Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

<   2008年 03月 ( 13 )   > この月の画像一覧

以前にも書きましたが、旧高槻セントラルで見た、
「喜劇・とんかつ一代」を見た時も、こんな面白い邦画が
あったのかと、驚きと喜びにひたってしまいましたが、
また、また発見がありました。

監督・瀬川昌治

映画「喜劇 初詣列車」

主演は渥美清

c0033213_0163360.jpg


あらすじ・

東京-新潟を行ったり来たりの恋愛珍道中!
上田新作(渥美清)は、国鉄で働く長距離列車の車掌。
しっかり女房・幸江(中村玉緒)と可愛い娘・鞠子とともに
平凡だが幸せな日々を送っていた。
そんなある日、幼なじみの坂本美和子(佐久間良子)と
バッタリ遭遇。
小さい頃から憧れの君であった美和子の表情は
どこか寂しげだった。
美和子の弟である研吉(小松政夫)探しを買って
出る新作だが、
幸江は新作が浮気していると誤解して…。


製作が1968年ということで、フィルムが所々傷んだりも
してますが、全編通じて、面白かったの一言が言えます。

「寅さん」がシリーズ化なる前の渥美清。
この人、やはり面白いわあ。
真面目だけど、どこか可笑しい国鉄の車掌さん。
研吉くんを説得するために、同じようにヒッピーの格好をして、
騒ぎ出す。
渥美清のヒッピー姿はなかなか見れませんよ。

中村玉緒、小松政夫もまだまだ若くて、佐久間良子も綺麗です。

色々なコネタもあり、これがあの場面で活かされているのかと、
考えるなど、奥が深いコメディ(喜劇)であります。

c0033213_0303628.jpg


DVDで「列車」シリーズで出ていますので、ぜひとも
見た頂きたい映画です。

邦画の再発見を!

c0033213_0312276.jpg

[PR]
by fyamasan | 2008-03-29 00:31 | 邦画 | Comments(4)
時代は「Back to the '80s」らしい

今年に入って、ポリスの来日コンサートもあり、
四月には、
「ナイトレンジャー&ファイアーハウス」の
ジョイント。
また、
「シカゴ&ヒューイルイス&ザ・ニュース」の
ジョイント。
5月には(しかも僕の誕生日9日に)
ASIAのオリジナルメンバーによるライブ。

そして、おそらくこれで最初で最後となる、
TOTO&ボズ・スキャッグスのジョイントライブ
 IN フェスティバルホール、行ってまいりました


c0033213_2133459.jpg


2大 AORの競演ということで、「大人のロック」
至福の時間を過ごしてきました。

ほぼ7時過ぎに開演で、ボズ・スキャッグスが登場。
御歳、63歳。
ゆえに頭も禿げてしまい、ちょっとおじいさんぽかった
ですが、あの甘い声は健在でした。
「Slow Dancer」 「Harbor Lights」など有名どころから
あの「We're all alone」も聞かせてくれました。
この曲は最後にTOTOとやるのかと思いきや、
あっさり歌っちゃいましたね。
個人的には、「Heart of mine」が聞きたかったですが。

途中から、デヴィッド・ペイチがキーボードで入り、
この時の歓声がまた良かった。
そして、ラストあたりで、スティーブ・ルカサーも
ギターで参加してきました。
また、歓声が凄い!


そして、セットのチェンジの後、TOTOの登場。

チョイ悪おやじな感じで、かっこいいぞ
TOTOのオリジナルメンバーのスティーヴ・ルカサー、
元気いっぱいにステージを動き回る。
これまたオリジナルメンバーのヴォーカルの
ボビー・キンボール。
やたらと、ステージから消えたり、出てきたりするので、
気になりましたが

ベースのリー・スクラーはなんか仙人みたいで、神がかり的な
雰囲気が漂ってましたね。

「ロザーナ」「アフリカ」の2曲が聴けただけでも
良かったですが、会場を盛り上げようとする、
彼らの姿勢が良かったです。

c0033213_2143538.jpg


僕的には「TOTO IV~聖なる剣」あたりしか詳しくは
知らないので、もう少し予習をすれば良かったかなあと
少し後悔

ラストは、ボズを招いて、一曲。
これまた痺れたなあ。

7時から始まって、終わったのが、10時45分あたり、
かなり長時間でした、みなさん、お疲れ様でした。

個人的には、マイクの音量がもう少しあってもと思いましたが、
あんな感じなのかな?
ところどころ、聞き取りにくかったので。

やはり年齢層は高かったです


でも、至福な3時間弱な時間を過ごせましたね。


ありがとう~TOTO&ボズ!

さあ~、来月は「シカゴ&ヒューイルイス&ザ・ニュース」だ!


グッズも色々売ってました。
とりあえず、プログラムとTOTOの携帯ストラップ
買いました。
ボズのポスターが売っていたのには、びっくり
[PR]
by fyamasan | 2008-03-26 02:14 | 音楽 | Comments(0)
大阪ではレイトショー限定ですが、予告編が秀逸で、
なにか気になる存在でした。
男の妄想パワーか?
それとも

なにやら不思議なパワー全開の
映画「フローズン・タイム」

c0033213_141291.jpg


あらすじ: 美大に通っているベン(ショーン・ビガースタッフ)は
ガールフレンドのスージー(ミシェル・ライアン)と別れては
みたものの、未練がましく「やり直したい」と申し出る。
しかし、スージーにすでに新しい恋人がいるという事実を
告げられベンはショックで不眠症になってしまう。
(シネマトゥデイ)

そこからベンは眠れない時間を有効に使おうと、
夜間のスーパーのバイトに出る。
ここでバイトしているのが、変なやつ等ばかりで
これまた笑えます。
「ジャッカス・シリーズ」のような悪ノリな男、二人。
カンフーの達人らしい男。
風変わりなボス。
そして、少し陰のあるシャロン(エミリア・フォックス)。
ベンは少しずつ、このシャロンに惹かれていく。

c0033213_1575188.jpg


この映画の凄いところは、ベンが時間を止めてしまえる
事ではなく(それはそれで凄いのですが)、その止まった世界の
映像ですね。
どのように撮っているのか?これが不思議な映像ですね。

男には嬉しい、綺麗な女性の裸も多く見られるし、
特にスエーデン留学生の裸には、思いっきり、
凝視してしまいました。
男の妄想のエピソードも笑えます。
やはり考えることは、万国共通なんだと、変に実感しました。

怒っている彼女をストップモーションで描いたり、
静止した彼女の絵があったりと、写真家出身の
ショーン・エリス監督の
こだわりが見えた映画であります。

特にラストの映像は美しかったです。

c0033213_1582982.jpg


アートな映画が好きな人、おバカな映画が好きな人など、
色々なジャンルの映画好きに、オススメ出来そうな
気がします。

最初は陰があるちょっと陰鬱な感じのシャロンがだんだんと
綺麗になっていく姿にも注目ですよ!
[PR]
by fyamasan | 2008-03-24 01:59 | 映画 | Comments(0)
NDJCって何?
これは文化庁が重い腰を上げて、ようやく
日本にも映画&映画作家を国が協力して、
育てていこうというプログラムであります。

同様のプログラムが、
フランス・CNCが60年前に。
アメリカ・AFIが40年前に。
韓国・KOFICが30年前にとかなり遅れをとっていますが、
ようやく日本も2006年から始まっております。

そして、2007年度のプロジェクト参加者の中から
5人の監督が選ばれ、その合評会があり、参加してきました。


その中で僕が特に良かったのを2本。

c0033213_0473243.jpg


1本目 「天国のバス」 監督・脚本:郡司掛 雅之

ストーリー
キャバクラで働き始めた彼女の美樹を許せない雄三は、
誕生日の3日前に美樹と喧嘩。
誕生日当日は、先輩の寅吉と喫茶店にいた。
寅吉はそんな雄三に、とっておきのプレゼント
「天国のバス」を用意していた。

なぜ、天国なのかと言いますと、このバスは19時の渋谷発の
六本木経由新橋行きなんですね。
つまりこれから職場へ向かうキャバ嬢の乗車率がめちゃめちゃ
高いわけなんです。
ただバスに居ながらにして、キャバ譲と同じ空間にいれるという、
「天国」なバス。
そこに乗り込んだ、寅吉と雄三。
どんなドラマが待っているのでしょう?

寅吉には邦画には欠かせないバイプレーヤーの大森 南朋 。
バス運転手の優しいまなざしも良いぞ。
みんなテンション高くて、とんとん拍子に進む展開は
ちょっと作りすぎかなと思いますが、楽しめます。


c0033213_0481181.jpg


2本目 「UFO食堂」 監督・脚本:山口 智

ストーリー
UFOが数多く目撃されているという、ある田舎町。
そんな町を出て東京の大学へ行きたいと思っている女子高生、
上戸ユウには気掛かりなことが。
それは実家の食堂『UFO食堂』のこと。
受験が近づいたある日、ユウは自分の代わりに
店を手伝うアルバイトを募集することに。

実際に福島県にあるという、UFOの町。
監督の友人の友人が作った「UFO食堂」のCDを
聞いてから、インスパイアされたという、この映画。

UFO食堂、UFOが目撃されたと情報が入ると、全品半額になり、
店は大忙しになる。
受験生ながら、母が家を出て行ってしまったので、ユウは
手伝いをしなくてはいけない。
「こんな村 を飛び出して、東京に行ってやる」
そう思うユウの前に行方不明だった母が戻ってくる。
「あいつも帰る場所がないんじゃ、可哀想だろ」と
母をかばう父に反発もするが、「自分には戻れる場所」が
あることに、ユウは大事なことに気づいていく。

UFO食堂の家族を高山 侑子、志賀 廣太郎、片桐 はいりが
演じるなど、豪華な出演陣。
UFOの町を舞台に、過疎化の進む村で「帰る場所がある」
ことをテーマに、監督はユーモラスに人間賛歌を描く。

30分だともうちょっと見たいなあという感じになりますが、
すごく完成度が高い映画でした。

「かもめ食堂」と片桐 はいりさん、だぶりますが、相変わらずの
存在感ですね。

UFO村のエピソードも面白く、暖かい。
僕は好きですね、この映画。


5作品とも完成度が高く、さすがに選ばれたという感じですね。
どの監督も脚本を書かれていて、独特の世界観があります。
自分はどの世界に合うのか、色々な監督の映画を見ることで、
色々と分かることもあります。

今回は短編でしたが、次回はぜひとも長編を見てみたい
ですね。

NDJCの今後の発展を願っています。
ていうか、僕も参加しないとね。
[PR]
by fyamasan | 2008-03-18 00:51 | 邦画 | Comments(0)

ノーカントリー

カンヌ映画祭からアカデミー賞まで数々の映画祭で
高評価を得た、コーエン兄弟の待望の新作。
アカデミー賞もとっちゃいましたからね。
初日のレイト見てきました。
100人ほどの規模ですが、ほぼ満員でした。
熱気か?ものすごく暑かったぞ

映画「ノーカントリー」
原題 「No country for old men」

c0033213_24212.jpg


あらすじ・

メキシコ国境に近い砂漠でハンティング中に、
偶然、死体の山に出くわしたルウェリン・モス
(ジョシュ・ブローリン)は、大量のヘロインと
現金200万ドルが残されているのを見つける。
危険を承知で大金を奪ったモスに、すぐさま追っ手がかかる。
必死の逃亡を図るモスを確実に追い詰めて行くのは
非情の殺し屋アントン・シガー(ハビエル・バルデム)。
そしてもう一人、厄介な事件に巻き込まれたモスを
救うべく老保安官エド・トム・ベル(トミー・リー・
ジョーンズ)が追跡を始めるのだった。



重い、重い空気が映画館に充満する。
カップルも多かったけど、不向きな映画でしたね
重たさと同じくらい、緊張感が続く映画です。

c0033213_2424652.jpg


自分の仕事(殺し)と技術向上にしか興味を持たない、
全く素顔が見えないシガー。
悪の権化とかしたのか?

200万ドルに目がくらんで危険な逃亡に出るモス。
お金さえあれば、幸せになれるという、考えか?
しかしそのお金の為に、すべてを失いかねない。

そして、現在の犯罪に理解が出来ずに、途方にくれてしまう、
老保安官のエド。
何か自分に出来ることはないのか?
それを求めて、彼もモスの後を追う。

彼らの行き着く先はどこなのか?
テキサスの荒野の風景が、諸行無常の世界を醸し出す。

c0033213_2432385.jpg


全編を通じて、緊張感があり、モス、シガーの
逃走、追跡シーンは怖さを持つ、スリルがありました。


3人の直接絡むシーンがもう少し見たかったなあと
いう感想はありますね。

気になったのが、
忍び寄る小さな音から、銃撃戦の大きな音など、
音にちょっと注目してもらいたいです。


現在の社会を痛烈に描くことに定評のあるコーエン兄弟ですが、
この「ノーカントリー」は、みなさんの目にどう映るでしょうか?

変な?髪形が余計に不気味な、何を考えているのか分からない
殺し屋を演出していますね。

トミー・リー・ジョーンズもBOSSでは宇宙人していますが、
枯れた、老いた保安官の役なんて、めちゃめちゃ雰囲気が
出て、良いですね。



バイオレンスが満載なので(人が死にすぎる?)、苦手な方には
どうでしょうか?

時々、くすりと笑えるシーンがありますよ。
それがホッとしますが。
[PR]
by fyamasan | 2008-03-16 02:51 | 映画 | Comments(0)

「リピート」 乾くるみ

映画ほど気軽に数は増えないですが、
今年はどんどん読んでいきたいと思います。

書店に行き、最新刊は何があり、シリーズものは
何巻が出ているのか、色々と探す時間が楽しいです。

某書店でコーナーがあり、ちょっと目を向けると、

「話題騒然!
あの「イニシェーションラブ」より驚けます」

乾くるみの「イニシェーションラブ」って知らないしな。
とりあえず、本の解説を読む。

「もし、現在の記憶を持ったまま10ヶ月前の自分に
戻れるとしたら?
この夢のような「リピート」に誘われ、疑いつつも人生の
やり直しに臨んだ10人の男女。
ところが、彼らは一人、また一人と不審な死を遂げて、、、。

あの「イニシェーションラブ」の鬼才が、「リプレイ」
+ 「そして誰もいなくなった」に挑んだ仰天の傑作」
とありました。

c0033213_439499.jpg


おお~~、めちゃめちゃ面白そうやん!
笑顔でホクホクとレジまで。
そして時間があれば読み進めていきました。

感想は一言でいうと、めちゃめちゃ面白かったです

タイムトラベルものは僕は好きですが、いやーー、
よく出来ています。
たった10ヶ月なんですが、これがまた長く感じるんですよ。
「いざとなったら人間なんて」、の嫌な面が描かれているし、
かなりリアルに感じました。

意外な展開が待ち受ける。
衝撃的な結末も見逃がせないぞ!

ぜひとも、連続ドラマ化して欲しいものです。
主人公の毛利くんは、山田孝之に決定かな、僕的には。

映画的には、「バタフライ・エフェクト」と
「アイデンティティー」を足して2で割った感じですが、
如何でしょうか?

c0033213_4413478.jpg


そして、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」をも
読み終えました。

正直、大体のストーリー展開は知っていましたが、最後のオチ、
犯人など知らなかったので、どんなもんやろ?と
楽しく読みました。

「へえ~~、こんな内容だったのか?」
何人か死んだ後、残った人たちは気づくわけですよね。
こんな誰もいない孤島で、他に犯人はいない。
残った人間の中に犯人がいるんだと。
それからの疑心暗鬼な人々の描き方も凄いし、
ラストの犯人の告白も衝撃でした。

解説文を書いていた、赤川次郎の
「そして、誰もいなくなった」が、一番好きな作品であり、
永遠の目標である、その言葉も印象に残りました。
[PR]
by fyamasan | 2008-03-15 04:41 | 読書 | Comments(0)
僕が子供の頃から、今でもたまにですが、
祖母が戦争の話をしてくれます。
大阪の空襲も経験しており、焼夷弾や爆撃の音が
非常に怖くて、動けなかったと。
そして、大阪駅から焼け野原になった御堂筋を
見ると、高島屋の建物が見えたと。
「なんにも残ってなかった」と、語ってくれていました。

場所は名古屋と変わりますが、空爆をおこなったアメリカ軍
搭乗員を処刑した命令を出し、戦後、B級戦犯として、起訴
された、岡田資(たすく)の戦いの日々が始まる。

映画「明日への遺言」

c0033213_334848.jpg


あらすじ・
1945年、東條英機元首相らA級戦犯が東京裁判で
裁かれる中、横浜地方裁判所では、戦争犯罪行為の
命令者であるB級戦犯、及び実行者のC級戦犯の
裁判が行われていた。
東海軍司令官だった岡田資中将(藤田まこと)と
部下19名は空襲の際、パラシュートで降下した搭乗員を
捕虜として扱わず、正式な手続きを踏まずに処刑
したことで殺人の罪に問われていた。
フェザーストン主任弁護士の弁護のもと、
岡田は、すべての責任は自分にある事を主張した…。


「一般市民に対する無差別爆撃をした兵士は、
捕虜ではなく戦争犯罪人であるから処刑した」と、
自分の行為に言い訳も逃げもせず正々堂々と裁判で
主張する岡田中将。

反対に、戦争中の自分の行為を何とかごまかそうとする、
他の軍人たちの姿も描かれる。

上司が部下の責任を取る。
このことは簡単なようで、難しい。

岡田中将と他の軍人たちの違いとはなんだろうか?

c0033213_344921.jpg


それは彼のこの言葉に表れていると思う、

「敗戦後の世相を見るに言語道断、何も彼も悪いことは
皆敗戦国が負うのか?
何故、堂々と国家の正義を説き、国際情勢、民衆の要求、
さては戦勝国の圧迫も、また重大なる戦因なりし事を
明らかにしようとしないのか。
要人にして徒に勇気を欠きて死を急ぎ、或いは
責任の存在を弁明するに汲々として、
武人の嗜みを棄て生に執着する等、真に
暗然たらしめらるるものがある」

まさにラストサムライだった、岡田中将。

比べてみてもらいたいのが、こちら


映画「蟻の兵隊」


もし、上官が岡田なら、このような悲劇は起こらなかった
ように思いますが。



映画は大半が裁判シーンで、戦争中の爆撃シーンなど
一部、記録映像が流れます。
僕が一番「おおっ」と思ったのが、オープニング。
これは言いませんが、凄いです。なるほどと思いました。

劇場は高齢の方が多く、僕は真ん中で見ていたので、
周りを囲まれた感じでした。
出来れば、10代、20代の方にこそ、見て貰いたい映画で
あります。
「男たちの大和」などに、泣いていた人には、是非とも、
見た貰いたい。
涙の質を考えて貰いたいです。


原作は大岡昇平の「ながい旅」
藤田まことの渾身の演技を、ぜひとも、映画館で見てください!
[PR]
by fyamasan | 2008-03-12 03:06 | 邦画 | Comments(0)
ケイト・ブランシェットを見よ!
この神々しい、凛とした姿を!
まさしく英国女王のエリザベス!

映画「エリザベス ゴールデンエイジ」

c0033213_3153620.jpg


あらすじ・

25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。
父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの
女王として即位したが、国内にはカトリック
信者が 大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。
その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを
占領すべく 狙っており、スペイン国王
フェリペ2世は ことあるごとに圧力をかけてきた。
さらにカトリック派のスコットランド女王
メアリー・スチュアート(サマンサ・モートン)
の存在も火種となっていた。


世界史でも習いました、イギリスが当時無敵の
スペイン艦隊を撃ちくだき、大英帝国を築く、
その時代のど真ん中の話であります。

天候が、時勢が少し違えば、エリザベスの運命は
変わっていただろうし、世界史が変わっていたかも
しれませんね。

c0033213_3161759.jpg


苦境に立たされながらも、自分を強くみせ、恋愛も諦め、
(冒険家のローリー卿(クライブ・オーエン)への想い)
女王という地位を守りぬいた、ケイト・ブランシェットの
まるで乗り移ったような演技に、「天晴れ!」
一言が出てきそうですよ。

運が味方したエリザベスと
見放されたメアリー。
彼女たちの違いは何だったのか?

スペイン艦隊との戦闘シーンも迫力ありましたね。


ちょうどタイムリーというか、今、読みかけている本が、
「暗号解読」 サイモン・シン著。

c0033213_3182091.jpg


古代からの暗号に関するエピソードが色々書いてあります。
映画にも出てくる、スコットランドの女王、メアリー。
もしエリザベスが失脚していたら、彼女が女王になっていた
わけですから、凄いですよね。
彼女がカトリックの反体制派から手紙が届いていたりして
ましたが、実際はあれは暗号で書かれてまして、
それが見破られて、 彼女は裁判にかけられて
自滅していきます。
(エリザベス女王への反逆罪として)

このあたりも本で詳しく書いていますので、興味ある方は、
一読を!
[PR]
by fyamasan | 2008-03-11 03:19 | 映画 | Comments(0)
「ロード・オブ・ザ・リング」から
ファンタジーと名のつく映画がドンドン公開されるので、
みなさんもたぶん、ファンタジー映画は少々消化不良気味
ではないでしょうかね?

この「ライラの冒険 黄金の羅針盤」は
どうだったでしょうかね?

c0033213_3543459.jpg


あらすじ:
“オックスフォード”の寄宿生である12歳の
ライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は、
一心同体の守護精霊“ダイモン”という動物と
いつも行動をともにしていた。
そんな不思議な世界で、謎の組織に子どもたちが
誘拐される事件が続発、親友を誘拐されたライラは
自ら捜索に乗り出す。(シネマトゥデイ)


面白かったですし、楽しめました。
でも、凄いなあ~という感想でもなかったですね。
公開すぐということで、入りは良かったですが、
上映中にトイレに行く人も多く、エンドクレジットになると、
ほとんどの人が席を立つ。
余韻に浸れる映画ではないのかい?

ダイモンという、自分の守護精霊がいるんですが、
これが僕も欲しいですね。
そのダイモンが傷つくと自分も傷つくので大変ですが
黄金の羅針盤も懐中時計みたいでカッコいい。

c0033213_3562191.jpg


熊が活躍するし、この熊たちが人間くさくて、面白い。
ライラの活躍も期待出来るし、ニコール・キッドマン
(顔怖いよ)やダニエル・クレイグ、
(サム・エリオットが一番オイシイ役では)
など、豪華出演陣も見ものですが、全体的なインパクトが
僕的にはいまひとつな感じです。

続編は見たくなりますが、続編はいつ公開なんでしょう?

しばらくすると、「ナルニア国物語」もあるし、これも
ファンタジーですからね。
ファンタジー映画見る前に、ファンタジー映画の予告編は
どうかなあと思いますが。
[PR]
by fyamasan | 2008-03-10 03:56 | 映画 | Comments(0)
不朽の名作の、サスペンスの傑作と名高い、
映画「第三の男」

この映画が今年で無くなってしまう、大阪の
フェスティバルホールで、特別プログラムで上映されました。

「第三の男」
映画の内容は知らなくても、主題テーマ曲はかなりの
人が知っているのでは?

c0033213_3452047.jpg


あらすじ(Amazon.comより)
米国の西部作家ホリイ・マーティンスは、
旧友ハリー・ライムに呼ばれて、
四国管理下にある戦後のウィーンにやって来たが、
ハリーは自動車事故で死亡しまさにその葬式が行われていた。
マーティンスは墓場で英国のMPキャロウェー少佐と連れになり、
ハリーが闇屋であったときかされたが、信ずる気になれなかった。
ハリーは生前女優のアンナと恋仲であったが、彼女と知り合った
マーティンスは、彼女に対する関心も手伝ってハリーの死の真相を
探ろうと決意、ハリーの宿の門衛などに訊ねた結果、
彼の死を目撃した男が三人いることをつきとめた。
そのうち二人はようやく判ったが、"第三の男だけはどうしても
判明しないまま、マーティンスは何者かに脅かされはじめ、
門衛も殺されてしまった。
一方アンナは偽の旅券を所持する廉でソ連MPに
粒致されることになり、それとも知らずに彼女の家から出て来た
マーティンスは、街の物蔭に死んだ筈のハリー・ライムをみつけた。


チターの演奏がなんとも心に心地よいリズムを作り出して
くれる。

今回のプログラムは、そのチターの生演奏付きでした。
内藤敏子さんという、日本チター協会の会長さんであります。
また、チター演奏家として有名な、高塩直也さんの演奏も。

映画についても、色々な興味深い話をして貰いました。
まず、オープニングで流れる映像は、チターを写して
いたんですね。
丸のくぼみとチターの弦が揺れています。

また撮影時は1948年のオーストリアはウィーン。
戦後の混乱がまだ続いており、アメリカ、イギリス、
フランス、ソ連の4カ国がそれぞれ、オーストリアの各地区を
管轄していた時代であります。

撮影は、マイナス20度と、めちゃめちゃ寒い状況で行われ、
墓堀のシーンなど、土が凍って、かなり難儀したらしいですね。

c0033213_3463622.jpg


撮影を担当したロバート・クラスカーは、カメラを斜めから
撮ることで、登場人物に緊迫感を出そうとしたことや、
石畳の道に水をまくことで、白黒の映像表現を深めたりと、
撮影テクニックでも、ものすごい技術がこの映画には
あるんですね。

暗闇から死んだと思われたハリー(O・ウエルズ)の
登場シーン。
観覧車からの映像、地上からの観覧車の映像。
夜のウィーンの町並みの映像。
白黒でこのような映像が撮れたんだと、改めてこの映画の
凄さを感じてしまいました。

c0033213_347976.jpg


500円でDVDで買えますので、自宅でチターの演奏と
映画の凄さを味わって貰いたいですね。
[PR]
by fyamasan | 2008-03-10 03:47 | 映画 | Comments(0)