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メジャー監督、デビューを目指して!

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さて、こちら、「かもめ食堂」から心機一転か?
荻上直子監督、海外で主要キャストは外国人で、
どう作風は変わったのか?
もたいまさこは健在だ

映画「TOILET(トイレット)」

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あらすじ・

とある企業の実験室に勤務するレイは、家族から離れて
一人で暮らし、誰とも深く関わらずに生きて来た。
ロボット型プラモデルで1人遊びをするのが唯一の楽しみだ。
しかし、母が亡くなり、残された家族に問題があると呼び出され、
久しぶりに実家に戻って来た。
そこにいたのは、引き篭もりの兄、生意気な妹、
センセーという名前の猫、そして、英語が通じない
「ばーちゃん」だった。


絶妙な「間」の映画だと思います。
劇中、もたいまさこ演じる、「ばーちゃん」はほとんど
しゃべりません。

深いため息をつくか、首をかしげたりするだけ。
(この深いため息の原因はなにか?)

次男のレイの目線で語られていく物語。
退屈かな?と思いつつも、この独自の「間」にどんどん
引き込まれていく。

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母の死によって、「ばーちゃん」の存在が3人の兄妹に
とって大きなものとなり、バラバラだった兄妹が
いつの間にか、昔の兄妹に戻りつつある。

母が残した古びたミシンから、引きこもりの長男は何かを
見出し、ばーちゃんのエアギター好き?から、何かを
表現することに目覚めていく妹。

そして、他人との関わりを避けてきたレイ自身が
大きく変わっていく。


「かもめ食堂」ではおにぎりがソウルフードでしたが、
今回は何でしょうかね?

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葬儀に始まり、そして、意味深な、ラストへ向けて、
絶妙な「間」を経験してください。


「トイレ」はその国の文化をうつすものになるのでしょうか?



荻上直子監督、次回作はどこへ向うのか?
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by fyamasan | 2010-09-30 04:31 | 邦画 | Comments(0)
フリーパスを使うぞと、思いつつもそんなにまだ
見れていないなあ。

この映画はやはり外せないっす

PRのため初来日も果たしたジュリア・ロバーツ。
「プリティ・ウーマン」からもう何十年?
あのチャーミングさは変わっていないですね。


映画「食べて、祈って、恋をして」

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あらすじ・

ニューヨークで作家・ジャーナリストとして活動するエリザベス・
ギルバート。夫・スティーブンとの結婚8年目にして新居も購入し、
何不自由ない生活を送っているうようだったが、
どこか満たされない日々。やがて離婚を決意して家を出た彼女は、
若い俳優・デイヴィッドの家に転がり込む。
しかし、そこでもうまくいかなくなったエリザベスは、
自分を解き放つため、イタリア、インド、バリをめぐる
1年間の旅に出ることを決意する…。


愛すれどこころ寂しく。
もし、子供がいれば、リズは離婚に踏み込んだのかなあ?
女性なら共感できるのかもしれませんが、男性目線で見ると
ちょっと理解がしづらいですね。

まあ、自分探しに出かけたリズ。
果たして、彼女は生まれ変われたのか?

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イタリアでの料理やジェスチャーのネタに笑い。
人の良い現地の人たち。
幸せな日々を過ごしたリズ。

次に、瞑想、安らぎを求めてインドへ。
地元の女の子やテキサスから来た男性との出会いが
またリズの心を動かしていく。


そして、最終の目的地のバリへ。
自分に予言を告げた老師に会いに行く。


3カ国の風景がとても綺麗で楽しめました。
ジュリア・ロバーツも悩めるキャリア・ウーマンということで、
奮闘振りが伝わってきた。

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ただ、僕が映画を見ていて常に引っかかってしまったのが、
これは何とも贅沢な悩みだなあと。

離婚して、全財産失ったはずなのに、1年を豪遊出来る
お金もあるし、インドではひとつ道が違えば、「スラムドッグ・
ミリオネア」貧民街の現実が待っているわけです。

バリ島での薬剤師にリズの一言で、家が買える現実が、
どうも、引っかかって、素直には楽しめ無かったのは、
僕の心配性な性格からかな?とも、思いますが。

出会う人たちが良い人過ぎる。
もう少し、騙され、泣かされ、それでもなおかつ人を信じて、
前向きに生きようとする、葛藤するリズの姿、見せて欲しかった。
内面から湧き上がるものを見たかったなあ。


はっきりいえば、リズのような生活はどれほどの女性が
出来るのかな?。
日々の暮らしを生きることで精一杯の主婦やOLさんたちには、
贅沢な悩み、暮らしぶりですね。

一般人的な目線で見た、女性の前向きに生きていく映画、
見たいなあ、作ってみたいなあと、考えました。


男女、世代、見る人によって大きく変わるのでは?と。

でも、何べんも言いますが、ジュリア・ロバーツ、
チャーミングでした。
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by fyamasan | 2010-09-28 00:55 | 映画 | Comments(1)
こちらも静かに静かに好評な噂を聞いております。
大阪、京阪沿線が舞台なのが、同じ大阪人として、
妙に親近感が沸きますね。

大竹しのぶ、宮崎あおいの大阪弁もすんなり入ってくるから、
さすがの2大女優であります。


映画「オカンの嫁入り」

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陽子(大竹しのぶ)と娘の月子(宮崎あおい)は、ずっと
母一人子一人で仲良く支え合って暮らしてきた。
ある晩、酔っ払った陽子が若い金髪の男・研二(桐谷健太)を
連れて帰ってくる。
そして「お母さん、この人と結婚することにしたから」と、
彼との結婚を宣言する。あまりに突然のことに戸惑う月子は、
とっさに部屋を飛び出してしまう。
母に裏切られたという思いから、月子は陽子にも研二にも
心を閉ざしてしまう……。


いや~、秀逸な人情ドラマを見た、そんな感想が
映画を見て頭をよぎりました。

暖かいですね、こころがす~~と、透明な気持ちに
なるようで、なんとも心地よい。

大竹しのぶ、宮崎あおいの母・娘ももちろん、良いんですが、
僕は金髪の男・研二を演じた桐谷健太 が良かったですね。
また、後日書きますが、映画「BECK」にも出ていましたが、
こちらの方がダントツに良いです。

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彼がなぜ、金髪で赤い服を着ているのか?
これも理由が分かると、「ああ、ええ話しやないか~」と
思いますし、陽子がなぜ、研二と結婚を決意したかも
注目ですぞ

主要キャストはあと、大家を演じた絵沢萠子。
陽子の勤める医院の医者役に國村隼と、少ないながら
豪華な配役陣。
セリフもそんなに多いとは言えないですが、脚本が
良いんでしょうね。

日常のふとした会話から読み取れる各自の性格や人間性。
そして、間柄。

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生きていく日々の中で感じる幸せや悲しみ。
それを上手いこと拾って物語りにしている監督の呉美保さん、
立派なもんですね。
脚本も彼女が書いていますしね。

京阪電車のどこが舞台となっているんだろうな?
枚方、牧野、あたりは大学時代に歩いていたところなんで、
ある程度は覚えていますが、気になりますね。

良い映画でした
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by fyamasan | 2010-09-27 03:46 | 邦画 | Comments(2)

ハナミズキ~10年愛?

ちょっと遅らせばながら、話題作見てきました。
公開日から日が経っているんで、空いているかと思いきや、
レディース・デーゆえ、結構混んでいました。
カップルばかりが目につきましたが



映画「ハナミズキ」

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北海道で母と暮らす紗枝の夢は、海外で働くこと。
幼い頃に病死した父が庭先に植えたハナミズキの木に見守られ、
高校生に成長した紗枝は、東京の大学を目指して勉強に励んでいた。
そんなある日、彼女は父の跡を継いで漁師になろうとしている
康平と出会い、恋に落ちる。
離ればなれになる不安を抱えながらも、紗枝を応援する康平。
紗枝は見事、志望校に合格するが、2人は遠距離恋愛になってしまう。
康平の不安と寂しさが募る中、紗枝は大学で同じ夢を持つ
先輩・北見と出会う…。


思ったよりもグッときました。
おそらく思春期を過ぎた人には、自分の10代の頃の
恋愛を思い出してしまうのでは?

自分はどうだったのかなあ?
自分の気持ち素直にになれたのかな?
色々なことを思い出すのでは?

北海道が舞台とあって、四季折々の風景が綺麗で、
紗枝の生まれ故郷のカナダの風景も綺麗ですね。


ただ僕としては、綺麗にまとまりすぎている感じがしました。
10年という歳月が、二人をどう変えたのか?
二人の気持ちは変わらなかったのか?

相手を思いつつ、いつしか、離れ離れになってしまう。
それでも何とかこの恋を貫きたいと思う、その葛藤なり、
二人の気持ちの揺らぎが、もっと劇的に描かれていても
良かったのでは?

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真面目な設定の主人公たち。
出てくる人たちも、良い人ばかりで、もう少しハードルと
なるような、悪意のある人のような登場人物が欲しいなあ。

ここからネタバレ

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海外で働くことが夢の紗枝と漁師になりたい康平の
二人には、将来の夢ということで、最初から共通点に
無理があります。
このあたり、二人はどんな将来像があったのか?
そのあたりの描写なり、葛藤が欲しかった。

結局、紗枝はNYで働くことを辞めて、故郷の北海道に
帰ってくる。
実家で英語教室を始めて、そこで、離婚してマグロ漁業を
している康平が戻ってきて、改めて再会となり、ハッピーエンドと
なります。

海外志向、海外で勤務していた割りに、紗枝の英語のレベルは
それでいいの?と思いました。

紗枝が久しぶりに友人の結婚式のために北海道に戻ってくる。
そこで、偶然に康平と再会する。
二人は別々の場所で暮らし、愛する人もそれぞれいる。
でも、また出会ったことで、再び恋の火花がでて、そこから、
今の生活を捨ててまで、もう一度、かっての恋人になる、と
いうような、展開にでももっていって欲しかった。

最後もみんなが落ち着くところに落ち着いた感じで、
結局はみんな、上手く行ってるやん!と。
初恋や自分の好きな人を結ばれるのは良いですが、周りの
人たちまでもが、ハッピーエンドになる必要はあるのかなあ?と。


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僕もたまにカラオケで徳永英明バージョンで
「ハナミズキ」歌いますが、歌詞の世界がそれほど、
映画に反映されてはいないのかな?と、感じてしまいます。

向井理の役柄が男前過ぎるのが、ちょっとなあ。
もう少し、邪悪なところも見せてくれよ。
良い人、カッコ良すぎやで!
惚れてしまうやろ~!

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あと、紗枝と北見先輩(向井理)が東京でバイトする学習塾。
こんなに素直で授業聞く生徒ばかりじゃないで~!
みんなニコニコして、授業聞いてるけど、こんなんはありえないやろ?
と、普段、集団塾ではうるさく騒ぐ生徒にイラッときてしまう、
僕だから思うのかな?

あと、ガッキー、もうちょっと英語、勉強しよう!


まあ、色々と書きましたが、嫌いな映画ではありません

四季折々に、綺麗な姿を見せてくれるハナミズキ。
近くで見たいですね。
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by fyamasan | 2010-09-24 03:06 | 邦画 | Comments(0)
原作も好評で、映画も期待がかかります。
早速見てきました。


映画「悪人」

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あらすじ:
若い女性保険外交員の殺人事件。
ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに
土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。
しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、
警察の目から逃れるように転々とする。
そして、次第に二人は強く惹(ひ)かれ合うようになり……。


上手いなあ。
映像や編集に驚きと感心。
そして、やはり物語の内容にグサリと胸が切り刻まれた気持ち。

映像で凄いなあと感じたのが、終盤、祐一と光代がむかい
あって食事をするシーン。
料理は刺身。
そして、イカの目がクローズアップから、その目に
映像が広がっていく。
「こんな映像があるんだなあ」と。

そして、編集・構成で感心したのが、

こちらからちょいとネタバレ

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祐一と光代の逃避行の最後の地は灯台。
そこでの二人の日々は描かれますが、二人で灯台から
海を見るシーンがなかなか出てこない。
無いのかな?と思っていましたが、本当に最後に
出てきましたね。
海を見つめる祐一と光代の姿。
嬉しいのか、悲しいのか、何とも言えない愛おしさを
感じた。

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灯台は、二人の希望の地としての象徴なんでしょうかね。
荒れ狂う波を照らす灯台の灯が、二人のこれからを
表すのであれば、なんとも胸が痛い。

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僕は原作を読んでいないので、どのあたりをクローズアップ
して、どのあたりをへしょっているのか、気になりますが、
内容はやはりずばりと来ますね。


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祐一は祖母想いの根は優しい男。
でも、何かのきっかけで衝動的な行動をとってしまう。
それが、殺人へと進んでしまう。

善人とは言わないまでも、やはり根っからの悪人とは違う。
その彼が、ひょいと悪人へのダークサイドに落ちてしまう。

この境目はどこなんだろうか?

何かの拍子に人は悪にでも善にでもなれるものなのか?

それを埋めるものは人の暖かさであり、人とのつながり
なんでしょうか?


誰かに触れたくて、本気で向き合いたくて、
出会った祐一と光代。

もうすこし出会いが早ければ。


大切な人を亡くした家族の苦しみ。


いや~、本当に色々なことを考えさせられました。

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出演者陣も豪華で、妻夫木聡と深津絵里をはじめ、
満島ひかり、樹木希林、柄本明の存在感はさすがですね。

適材適所な配役。



今度は原作、読んでみようっと
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by fyamasan | 2010-09-19 02:32 | 邦画 | Comments(0)
評判は聞いていたので、見るのが楽しみでした。
平日でしたが、結構なお客さんの入りでした。

アルゼンチン映画って、ほとんど見れないから、
映画館で見れるのは嬉しいですね。


映画「瞳の奥の秘密」

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刑事裁判所を退職したベンハミンは、残された時間で25年前に
起きた忘れ難い事件をテーマに小説を書くことを決心し、
かつての上司で今は判事補のイレーネを訪ねる。
それは1974年、銀行員の夫と新婚生活を満喫していた女性が
自宅で殺害された事件。当時、渋々担当を引き受けたベンハミンが
捜査を始めてまもなく、テラスを修理していた二人の職人が
逮捕されるが、それは拷問による嘘の自白によってだった…。


映画「ゾディアック」もそうでしたが、一つの事件が
それに関わった人たちの人生を変えていく。
この映画もそうでしたね。

どうしても頭から離れない事件のために、過去を遡っていく
主人公のベンハミン。

もう過去のことと封印していたものを、ベンハミンの
行動によって、もう一度、それに直面させられる関係者の
苦悩も見ていて、胸が痛いです。

一つの事件が大きな波紋を広げていく。
多くの人の人生の歯車が狂っていく。

重厚なタッチで描きつつも、要所、要所にクスッと
笑わせてくれるシーンもあり、緊張が張りっぱなしでは
ないのが、見ていて救いですね。


「一番の復讐は自分が幸せになること」はアイルランドの
ことわざらしいです。

ですが、自分が被害者となった場合は、頭では分かっていても
行動に出てしまうのを、抑えるのがキツイです。

衝撃のラストの展開も、胸が張り裂けそうでした。

でも、映画として面白いのが凄いですね。

なかなか見ることが少ないアルゼンチン映画。

骨太な1本でした!
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by fyamasan | 2010-09-14 03:54 | 映画 | Comments(0)

東京島~げ、げ、激怒

見るのをどうしようか、迷いましたが、時間的にこれが
都合よかったので、見ちゃいましたが、う~~ん、どうなんだろう?

去年の「アマルフィ」以来の激怒がこみ上げてきました


映画「東京島」

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夫婦二人の船旅の途中、嵐に遭い無人島に漂着した清子。
そこにある日、16人の若いフリーターたちが流れ着く。
さらには密航に失敗した6人の中国人たちが加わり、
若い男23人と清子の共同生活が始まる。
いつまで待っても助けの船は来ず、いつしか島を“東京島”と
呼ぶようになる中、清子はただ一人の女性として特別視され、
したたかに生き抜いていく。
月日は流れ、島に定住しようとする男たちに対し、
清子は脱出のための行動を開始するが……。


木村多江主演ということで、期待していましたが、
あまりにもお粗末な内容に、ショボンですね。

まず、無人島での生活感が全く無いですね。

無人島での取り残された話となると、「ロスト」という
ドラマがあるので、それとつい比較してしまいます。

この「東京島」も「ロスト」のように、連続ドラマにして、
もっと登場人物を掘り下げるか、原作の一部を切り取る感じで
映画にした方が良かったのでは?

20何人の男が出てきますが、スポットを浴びるのはほんの
数人ですし、その他はほんとにその他大勢の扱いでした。

木村多江もこの島で生き抜くためにしたたかな女を演じて
いますが、設定に無理がありすぎて、感情移入出来ない
ですね。

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途中からさらに、ややこしくなるし、いったいこの映画の
テーマ、何を伝えたいのか?
全く分からないですね。

ラストも、それで良いのか?と思うくくりだし、
原作はどうなっているのか知りませんが、これはひどい
映画だなあと、久しぶりに激怒映画になりました。

すぐ近くに座っていた老夫婦のおじさんが、
「こんなバカな映画に2時間付き合って損をした」との
発言に素直にうなづけてしまいます。


窪塚洋介の変人役でしょうか?
見事なはまり役でしたが、彼はもうこんな役しか出来ないのかなあ?と
一抹の不安を覚えました。

主題歌のsuperflyの曲も、この映画を見た後には
聞きたくない曲になりますよね。
曲がかわいそうに思えてきます。

鏡や服装、コネタはあるのに、いかされていないのが
残念です


久しぶりに、イラッときた映画でした。
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by fyamasan | 2010-09-14 03:49 | 邦画 | Comments(0)
あのメロディと映像に、何度と無くため息が出てきました。


映画「太陽がいっぱい」


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貧乏な青年・リプリー(アラン・ドロン)は、女遊びに明け暮れる金持ちの友人・フィリップを殺して、彼になりすまし富も恋人も手中に収めるのだが…。


最後の結末は知っていますが、感情はもうリプリーに入ってしまって
いるので、なんとか、最後までばれずにいてくれよと思いますが、
「ああ~、船を調べるんじゃない!」と。


ラスト前の、リプリーがお金と美女とすべてを手に入れたような
気になり、「太陽がいっぱいだね」というシーンが、ラストへ
ものすごく響いてくるんですよね。


サスペンスとしても、一度嘘をつくと、嘘を突き通さなくては
ならない苦しみのように、フィリップ殺しへの嫌疑がどんどん
自分を追い詰めていく。

いや~、何度もなく見ていますが、またまたハラハラしながら
見てしまいました。


地中海のまばゆい太陽とけだるさ。
アラン・ドロンの野心の目。
そして、ニノ・ロータのあの音楽。


また、見たいですね。
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by fyamasan | 2010-09-04 02:15 | 午前十時の映画祭 | Comments(0)
いよいよ9月になりました。
8月はあまり映画も見れませんでしたので、9月は
ガンガンと映画を見ていこうと思います。

この暑い時期に見るのがぴったりな感じでしょうか?
なかなか映画館で見れないので、久しぶりに心斎橋まで
見に行きました。


映画「グランブルー完全版」


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あらすじ:
ジャック(ジャン=マルク・バール)とエンゾ(ジャン・レノ)は、
ギリシャの島で幼なじみとして育つ。
やがて二人は成長し、コート・ダジュールで20年ぶりに再会した際、
エンゾはイタリアのシチリアで開催されるフリーダイビング大会に
参加するようジャックに伝える。同じころ、アンデスで
偶然ジャックと出会ったジョアンナ(ロザンナ・アークエット)も、
出張を口実にニューヨークからシチリアにやって来る。



いや~~~、もう20年近く前の劇場公開だから、
ジャン・レノが若い、若い
日本での初公開時は僕がまだ中学生の時でしたからね。
でも、日本での興行成績は振るわず、大阪では梅田スカラ座で
公開も1週間で「敦煌」に代わりました

前売り特典がポスターでした。
今でも僕の部屋に張っています。
今では貴重なポスターになるのかな?

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久しぶりに会えた、ジャックとエンゾ。
そして、地中海などの綺麗な素晴らしく青が広がる海の景色。
エリック・セラの音楽が時間を気にせずにいつまでも見ていたいと
思わせてくれますね。

どんなに大人に成長しても、海にもぐる時は、子供の顔なんですよね。
本当に海が好きでもぐるのが、海と一緒にいるのが、好きなんですね。

特にジャックはさらにイルカも好きで、結局彼は、人間より海や
イルカを選んでしまうんですが。


ジョアンナの一途なジャックへの愛が何とも切ない。
惚れてはいけない男に惚れてしまう。
分かっているけど、心はそちらへ傾いてしまう。

ワーグナーを聞きながら、70歳近くになっても潜水の練習を
しているジャックのおじいさんも可愛いし、エンゾがママには
頭が上がらない設定もいいですよね。

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また、エンゾはジャイアンみたいな性格ですが、プールや
浜辺でピアノを弾いたりと、ロマンチックな面も
見せてくれますね。



自分が愛したものへすべてをかける男の生き様に
ググッと引き込まれていきます。

言葉は要らないのかなあ?

ただ、映像を見てくださいという感じでしょうか?


ジャックと遊ぶイルカの嬉しそうな姿も印象的でした。
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by fyamasan | 2010-09-04 02:10 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)