだが、
ある事件が起こることにより、これまた二人の絆に変化が
生じます。

ある日、二人の家に強盗が入った事から、トムの素性が警察に
分かり、FBIから逮捕されてしまう。
何とトムとは嘘の名前で、彼は元海兵隊の特殊部隊員。
だが、ある事件を起こして逃亡していたというのだ。
夫は身の潔白を妻に主張し、妻も弁護士として一緒に戦うことになる。
そして一緒に戦う弁護士にモーガン・フリーマンが出てきます。
妻は夫の潔白を信じていたのですが、徐々に夫に疑惑が出てきます。
「本当に夫はトムなのか?」
そしてその疑惑がある確信へと変わっていきます。

ここまで書くと殆ど「ヒストリー~」と同じ展開ですね。
「ハイ・クライムズ」はこの後、法廷ドラマも入り、海軍の
身内の恥を何とか隠そうとするその隠蔽体質が、ここまで
するのかというぐらいの話も出てきます。
軍や警察といった権力機構はえてして身内には甘いですからね。

「ヒストリー~」を見る前に、「ハイ・クライムズ」を見て、比較して見るのも
良いかもしれないですね。
同じような題材を、監督はどのように料理しているのか。

でも、怖い話ですよね。
そして、なんとも切ない話でもありますね。
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by fyamasan | 2006-04-20 06:46 | 映画
人は臨終の前に色々な言葉を言いますが、
自分なら何を言うだろうかと考えた。
男ならこの橋鶴のように言うのも本望かも
知れないですね。
こんな「寝ずの番」ならしてみたい、そう思いました。
マキノ雅彦 監督の「寝ずの番」

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上方落語界の重鎮・笑満亭橋鶴(長門裕之)も
いよいよ死期が近いと見えて、弟子達が見守る中、
一番弟子の橋次(笹野高史)が、「何か最後に
これはしたかったなあと思うことありませんか?」と
聞くと、師匠は、「そ、○が見たい」と答えた。

「そそ?」と弟子達がびっくり。
「そそ」とは京都弁での女性の性器のこと。
何とか師匠の最後の望みを叶えたい、
そう思った弟子達は、師匠の妻(富司純子)よりも
若い方がいいやろという事で、橋太(中井貴一)の
妻の茂子(木村佳乃)の「そそ」を見せる事で、
師匠の望みを叶えさせた。
ところが師匠は
「そそ、じゃ無くて、そとが見たいって
言うたんや~」と、
最後の声を出して、この世を去りました。

こんな前ふりから始まるこの映画、全編が
「下ネタ」の嵐。
「ち○ぽ」、「お○こ」などのオンパレードなので、
これはダメと思う女性も多いかな。
でも、僕的にはそんなに下品には感じ無かった
ですね。
洒落といいますか、粋な感じがしました。
噺家さんの話なんでそっちの方へ行くのも
仕方ないなあと思いますが。
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映画は師匠が死んだ後、弟子や弟子の嫁が集まって、
師匠の色々な過去の話を、
「そういえば、こんな事あったなあ」と
話し出すんですが、
芸人らしく豪快なエピソードが満載です。
たまにほろりとさせる話もあるので、
なんともいい感じ。
湿っぽいお通夜も、こんな明るく賑やかなら、
死んだ人も喜ぶでしょうね。
でも、師匠の「寝ずの番」だけと思ったら、
とんでもない。
これからまたまた展開が二転三転してきますよ。
この先は映画でお確かめ&お笑い下さい。

ちょい役で高岡早紀さん出てました。
お色気にクラッときました。

原作は中島らもさんで、笑福亭松鶴師匠を
モデルにしているらしいです。
監督はマキノ雅彦、これは津川雅彦さんで、
なぜ、マキノ姓にしたかといいますと、日本映画の
産みの親とされるマキノ省三さんは、津川さんの
祖父、大監督のマキノ雅弘さんは叔父に
あたるんですね。
初監督作として、「活動家(カツドウヤ)」の
原点のマキノ姓を名乗ったというところでしょうか。

マキノ雅彦監督の粋な映画をぜひ、映画館で
堪能してください。
口コミからか、50歳以上の観客が多かったですね。
連日、満員みたいで、4月18日の昼過ぎには、
監督、出演者の方が、舞台挨拶に見えるとの事。
これもチェックしてくださいね。


(ちなみに、女性の性器は九州では“ぼぼ”、
関西では“おめこ”、東北では“べっちょ”、沖縄では
“ほーみー”、淡路島では“おちゃこ”と
言うのだそうです)

ちょっとしたトリビアかな?
いやいや不謹慎ならすいません!
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by fyamasan | 2006-04-17 22:02 | 邦画 | Comments(6)
去年は8mmで自主映画を作りましたが、
今年は1年がかりでドキュメンタリー映画を作っていく
予定です。

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朝日カルチャースクールで、「原一男監督のドキュメンタリー
する快楽」という講座があり、その一環で受講生で
ドキュメンタリー映画を作ることになりました。
まだ何を作るのか、誰とどう作るとか、全く何も決まっていませんが、
何とか、1年をかけて、こんなドキュメンタリーを作りたい、こんな企画を
してみたい、自分の作りたいものを作っていけたらと思います。

決まり次第このブログで発表しますので、楽しみに?して頂けたらと
思います。

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さて、原一男監督と言えば、代表作「ゆきゆきて、神軍」があり、
日本では数少ないドキュメンタリー映画監督ですが、昭和20年
生まれとは思えないほど若々しく、想像とはぜんぜん違いました。
もっと強面な人かなと思ってましたが、喋りも達者ですし、今は
大阪芸大の教授をされているだけあって、なかなか渋い60代でした。

話のネタにしてましたが、初の劇場映画「またの日の知華」は、
完全自主映画で1億何千万のお金が製作でかかったらしい
ですが、映画がこけてしまったので、今は借金をかなり抱えて
いるとの事でした。
でも、何かを生み出すクリエイトする人は、パワフルといいますか、
借金かなりあっても常に前向きなのが凄いです。

1年後、受講生で作ったドキュメンタリー映画を上映するのが
目標ですが、その上映会をブログで発表出来るように、
また頑張りたいと思います。
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by fyamasan | 2006-04-13 23:43 | 映画
タイムマシンものってたくさんありますよね。
ドラえもんののび太の机もそうだし、小説、映画と
今まで色々なタイムマシンものが、人々の想像を
かきたてましたが、いったいこのタイムマシンという
発想はいつ頃出来たのでしょうかね?
映画「サウンド・オブ・サンダー 」

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時は2055年。
その時代では人類はタイムマシンを開発し、自由に過去や未来へ
行き来出来たのでした。
タイムサファリという会社がこのタイムマシンの開発会社であり
その権利を得ており、約5分ほど、白亜紀へ行き恐竜を銃で
倒すツアーでボロ儲けをしておりました。
(この会社の社長がベン・キングスレーです)

このツアーですが、規則があり、
「過去を変えるな」
すなわち、
「過去のものを一切触るな」
「過去に何も残さない」
この3つが守られていたはずなんですが、いつかは誰かが
ルールは破るものです。
ある参加者が偶然にもあることをしてしまったんですね。
それから、2055年の現在が変わり始めていくんですね。
これが物凄く早くて、植物や動物などいきなり約6500万年分の
進化をしますから、
こんなゴリラの顔をしたトカゲのようなものが生まれたり、
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魚とワニを足したようなものまで出てきて、人間に襲い掛かる
わけなんですね。
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怖いの、怖いの、こんなの出てきたら、ビビりまくりでしょう。

映画はこの人類を滅亡へ導く進化の波をどう止める?
いや止めれるのか?にハラハラドキドキとなります。
ちらっと人間の進化したものも出てきますよ。

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結末は皆さんの考えの通りなんで特に目新しさはありませんが、
2055年の生活風景や(車のデザインが面白い)、上記の変な
生物が色々出てきたりと、なかなか楽しめました。
このあたりは「ジェラシック・パーク」に似てますね。

ただ、この映画見ていて思ったのですが、出てる俳優に「華」が
ないんですね。
主役はタレ目のちょいベン・アフレック似のエドワード・バーンズや
ベン・キングスレー、キャサリン・マコーマックと、どちらかといえば、
脇役で力を出すタイプではないでしょうか。
内容が内容だけに他の俳優は断ったのか?と考えたりもしますが。

時間があるから何か気軽に映画でも見るかっていう人には
オススメかもしれませんが、今月は一本しか映画を見れないって
いう人には、あんまりオススメ出来ませんね。

また、この手のタイムマシンの映画はあると思いますが、
未来ではこのタイムマシンは出来ているのでしょうかね。
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by fyamasan | 2006-04-12 01:41 | 映画