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アラビアのロレンス~映像美と音楽に酔う
今年の「大阪ヨーロッパ映画祭」のオープニングイベントが
僕の待ちに待った、映画「アラビアのロレンス」のニュープリントの
プレミア上映。

会場のリサイタルホールは人だかりで熱気ムンムン。
開始も30分遅れるわ、終了時刻もかなりオーバーしましたね。

でも、大満足でした。

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あらすじ・

「ロレンス」の出現は20世紀の事件であった。
第一次世界大戦下、ドイツと手を組んだトルコ帝国の圧政下に
あったアラブの独立に燃えたT.E.ロレンスは、
独自のゲリラ隊を指揮し、アラブの救世主と称えられるようになる。
しかし、やがて英国軍上層部に利用されていたことを知る。
そして、味方と思っていたアラブ人たちもまた青い目、
白い肌のロレンスを裏切っていくのだった…。
(Amazon.com)

冒頭の黒いスクリーンに音楽だけが流れる。
昔のハリウッド映画を見るとお馴染みのものですが、
いかに音楽が映画で重要なのかを再認識。

ロレンスの死から始まり、やがて砂漠の世界へ。
この砂漠の映像が綺麗なんですね。
ロレンスが砂漠にひきつけられたのが分かる気がしますね。
「死」をもたらす怖いものだが、「美」がある。

イギリスの軍服から、アラブ人の姿に変わるロレンス。
青い目の白い肌のロレンスはアラブ解放を目指す英雄として、
アラブの各部族から大いに歓迎される。
自身も英雄ぶりに酔う。

やがて、自分のしていること、自分が利用されていることに
気づき、戸惑い、空虚になるロレンス。

前半がアラブの世界、砂漠に魅せられた英雄ロレンスの
姿を描くなら、後半はその英雄としての姿勢、政治の世界に
傷つくロレンスの姿が描かれているのではないでしょうかね?

音楽はモーリス・ジャール。
このオープニング・イベントの為に来日され、
生きる伝説とした音楽家をこの目で見てきました。
最初のデビット・リーン監督との仕事。
今でも誇りに思われているようでした。

映画中に何度となく流れる曲は、本当に聞いていて
素晴らしかった。

この音楽があるゆえに、この映画の評価も高いのでしょうね。
今年デビット・リーン監督、生誕100周年ということで、
ニュープリント版が上映になりました。

東京では12月20日から公開とのことですので、
なかなか映画館で見れない映画ですので、ぜひとも
ロレンスが見せられた砂漠の世界に浸って下さい。
そして、モーリス・ジャールの音楽に涙してください。


経済評論家の佐高信さんの生涯ベスト1のこの映画。
ロレンスの「運命などない、自分で切り開くもの」
このセリフが耳に残ります。
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by fyamasan | 2008-11-22 03:31 | 映画 | Comments(0)
おくりびと~死とは?
大ヒットとはいかないが、口コミで観客数を伸ばし、
スマッシュヒットを飛ばしている。

モックンの代表作になるのか?
アカデミー賞、外国語映画日本代表にも選ばれた
映画「おくりびと」


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あらすじ:
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に
帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。
面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、
業務内容は遺体を棺に収める仕事。
当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと
向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。
(シネマトゥデイ)


ぐるりのこと」では法廷画家。
この映画では納棺師。
僧侶も「死」と関係ある職業だけど、この納棺師のような
差別を受けることはないだろう。
周りの目が違うから、自分の評価も変わってしまう。
そんな典型的な職業が、この納棺師なのでは?
妻(広末涼子)、周りからも仕事を批難され、
納棺師を続けていくか、迷う大悟。
社長の佐々木(山崎努)には、「この仕事は天職だよ」と
言われるのだが。

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誰にも平等に訪れる、「死」
その「死」を受け止めるうえで、どのような態度で
接すればいいのか?

「死」とは別れではなく、「門」のようなもので、
ここから旅立つ人を送るもの。

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チェロを弾く繊細な手の動き、これが納棺師としての
仕事に見事に合うから、ぜひとも映像で確かめて
下さい。
綺麗な手の動きがすごく優雅に見えます。

山形の四季の移り変わりの映像の美しさにも注目。
音楽もクラシックが満載。

自分の大事な人を送る時、
自分が送られるとき、
どのような送られ方が良いのか、
色々と考えさせてくれる映画です。

地味だけど、じんわりと心に染みてきますね
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by fyamasan | 2008-11-18 13:29 | 邦画 | Comments(0)
ワイルド・バレット~B級映画の傑作誕生?
タランティーノが絶賛した?
B級映画の匂いプンプンですが、予想以上に
楽しめました。

「ワイルド・スピード」シリーズの
ポール・ウォーカー主演

映画「ワイルド・バレット」

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あらすじ・
イタリアン・マフィアに所属するジョーイ(P・ウォーカー)は
警官殺しに使用された銃の後始末を頼まれ、
自宅の地下室に隠した。
しかし隣家に住む息子ニッキーの友人オレグがその銃を盗み、
虐待を続ける父親ユゴルスキーを撃ってしまう。
ユゴルスキーは急速に勢力を伸ばすロシアン・マフィアの
ボスの親戚で、銃の出所が知られたら大変なことになる。
ジョーイは銃を持ったまま姿を消したオレグの追跡を
開始するが……。


1丁の拳銃とそれを持った少年を追う物語。
シンプルだが、それゆえ面白い。
話や人物がどんどん膨らんできて、「ちょっと広げすぎ?」と
思いつつも、それが上手い具合にきちんとラストへ
向けてつながっていくんですね。

上手いなあ。
ラストのドンでん返しも憎い演出だ。
なるほどね~、そうくるか。

ストップモーションやフラッシュバックを使いながら、
どんどん引き込ませる。
スタイリッシュな映像はカッコイイ。
タランティーノが褒めるはずだ

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高給取りのポン引き
変質的な殺人夫婦
映画「グロリア」を思い出させる娼婦など
色々意味深なキャラも出てきますよ

大阪では、B級映画の聖地、天六映画館でしか
しておりませんが、機会があればぜひとも、
この疾走感を体験してください!


監督、脚本のウェイン・クラマーにはこれからも
注目だ~
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by fyamasan | 2008-11-18 12:31 | B級の館 | Comments(0)
ブタがいた教室~命を考える
今は豚肉料理の得意な居酒屋で働いているせいか、
ブタには人一倍関心を持っています(ホントかよ?)

さて、さて、これも予告編、または口コミから
見る前から興味ありました。
実際行われた授業から、映画が誕生しました。

映画「ブタがいた教室」

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あらすじ:
6年2組を担任することになった新米教師の星(妻夫木聡)は、
食べることを前提として子ブタを飼うことをクラスの
生徒たちに提案する。
校長先生(原田美枝子)にも相談し、卒業までの1年間26人の
生徒が子ブタの面倒を交代でみることになる。
最初は戸惑っていた子どもたちも、“Pちゃん”と名付けた
子ブタを次第にかわいがるようになり……。
(シネマトゥデイ)

僕もそうですが、小学校の頃は、ニワトリやウサギなどを
クラス単位で飼っていましたよね。
もちろん食べるという前提は無かったですが。

この映画では、ブタを飼う、それも育てて食べるという
前提で、スタートします。
小さいブタはPちゃんと名づけられ、うんちは臭くて、
嫌がっていたけど、そういう処理もきちんと出来る様になり、
要らなくなった残飯など、Pちゃんのえさ集めもしっかり
するようになる。
春から始まり、夏、秋、冬とPちゃんと過ごす時間が増える
毎に、子供たちにPちゃんに対する愛着がわく。

卒業前になり、Pちゃんをどうするか、クラスで
白熱した議論を繰り広げる。

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26人の子供たちの真摯な命に対する意見。
今まで考えもしなかっただろう、自分たちが口にする食べ物
のこと。
Pちゃんらブタは何のために生き、人間は何のために生きて
いるのか?
正解と呼べる答えはない。
しかし、よりより答えを探して、子供たちは意見を交わす。


星先生や校長先生の生徒を信じて、暖かく見守る姿勢。
そして、信じているからこそ、Pちゃんを育てて、その
処遇を必死に考える生徒たち。

映画を見ていて、生徒たちの意見に熱くなりましたし、
ジーンと涙も出てきましたね。
こんな授業、受けたかったなあ。
でも、自分ならどうするだろうか?

家族で見て、自分ならPちゃんをどうする?
色々考えてみてもいいかも知れないですね。

生徒たちの生き生きとした表情に注目。
もちろん、Pちゃんも可愛いですよ。
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原案の黒田恭史さんは18年前に大阪でこれと同じ
授業をしています。
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by fyamasan | 2008-11-15 04:32 | 邦画 | Comments(0)
  

メジャー監督、デビューを目指して!
by fyamasan
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やまさんとは?
映画、格闘技(プロレス)
阪神タイガース
音楽(ロック、ジャズ、
R&Bなど)

映画を通して世界と
コミュニケーション
出来る会社

Osaka-cinema-
Communication
設立が、目標

そして、
「人々の心を開く映画を
作りたい」

座右の銘

「たかがピンチじゃないか!」


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