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さあ、いよいよ竜倒や~奇跡の逆転Vへ

9月29日、いよいよ今日から甲子園で、
阪神VS中日の今期最終戦が行われます。

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ゲーム差は3.
今日から阪神が中日に3勝すれば、同率首位となります。
阪神は目下8連勝とノリに乗っている。
そして、舞台が甲子園ということで、もうすでに勝負はあったのも当然。

名古屋ドームのあの悔しさを、甲子園で倍にして中日に返して欲しいのも。

昨日もホームランに好守と、チームを引っ張る兄貴、金本。
今日も川上を、明日は山本昌を、次は朝倉を、ホームランで
KOしてやってくださ~~~い!

頼むぞ、兄貴!
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by fyamasan | 2006-09-29 15:28 | スポーツ | Comments(0)

60年代の邦画が熱い・その1~飢餓海峡

なかなか映画館で見ることが出来ない昔の邦画。
もう終わってしまいましたが、高槻セントラルで
特集していた、「サスペンス傑作選2」
その名に恥じない、素晴らしい選択でした。
この前は「太陽を盗んだ男」
を紹介しましたので、今回は、
「飢餓海峡」をご紹介します。

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水上勉の原作を内田吐夢監督が、
骨太で壮大な、しかし人間の
悲しい宿命を見事に
描いています。

戦後の混乱期の函館。
青函連絡船の転覆事故があり、
多くの死傷者が出たが、乗客人数と
死体の数が合わない(二人多い)

事故前に起きた質屋放火事件と何かしら
関係があるのではと、考えた刑事、
弓坂(伴淳三郎)は、逃亡している3人組の
男達を追う。
そして3人組が仲間割れし、一人が
生き延びたと考えて、その一人の
行方を懸命に追っていたのだが。

そして10年が流れた。

犯人の一人から多額のお金を貰い、東京で
暮らしていた遊女(左幸子)は、偶然に
新聞で今や地元の名士として多額の
寄付をした犯人(三國連太郎)の
記事を見てしまう。
お礼をせねばと会いにいくのだが、
これがまた悲劇の始まりでもあった。

松本清張の「砂の器」
のように、人間の心の闇の深さ、人間の
持って生まれた悲しい業が、悲劇を
もたらす事に、とても胸が打たれる。

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映画を上、中、下と分けるとすれば、
上が函館、中が東京、そして下が舞鶴と
3つの舞台で描かれる。
舞鶴では若き高倉健が、
主任刑事役で登場します。

映画のチラシには、「三国の「業」、
左の「哀切」、伴の「執念」と
主演三人の三つ巴の運命劇」と
書かれています。

まさしくその通りで、時間は3時間近く
ありますが、そんな長さを感じさせない
展開で、人間の宿命とは、何であろうか?
と深く考えてしまう。

最近感動がないなあと思う人には
大推薦します。
井筒監督も、邦画NO1と大プッシュする
この映画、見て損はなし。


実はこの「飢餓海峡」、TV版もあるのです。
TVでは、若山富三郎、藤真利子、
山崎努などが出演してます。
僕はまだ未見なので、見たら
感想をアップします。
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by fyamasan | 2006-09-28 02:26 | 邦画 | Comments(4)

めし~ロケ地を訪ねて

今年の
宝塚映画祭
にも上映予定の「めし」。
1951年製作なので、もはや半世紀も前の映画になりますが、
なんとロケ地は、かなりそのままの状態で残っているのです。
大阪は阪堺電車に揺られて約10分。
今も昭和の香り残す、「天神ノ森駅」近くに、ありました。

原節子、上原謙主演、成瀬巳喜男監督

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周囲の反対を押し切って結婚したのはいいが、
結婚生活5年で早くも倦怠期になった夫婦。
夫(上原謙)の姪(島崎雪子)が東京から家出を
してきた。
家計が苦しいのに姪を甘やかす夫に腹を立てた
妻(原節子)は実家に帰ってしまう。
夫婦間の微妙なこころの揺れを見事に描いた
映画として、高く評価されています。

戦後、ようやく落ちつきだした、大阪が舞台。
チンチン電車が走り、空襲で焼け残った昔ながらの場所と
いうことで、成瀬巳喜男監督が、ここを選んだということです。

2006年の現在、この地を訪ねても、新旧の家は立つもの、大きな
マンションがないので、昭和の香りが残る町並みです。

こちらが実際に撮影に使った長屋の家。
現在は空き家となっています。

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こちらが少し離れて撮影したもの。

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この家の左手を行くと少し段があり、映画に出てきた井戸の跡もありました。


近くに住むおじいさんに尋ねたら、丁寧に色々と教えてくれました。
この家で撮影し、近くの天神ノ森天満宮でも撮影が行われたことなど、
すごく嬉しそうに語ってくれたおじいさんが印象的でした。

樹齢何百年の木々には圧倒されましたし、安産の石も置いてあり、
ここに淀君の安産を願う為、豊臣秀吉も訪れたという歴史もあります。

天満宮では撮影しませんでしたが、天神ノ森駅を撮りました

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平成の世にあって、まだ戦後の香りも残させる町が残っていた事に、とても
驚くと共に、それが大阪にあるというのが、嬉しかったやまさんでした。

生涯100本以上の映画に出演した原節子さん。
この「めし」で、毎日映画コンクール女優賞、また監督の成瀬巳喜男に
とっても初の林芙美子の小説の映画化でした。

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時間がある方は、天神ノ森駅あたりを散策してもらったら、忘れていた
昭和に出会うかもしれないですよ。

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by fyamasan | 2006-09-26 02:39 | 映画 | Comments(0)

まさに「風と共に去りぬ」~さらばOSスバル座!

少し前に紹介しましたが、ミナミのOSスバル座が9月24日をもって
閉館となりました。
僕も24日の最終上映に何とか間に合い、見て来ました。
映画「風と共に去りぬ」

昭和22年の開業から映画の夢を魅せてくれたスバル座も
まさに「風と共に」去っていきます。

最終上映前には、支配人からも挨拶があり、映画館は拍手で包まれました。
映画終了後も拍手で幕を閉じました。


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今更なんの説明のいらない不朽の名作であります。
アメリカは南北戦争時の南部。
美しくも勝気な女性スカーレット・オーハラ(ヴィヴィアン・リー)の
波乱に富んだ人生を描いています。

1939年にアカデミー賞10部門受賞。
確か僕が高校生の頃、生誕50周年ということで、リバイバル公開されました。
映画館で見たかった僕は待ちに待った感じで見に行きました。
その時のキャッチコピーが、
「時は流れ人は去るとも、変わらぬのはこの愛」
17年以上前に話になりますが、自分ながらよく覚えてますね。
純な高校生だったやまさんは、大感動でした。

あれからもう17年ですか、早いなあと。
17年ぶりにスクリーンで見る「風と共に去りぬ」は、
正直なところ、「あ、こういう映画だったんだな」と。
南北戦争で運命を翻弄されう主人公達。
スカーレットとレッド・バトラーの愛も結局はすれ違いから、
終わってしまっていたのかと。
いつまでもアーシュリー?を思い続けるスカーレットに別れを告げるレッドには、
もう少し違う選択肢はなかったものかと、色々と考えてしまいます。

確か続編がアメリカではTVドラマになっていたように思えます。
映画の続編は反対が物凄かったので取り止めたと聞きましたが、
真相はいかに。


映画の前や休憩時間にスバル座のロビーで、この映画館で上映した
映画リストなど見てると、「あ、この映画もここで見たよなあ」と思い出しました。

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この後、この映画館はどうなるのでしょうね?
何とか昔ながらの映画館、色々と知恵を出して頑張って欲しいです。
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by fyamasan | 2006-09-25 02:07 | 映画 | Comments(1)

X-MEN ファイナル ディシジョン&  「夜叉」~TOHOシネマズ難波で

9月22日、オープンのTOHOシネマズ難波へ
行ってきました。
千円均一(旧作は500円)ということで、
話題の映画「X-MEN ファイナル・
ディシジョン」を見ました。
超ド級(古い?)の音響設備と振動の
揺れがとても心地いい映画館の環境に、
大感動のやまさんでした。
もしかしたら、この映画館で「X-MEN3」を
見たから、こんなに良かったのでは、とも思えます。
この映画館で何度となく大作は見たいと
思いますね。

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いよいよ最終章というわけですが、
特にストーリーがどうのこうのという
映画ではないです。
今回は、ミュータントを普通の人間に
戻す特効薬(キュア)が
出来たことにより、
1.人間にいつの間にか、征服されるのでは
  と危惧し、人間に征服  される前に、
  こちらから攻撃していこうという考えのミュータント。
2.あくまでも人間を信じて、人間と共存する
  生活を望むミュータント。

この1側,2側のミュータントと人間の三つ巴の
争いになるのですが、争いのシーンは、ぜひとも
迫力のある映画館で味わって貰いたいです。
DVDじゃ半減どころか、1/3ぐらいじゃない
でしょうか?

「X-MEN」シリーズは、3作見て思うことは、
裏を返せば人間VSミュータントの図式は、
人種間か宗教間の争いに置き換えると、
分かりやすいですね。
今回の特効薬によって、ミュータントは普通の
人間になれるわけなので、それを望むミュータントに
とつては喉から手の出る薬。
しかし、本当にこのまま薬で変わって
しまっていいのかと悩む。
このあたり、僕は宗教を変えたり、思想を変える
転向者の気持ちがにじみ出ているような
気がしたのですが。

これまで歩んできた人生とアイデンティティを
捨てる訳ですからね。
今のままで、これから過ごしていくのか?
それとも全く新しく人生をやり直すのか?
どちららが正しいのかは、答えはすぐに出ませんが。

僕的には「X-MEN」、かなり奥が深いです。

恋愛あり、父と息子の絆あり、大アクションありと
色々な「あり」がついてますので、この「あり」を
一度スクリーンで楽しんでください。

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冒頭でも書きましたが、本当に音響と環境に
感動しました。
これなら1800円出してもいいよねと思えます。
大阪にお住まいの方で、これから「X=MEN3」を
見られる方は、TOHOシネマズ難波で見て
頂きたいですね。
どの席に座っても、同じ音響が売りの映画館ですが。

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さて、この後、500円で見れるのもあり、
高倉健主演の「夜叉(やしゃ)」も見てきました。

かっては大阪ミナミで「夜叉の修治」として名をはせた
ヤクザだった修治も、今では足を洗い、日本海の
小さな港町で、妻と子供とつつましく暮らしていた。

しかし、この港町に螢子(田中裕子)と矢島
(ビートたけし)が、来たことにより、修治は
もういちど夜叉の修治に
戻らねばならなかった。

昔ヤクザで、今は堅気。
しかし、ふとしたことで、ヤクザだった自分に
戻らなければならない。
そんな役をやらしたら健さんの
右に出るものはいない。
背中の刺青「夜叉」が見えるシーンは、
背中で人生を語る男でしたね。

もうこの時点で健さんのその後の俳優人生が
決まったように思えて、
とても興味深かったです。
小林念持や壇ふみ、岩崎ひろみ、大滝秀治 など
若かりし頃の姿が印象大。(念持さん、若すぎる)


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もう20年前の大阪ミナミを舞台に、ヤクザと
大暴れする健さん。
「弾いたろか!来んかい!」というセリフに、
やまさんはしびれてしまいました。
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by fyamasan | 2006-09-23 03:31 | 映画 | Comments(2)

saw 3~11月18日、公開決定!

一昨年の秋から、映画ファンを楽しめてくれる「saw」シリーズ。
今年もやってきます。映画「saw3」
アメリカでは10月末に公開ですが、日本では11月18日。
だいたい後2ヵ月後ぐらいですね。
待ち遠しいぞ!

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このポスターも前作同様にえぐいですが。

こちらが「saw2」のアメリカで禁止になったポスター

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公式サイトからストーリーを抜粋すると、ストーリーはこんな感じ。


【ストーリー】
小学校で起きた殺人事件現場に呼び出された
女性刑事ケリー(ダイナ・メイヤー)。
鎖に繋がれた死体は、爆弾で飛び散っていた……。
その遺体が行方不明となっていたエリック刑事では
なかったことに胸をなでおろす。

そして、

【ジグソウの誘い】
目覚めたら、食肉工場の地下室
扉を開けると、鎖につながれた3人の男女

貯蔵庫には、最愛の息子を、飲酒運転で轢き殺した男。
解体場には、犯人に軽罪しか与えなかった判事。
冷凍庫には、ひき逃げを目撃しながら証言しなかった女。

<<さあ、ゲームをしよう
  この3人の運命は、お前次第・・・>>

俺は、息子を殺した人間たちを処刑するのか?


おお、ここまで読むと、映像が見たくてたまらないですね。
監督は「saw2」の監督のダーレン・リン・バウズマン。
脚本は「saw」の生みの親のあの二人が練りに練ったものらしいです。

今から、11月18日が待ち遠しくて、待ち遠しくて。
このポスターもえぐいですね。


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by fyamasan | 2006-09-22 02:10 | 映画 | Comments(2)

紙屋悦子の青春~静かなる鎮魂歌

今年の四月に、黒木和雄監督が
亡くなられました。
享年75歳。
戦争を憎むが、大手を振って声高ではないが、
反戦への思いを静かに、だが強く描いた映画監督。
「TOMORROW/明日」、「美しい夏キリシマ」、
「父と暮せば」の戦争レクイエム三部作を発表後、
この映画が最後の作品となったことは、
とても悔しい思いがします。
映画「紙屋悦子の青春」

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昭和20年の春は鹿児島。
小さな田舎町にも空襲があり、戦争がすぐそこまで
迫っている事を感じさせていた。
両親を空襲(たまたま東京へ行き、そこで
空襲にあった)で亡くし、兄夫婦(小林薫、
本上まなみ)と一緒に暮らす悦子(原田知世)に、
ある縁談が持ち込まれる。
永与少尉(永瀬正敏)との縁談だが、
彼を薦めたのは、悦子が密かに
恋焦がれる明石少尉(松岡俊介)だった。
永与は航空の整備士で、松岡は航空士官だった。

複雑な思いで見合いを承諾した悦子だが、
見合い当日兄夫婦は用事で留守にしており、
悦子が永与と付き添いの松岡を出迎えた。
食料事情の厳しい中、悦子は愛情を込めて、
おはぎをつくる。
そして誠実な永与の人柄に触れて、結婚を
承諾するのだった。
桜が満開のある日、松岡が紙屋家を訪ねてくる。
いよいよ明日、特攻部隊として鹿児島を立つと。

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この映画、バックに流れる音楽と呼べる音はない。
静かな風の音やどこからら聞こえる波の音など、
日常の暮らしにある音が、
バック音楽として使われています。
その日常の音が、静かな田舎町に忍び寄る戦争を、
より一層見ている者に、伝わらせてくれる。

愛する人(松岡)と結ばれたい悦子。
だが、彼は特攻部隊として戦争に命を捧げる。
だからこそ、松岡は愛する人(悦子)を守る為、
こいつなら大丈夫という永与を悦子と引き合わした。
そして、それを素直に受け入れる悦子。
そんな二人の思いを知ってか、永与は松岡の
分まで悦子を愛することを誓う。

戦時中、日本のどこかの田舎町でもあったで
あろう、同じような切ない恋愛。
今と違って自由恋愛などご法度だった時代の
悲しくも美しい、この純愛に涙が止まらなかった。

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戦争の結末を知る僕らには、あともう少しで
戦争が終わるのに、明日が知れない
主人公たちには、今日しかない。
見ていて本当に胸が痛くて痛くて仕方なかった。

戦闘シーンもなく、血が吹き飛ぶこともない。
しかし、戦争の悲惨さが、ズシリと胸に突き刺さる。

映画館は年配の方が多かったですが、
ぜひとも10代、20代の人に見てもらいです。

元々は戯曲の映画化です。
エンドクレジットに流れる唯一の音楽にも
注目してくださいね。
こちらが戦争レクイエム三部作です。

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紙屋悦子の青春
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by fyamasan | 2006-09-19 02:17 | 邦画 | Comments(0)

さよなら! OSスバル座!

9月22日(金)に、昔、南街シネマがあった場所に

TOHOシネマズ・難波
がオープンします。
それと引き換えと言っていいのでしょうか、千日前のOSスバル座が
9月24日を持って閉館します。

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僕も何度か行きましたが、ロビーが印象的でした。
星をちりばめたようなロビーで、スバル座が光ってました。
歴史をみれば、なんとオープンが昭和22年で、「心の旅路」が
最初の映画だったらしいです。

最近のシネコンの影響もあり、昔ながらの映画館はどんどん閉館へ
追い込まれている状況は、映画ファンには辛いものがあります。


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さて、そんなOSスバラ座ですが、閉館イベントとして、
22日に「2001年宇宙の旅」
23日に「タイタニック」
そして最終日の24日は「風と共に去りぬ」を上映します。

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OSスバル座によく通った人や一度も行った事がない人も、OSスバル座で
名作映画を楽しんでみるのは如何でしょうか!
前売り800円、当日1000円ということです。
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by fyamasan | 2006-09-17 03:08 | その他 | Comments(0)

太陽を盗んだ男~長谷川和彦の熱い魂

現在、高槻松竹セントラルでは、
「サスペンス傑作選2」というタイトルで、
主に1960年、70年代のサスペンス邦画の
上映をしています。
僕は「飢餓海峡」と「太陽を盗んだ男」の
二本を映画館で見たくてしかたなかったので、
まずは「太陽を盗んだ男」を見てきました。

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もはや伝説となっている、長谷川和彦監督。
3本しか映画を撮ってとらず、どれも評価は高いの
ですが、特に「太陽を盗んだ男」は抜群の人気を誇る。
さて、どんな話なのかといいますと、
主人公城戸(沢田研二)は、中学の理科の教師。
風船ガムとあだ名があり、いつもよく寝ている。
ところがこの男、とんでもない計画を立てていた。


それは、原子力発電所からプルトニウムを盗み出し、
自家製の原爆を作り出してしまうこと。
映画の前半はプルトニウムを盗み出す為の
周到な用意や、原爆を作る過程がスリリングに
描かれており、どんどん引き込まれる。

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そして、原爆を完成させたのは良いが、さて、
何をすればいいのか、考えていない。
このひとつ抜けた所がまだ面白い!
政府に対して、何か原爆で要求しようと、
色々考えて、まず、第一に、プロ野球の
ナイター中継を最後まで見せろという要求を
考える。
1970年代当時は、延長も無く、途中で
放送が終わるのが当たり前。
巨人ファンの城戸はそれが嫌でしかたなかった。
さあ、その後、どんな要求を出すかは、
映画を見てのお楽しみ。
ヒントは、ローリング・ストーンズ。
ローリング・ストーンズは初来日が
1989年です。
何なのでしょうかね?

偶然に知り合った警部(菅原文太)を交渉相手に、
警察VS城戸の戦いが描かれていき、
この熱い戦いは最後まで疾走していく。

映画は147分と長めだが、それを感じさせない
演出で、さすがに伝説の監督が撮った伝説の
映画であると、頷かざるを得ない。
冷静に考えると「ありえない」のですが、
それがどんどん引き込まれていくから不思議だ。

2006年のこの時代から見ると、アラも目に付くが、
そんなことなど吹き飛ばすパワーが溢れている。
このパワーに匹敵する邦画はなにが
あったかなと考えてしまう。

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主演の沢田研二に、「仁義なき戦い」の菅原文太。
池上季実子演じる新人類的な不思議な女性。
水谷豊や西田敏行がチョイ役なのが、
凄いでしょう?
そして、助監督に相米慎二の名前が出るから、
なんとも不思議な感じ。

映画が好きな人、サスペンスが好きな方なら、
この映画を見ていないとは、
なんともったいないことか。
DVDも出ていますので、一度ガチンという
衝撃を体験してください!
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by fyamasan | 2006-09-17 01:51 | 邦画 | Comments(0)

トランスアメリカ~性を越えた何か

「スカートの下に何があるかより大事なもの」
このキャッチコピーが気になって仕方なかったです。
ずばりと映画の内容を伝えるその一言に感心でした。

映画「トランスアメリカ」

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本来の性にどこか違和感を持ち、本当の
性は別ではないかと悩む、性同一性障害の
主人公、トビー(フェリシティ・ハフマン)は、
来週、いよいよ男性から女性への手術を
することになった。
これで姿、形、心まで女性になることが
出来て、悩みから開放され、幸せが
くると、そう思っていた。
しかし、一本の電話が彼、いや彼女の
人生を変えてしまう。


実は大学生の頃、一度だけ、女性と
Hしたのだ。
そして、その時に出来た息子トビーが
捕まり、刑務所へ。
身元引き受けとして、NYまで出向くが、
こんどはトビーの父親探しの旅
(ロスまで)に一緒について行くことになった。
もうすぐ女性になる父親とその父を探す息子の、
なんとも風変わりな関係な二人の大陸横断の
旅が始まった。

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息子には教会から来たとウソをいい、
男性&父親だとバレナイように、
必死に行動するブリーが面白い。
隠そうとすればするほど、ボロが出てくる。
だけど、外見が綺麗な女性から遠ざかるほどに、
女性としての内面が光り始めるから不思議だ。
そこに息子のトビーも気づき始め、
一人の女性として惹かれ始める。

そして、女性としての姿、形ばかり
を気にしていたブリーは、内面を気にして
いなかった自分に気づき、本当の女性に
一歩近づいていく。
本来の自分の姿を実の息子に伝えられない
ブリーの心苦しさに、見ている者は切なくて
仕方なかったです。
また愛を知らないで自分を傷つけてばかりいる
トビーもブリーとの旅で愛の優しさに触れていく。


旅の途中で、ブリーの家族の性に対する
偏見やトビーの忌まわしい過去など、
現在の世界が抱える性の問題が
浮かびあがってくる。

重たい内容の映画がこんなにも笑って泣いて、
楽しめるものに出来るアメリカ映画は、
やはり凄いなあと感心してしまいました。

さあ、旅の終わりにブリーとトビーは
どのような変化をしていったのでしょうか?

ブリーを演じたのは、女優のフェリシティ・ハフマン。
日本では今一知名度がないですが、
TVドラマ「デスパレードな妻たち」での
女性としての素顔をご覧下さい。
また、トビー役のケヴィン・ゼガーズは、
若き、リバー・フェニックス、
レオ様、「T2」のエドファード・ロングに
似ていますので、これからの
彼の人気ぶりに注目です。
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  (こちらの男性 ↑)
僕が嬉しかったのが、ブリーの父親が
エイドリアンの兄だったこと。
{「ロッキー」シリーズでの話です)
久しぶりに見た、彼は相変わらず
とぼけたキャラでした。
年はとってますしたが。
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by fyamasan | 2006-09-15 01:13 | 映画 | Comments(0)


メジャー監督、デビューを目指して!


by fyamasan

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そして、
「人々の心を開く映画を
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