<   2011年 04月 ( 9 )   > この月の画像一覧
浜田省吾~4月25日・復興支援コンサート in Kobe
もう日付が変わりましたが、熱い神戸から帰ってきました。

4月25日(月)
復興支援コンサート in Kobe
「On the road 2011 The last weekend ツアー」

開演にちょいと遅れましたが、オープニングの
「On the road」は半分ぐらいは聞けました。

ざくっとこんな感じで、3時間半に及ぶライブが
始まっていきました。

c0033213_124727.jpg



ON THE ROAD
この夜に乾杯
HELLO ROCK & ROLL CITY
恋は魔法さ
さよならゲーム
悲しみは雪のように
Thank you
MONEY
愛のかけひき
片想い
もうひとつの土曜日
君が人生の時
BLOOD LINE(inst)
我が心のマリア(inst)
A New Style War
裸の王様
詩人の鐘
Theme of fathers's son(遥かなる我家)
Rising Sun
J BOY
僕と彼女と週末に
愛の世代の前に

Encore(センターステージ)
光と影の季節
終わりなき疾走
君がいるところがMY SWEET HOME
I am a father
ラストショー
ラストダンス
家路

Encore2
日はまた昇る

「片思い」
「もうひとつの土曜日」が聞けたのが嬉しかったなあ。

その分、「星の指輪」「19のままさ」が聞けずじまいでしたが、
新旧織り交ぜての選曲でしたね。

席がスタンドの右側だったので、センターステージは真正面な
感じで、より浜省が近くで見れました。

c0033213_1244278.jpg


光と影の季節
終わりなき疾走
君がいるところがMY SWEET HOME
I am a father
ラストショー
ラストダンス

この曲の流れはもう定番みたいな感じですが、ライブなら
何度聞いても良いなあ。

恒例の年代発表コーナー?もあったし、復興支援ということで、
黙祷の時間もありました。

僕もギリギリ的な30代ですが、40代が圧倒的でしたね。
浜省自身はもうすぐ還暦らしくて、とてもそんな風には
見えませんが、3Daysはかなりしんどかったようですね。

バンドはバイオリンやチェロなど含めて22名となり、
浜省がいうように、ロック・オーケストラの雰囲気でしたね。

6月の城ホール、なんとか、2次抽選で行きたいですね
10月は頑張って、チケット当選したいなあ。


3時間半のライブで、今、ちょいっと筋肉痛なのが、オヨヨですが、
心地よい疲れですね。


僕の目標・夢リストに「浜田省吾と仕事をする」を追加しておこう!

いつか、実現することを願いつつ

ライブ、楽しかったです、ありがとう、浜省!

c0033213_2231119.jpg

[PR]
by fyamasan | 2011-04-26 01:24 | 音楽 | Comments(0)
ファンタスティック・Mr.Fox~愛すべき父親
映画を見終わり、なんとも心地よい気持ちになりました。
なんか、にんまりしてしまいましたね。

CGや3D全盛のこの時代にあえて、このストップモーション
映画を作る監督、製作者の意気に乾杯したい!


映画「ファンタスティック・Mr.Fox」

c0033213_5302639.jpg


ストーリー:
妻ギツネの妊娠を機に泥棒稼業から足を洗ったMr.FOX。
親子3人、穴ぐらでの安定した生活から丘の上の大木の家に
引っ越したことから、Mr.FOXは近所に住む農場主3人の家に
盗みに入ることを思いつく。
しかし、大事な家畜や食べ物を盗まれた農場主たちはキツネを
追い込むことに。Mr.FOX一家と仲間たちは結束し、
穴を掘って逃げようとするが……。

時間の経過が人間時間とキツネ時間の表記もあるのが、
嬉しい。

さて、ダンディなMr.Foxを演じる、いや、声を担当
するのが、ジョージ・クルーニ。

やはり渋いです。

男の心意気、父親のプライド、そんなものを背負い
生きていこうとするMr.Foxにガツーんと感情移入しちゃい
ました。

カッコイイです。

でも、かなりのトラブルメーカーではありますが。

c0033213_531786.jpg


登場する動物たちが、とても動物に思えないほど、人間味が
あり、人間社会の縮図のような感じです。

登場する人間の方が、とてもずる賢くて、これまた笑える。


自然の中で生きる狼と、自分たちが考える、ワイルドな野生の中で、
生きていると思う、Mr.Foxとその仲間たちとの比較の描写も
いいですなあ。



音楽もビーチ・ボーイズやローリング・ストーンズ、
そして、トリフォーの「アメリカの夜」の曲が使われて
いたりと、こちらもにんまりしてしまいます。

「ウエストサイド・ストーリー」を彷彿させる場面も
ありと、色々なものがてんこ盛りでございます。

c0033213_531378.jpg


ストップモーションアニメなので、1時間30分の映画でも
これはものすごく時間がかかったんでしょうね。

監督、製作者の心意気、十分に伝わりました。
[PR]
by fyamasan | 2011-04-25 05:33 | 映画 | Comments(0)
神々と男たち~問われる選択
実際に起こった事件の映画化。
少ない選択の中、彼らが選んだのは、どんな選択
だったのか?

淡々とした中での、命の重さと軽さが。

第63回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞


映画「神々と男たち」

c0033213_340598.jpg


あらすじ:

1990年代、アルジェリアの人里離れた村にある修道院では、
カトリックの修道士たちが共同生活を送っていた。
戒律を厳格に守り信仰に身をささげる一方、地域の診療所としても
機能する修道院には、毎日地元の住民たちが訪ねてきていた。
修道士たちはイスラム教徒の地元民と良好な関係を築いていたが、
アルジェリア内戦による影響が出始め……。


これは1996年にアルジェリアで起きた武装イスラム集団によると
されるフランス人修道士の誘拐、殺害事件を映画化したもの。

淡々と修道士たちの日常を描く。
何年、いや何十年をもかけて、築いたであろう、イスラム教の
アルジェリア人たちとの交流を見ると、ほっとする。

おそらく10代であろう、地元の女の子がある修道士に
「恋したことある?」と質問し、それに答える修道士の
返事が、また意味深で良いんですね。

c0033213_3413483.jpg


しかし、武装集団が段々と近づいてくる。

修道院は診療所としても使っているので、この過激派の
武装集団も来るのである。

誰でのなんの隔てもなく、受け入れる。
その信条の元には、武装集団も受け入らざるを得ない。

外国人だけではなく、同じアルジェリア人たちをも
殺していく武装集団に、地元の人たちは反発し、
彼らを受け入れる修道院にも、嫌疑の目を向ける。

アルジェリア政府の要請通りに、軍隊に修道院を
守ってもらうのか?
この地を去り、安全な修道院へ移るのか?

修道士たちも選択を迫られる。

この地で、信仰、信条を全うするのか?
それとも、命の安全を求めるのか?


c0033213_3421183.jpg


ヒステリックに叫ぶこともなく、静かに、だが、強く
自分たちの考えを伝え合う、修道士たち。

そして、彼らが出した結論とは?


修道士のひとつ、ひとつの仕草や表情の変化に注目。
大きなアクションはないもの、信仰とは命とは?
深く重いテーマが突き刺さる。

「白鳥の湖」の曲のなんとも、効果的な使われよう。
心にずしりと響いてきます。
[PR]
by fyamasan | 2011-04-23 03:42 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)
その土曜日、7時58分~追悼、S・ルメット監督!
新聞、雑誌などで、シドニー・ルメット監督の訃報に関しての
記事をちょくちょくと見かけました。
朝日新聞での三谷幸喜の文章は良かったですね。
何度となくうなずくところが多かったです。

たまに「好きな映画監督は?」とか「どんなジャンルの映画撮りたいの?」と
聞かれるのですが、僕は、「内容は重いけど、エンターテイメントしている
映画が撮りたいです」と応えています。

それで、よく考えてみたら、これはシドニー・ルメットの事では
ないでしょうか?

映画は娯楽、ゆえに、まずは楽しませないと。
でも、中身も重要です。

シドニー・ルメット監督の遺作となった、この映画
「その土曜日、7時58分」

c0033213_544618.jpg


あらすじ・

ニューヨーク。
一見、誰もがうらやむ優雅な暮らしをしていた会計士のアンディは、
離婚し娘の養育費もまともに払えない弟ハンクに禁断の企てを
持ちかける。
それは、実の両親が営む宝石店への強盗計画だった。
その土曜日、7時58分。最悪の誤算を引き金に、次々にあらわになる
家族の真実。
そして、急速に追い詰められていく2人の運命は…?
もう、元には戻れない…


この映画、公開時に見逃していました。
「ああ~、見ておけば」と後悔ですね。

一発の銃弾が、すべてをぶち壊していく。

男の過去も未来も。
そして、家族の過去も未来も。

内容もシビアでリアルで、何とも見ていて、胸が締め付けられます。
でも、ハラハラドキドキさせてくれて、めっちゃテンションが
あがりますね。

核となるのは、家族愛。
父親、長男、次男、母。
それぞれの思惑が、少しずつ、波紋を広げていく。
やがて、それは大きな溝となっていく。

家族とはなんだろうか?と考えさせてくれますね。
父親が長男に語るシーンは、見ているこちらもググっと
胸が熱くなりました。

長男・アンディを演じた、フィリップ・シーモア・ホフマンの鬼気迫る
演技は、凄いの一言。
ダメなろくでなしの次男はイーサン・ホーク。
これがみたはまり役でしたね。
アンディの妻をマリサ・トメイ。
この人、映画、全体を考えるとかなり重要なキャラです。

そして、頑固一徹な父親をアルバート・フィニー。

名監督、名優がそろえば、やはり凄い映画が出来るもんなんだなあと、
痛感しました。

もうルメット監督の新作は見れませんが、過去の作品をまた
見直していきます。

ルメット監督の後継者といわれるように、なりたいもんです。
[PR]
by fyamasan | 2011-04-18 05:04 | 映画 | Comments(2)
「道」&「甘い生活」~フェリーニの愛に触れる
午前十時の映画祭。
大御所のフェデリコ・フェリーニの登場であります。

古典名作のような扱いになりますかな。

いわずと知れた、名作中の名作であります。


まずは、「道」

c0033213_205089.jpg



あらすじ・

野で乱暴な大道芸人ザンパノは、頭の弱い女ジェルソミーナをはした金で買い取り、
女房代わりにして村から町をめぐり歩く。
女が心を寄せた綱渡りの男は「お前だって役に立つ」と呼び込みラッパの吹き方を教えてやる。
胸をかきむしる名テーマ曲「ジェルソミーナ」の調べ。芸人はその男を殴り殺し、
女を海岸の町に置き去りにした。
数年後、芸人はあの曲を耳にして人間愛に目覚め、夜の海に号泣する。


なんと、胸が締め付けられる映画でありましょうか
切ない。

ジェルソミーナの愛くるしい、大きな瞳が今でもなかなか頭を離れない。

何も着飾らない、シンプルな映画ですが、なんとも深い人間愛を描いています。


そして、「甘い生活」

c0033213_215632.jpg



作家を夢見てローマに出てきたものの、今ではしがないゴシップ記者に甘んじている
マルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)の遍歴。
彼が大富豪の娘(アヌーク・エイメ)と一夜を共にし、帰宅すると同棲相手が自殺未遂。
取材で知り合ったハリウッド・スター(アニタ・エクバーグ)にはさんざん振り回され、
唯一のより所でもあった知的な友人は、子どもと一緒に自殺してしまう。
ショックを受けたマルチェロは乱痴気パーティへと興じていき…。


「道」とは違った物欲や人間のエゴが、これでもかというぐらいに、
全編を彩る。

でも、そこにあるのは、真実か?それとも、空しさなのか?
物に満たされた「甘い生活」が決して、幸せではないのだ。

資本主義がもたらした物が溢れる生活。
時代は変われど、人の心は変わらない。

3時間にしては、少し長いですが、フェリーニの愛が溢れていました。


共に、ニーノ・ロータの音楽が、胸に深く刻まれます。
[PR]
by fyamasan | 2011-04-16 02:03 | 午前十時の映画祭 | Comments(0)
再び、「ピカピカのさようなら」上映会のお知らせなり
桜舞うも、まだ寒い日が続きますね。

桜を見ると、去年の「ピカピカのさようなら」の
撮影現場を思い出します。


さて、去年の8月以来になりますが、「ピカピカのさようなら」の
上映会が決まりました!

9本の短編映画の上映会の1本として、上映されます。


c0033213_1163565.jpg


「GARAGE MAKER FILM’S SPRING COLLECTION」


【開催日】4月16日(土) 18:30(イベント開始)~20:00
 上映作品鑑賞は無料。但し、ワンドリンクをして下さい。

【開催場所】※お店は、通常営業しております。
サロン・ド・アマント『天人』
住所: 大阪府大阪市北区中崎西1-7-26
アクセス: 大阪地下鉄梅田駅から徒歩10分、        
地下鉄中崎町駅4番出口徒歩2分

【上映会の問い合わせ先】
 gmf.f7000@gmail.com
 GMF タカハシまで

【上映作品】

「ブラックandビター」(2006) 監督・渋谷宗孝
「ちっさいオッサン」(2009) 監督・鈴木 剛
「ピカピカのさようなら」(2010) 監督・山口文秀
「アオイナツノヒ」(2005) 監督・阿部哲久
「働く男」(1993) 監督・法山仁
「蜘蛛物語」(2008) 監督・内田清輝
「決闘シリーズ」(シャッフル上映)  監督・高橋弘
「思い出のコペンハーゲン」(1992)  監督・なにわ天閣
「実験作品トリック」(1986)  監督・吉村文庫
※上映順序はこのリストとは異なります。


c0033213_1173631.jpg


今週の土曜日ということで、急ですが、お時間ある方、
また、「ピカピカ~」見たいなあという方が、おられましたら
どんどん「アマント」の方へお越し下さいね。

今回は8月の上映会に上映したバージョンと違う、ワンカット
多い、バージョンでの上映となりますので、お見逃し無く!

また、「ブラック and バター」でもチョイ役で、出ていますので、
こちらもチェックしてくださいね!



それでは、よろしくお願いします!
[PR]
by fyamasan | 2011-04-13 01:17 | 映画制作 | Comments(2)
「トゥルー・グリット」~“真の勇気”が試される時
この作品もアカデミー賞には漏れましたが、タイトルをもう少し
考えたら、まだまだヒットは狙えたのにと思います。

「トゥルー・グリット」といわれても、日本人にはピンと来ません
からね。

ジョン・ウェインの「勇気ある追跡」のリメイクとなっていますが、
タイトルはそれでも良かったのでは?と思いますが、いかがでしょうか?

c0033213_3431559.jpg


映画「トゥルー・グリット」

ストーリー:
父親を殺された14歳の少女マティ(ヘイリー・スタインフェルド)は、
真の勇気を持つといわれる保安官のコグバーン(ジェフ・ブリッジス)に
犯人の追跡を依頼。テキサス・レンジャーのラビーフ
(マット・デイモン)も加わり、かたきのチェイニー
(ジョシュ・ブローリン)を追うこととなる。


まずはカメラマンの ロジャー・ディーキンスの映像に
酔いしれたい。

大平原の中、馬が走り去る。
大きな夕日に向って、追跡者が馬を駆けていく。

西部劇らしい映像をスクリーンで見て、
「やはり西部劇、風景だけでも、魅せてくれますね」と。

c0033213_344227.jpg


ストーリー的には特に新しいものはなく、仇となるチェイニーを
追いかけていくのですが、なかなか一致団結して、追いかけられない
のが、見ていてハラハラしてくるのが、良いですね。

14歳という設定の少女マティが、年齢の割りにとてもしっかり
しており、大人を軽くやり込めるシーンはなかなかのもの。

生ける伝説のような男のコグバーンとバリバリの若手のラビーフ
との対比も面白いですね。



c0033213_3443745.jpg


僕的にはラストのエピソードがなんとも胸を打たれましたね。

「そうか、そうだったのか!」

なんともいぶし銀的な西部劇でした。
[PR]
by fyamasan | 2011-04-06 03:44 | 映画 | Comments(0)
時代小説、万歳!~人情ものに癒される
かなり久しぶりになりますが、本の紹介となります。
最近は、ちょいっと時代小説にはまっています。
これは去年に高田郁さんの「八朔の雪~みをつくし料理帖~」を
読んで、えらく感動したからですが。

それからちょこちょこと読んでいますので、今回は3冊ご紹介したいと
思います。


まずは高田郁さんの「八朔の雪」から

c0033213_517103.jpg


あらすじ・

神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を
だす「つる家」。
店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で
少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。
大坂と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と
負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。
しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋
「登竜楼」が非道な妨害をしかけてきたが、、、。


朝日新聞で取り上げられていたので、気になって読んでみました。

予想以上に素晴らしかった。

舞台は江戸。
しかし、主人公は大坂からやってきた、女性料理人の澪。
上方と江戸の料理の違いも、ものすごく興味深いですし、
人の暮らしぶりの違いも見えて、なるほど、うなづくこと
多かったです。

でも、時代小説で、良いのは人情話ですよね。
この人情話がまた泣かせてくれます。

天涯孤独の少女であった澪を助けたのが、上方では名の知れた
料理屋「天満一兆庵」の女将の芳。
この芳がまた気風のいい女性で、澪の天性の味覚を見抜き、
女性ながら、厨房で働かせます。
しかし、一兆庵は火事にあい、再起をこめて、江戸に出店しますが、
若旦那の放蕩で店は傾き、その若旦那も消えて、失意のうちに店を
たたみ、もう一度、暖簾をあげようと、澪と芳は奮闘します。

この芳と澪のやり取りが本当に親子以上で、ググッときますね。

「つる家」の主人の種市もお人よしで、義理人情に厚い男。
澪と芳が住む長屋の住人たち、人徳のある、医者の源斎、
謎の侍、小松原など、本当に周りには澪を暖かくも、時には
厳しく見守る人たちが、澪の成長を助けています。

さらにサスペンスとまではいきませんが、憎らしいような
伏線もありますので、段々とその中身が分かると、思わず
じ~~と来ます。
特に澪と幼友達の野江ちゃんの話が、グぐっと、じーんと
きましたね。

恐らく、NHKあたりでTVドラマ化されるんじゃないかと
思っていますが、澪は下がり眉なんで、どの女優さんが
演じるんだろうな?と、今から楽しみにしています。


続いては、高田郁さんが若々しい描写なら、こちらはベテランといいますか、
貫禄のある、見事な描写にうなりました。

 「日無坂」 安住洋子(著)

c0033213_5233576.jpg


あらすじ・

老舗の薬種問屋・鳳仙堂の倅、伊佐次は素行の悪さから、
父・利兵衛に勘当され、今は浅草寺裏の賭場を仕切っている。
互いに別の道を歩む父子であったが、ある日突然、
父の死の知らせが届く。
伊佐次は前日に、偶然すれ違ったことを思い出し、目を背けてきた
己の人生を見つめなおそうと決意する。

本屋でちょっと手に取ると、
帯に「縄田一男氏、激賞」とある。

そして、

「本書は安住さんが満を持して放った宝石のごとき一巻である」と、
もう大絶賛。

これはもう買うしかないだろうと、早速購入。


いや~、やられましたね。
美味しいご馳走を食べたような、幸福感を味わいました。
切なくも愛しさ、哀歓混じる、良い時代小説でした。


高田郁さんの小説にも、じーんときました。
が、やはり若さを読んでいて感じました。
それはそれで、何も問題はないのですが、安住さんの
文章はもう完成された文で、申し分も無く、格調高く、大人を
感じさせてくれました。

縄田さんも解説で書かれていましたが、


「春先とは思えない冷気が、土間の底に澱のように沈んでいた」

「下ってきた坂道を引き返そうとした。土手をたどる頃には、
闇が降りるだろう」

「篠つく雨が降っていた」

登場人物の心象風景と重なり、なんとも深い言葉に
思わず、ドーンと胸を打たれる。

無駄な贅肉がない、見事な体のようで、いつかはこんな
文章を書いてみたいものだと、厚かましくもお手本に
させてもらいたいですね。

時代小説ファンなら、見逃すと絶対に損をする、 作品です。


最後はこちら

c0033213_5342547.jpg


「お鳥見女房」諸田 玲子(著)


あらすじ・

将軍の鷹狩りの下準備をするお鳥見役には、幕府の密偵という
裏の役割があった。江戸郊外、雑司ケ谷の組屋敷に暮らす矢島家は、
当主が任務のため旅立ち、留守宅を女房・珠世が切り盛りしている。
そんな屋敷に、ある日、子だくさんの浪人者が押しかけて来て…
さまざまな難題を持ち前の明るさと機転で解決していく珠世。
その笑顔と大家族の情愛に心安らぐ、人気シリーズ第一作。


いや~、珠世さんが良いですね。
このような女性を嫁さんにしたいですね、ハイ

今の東京でいうところのちょっと都心から離れた場所でしょうか?
雑司ケ谷を舞台に繰り広げられる、人情ドラマです。
派手なシーンもありませんし、ごくありふれた平凡な日常が
描かれています。

でも、そこがまた良いですね。
大変なことが起きつつも前向きに考え、笑顔を絶やさない
珠世さんがすごく魅力的ですね。

鷹狩りの下準備をするお鳥見役には、幕府の密偵という
裏家業があったんですね。
シリーズものなので、これがどう展開していくのか、
楽しみです。

ほろりとさせられ、うっすらと心地よい涙が出てきました。

今度、東京行ったら、舞台となった雑司ケ谷付近を散策
しようかな。


以上の3冊ですが、興味が沸きましたら、ぜひとも手にとっていただきたい
ですね。
[PR]
by fyamasan | 2011-04-03 05:34 | 読書 | Comments(0)
トスカーナの贋作~男女の仲にも贋作あり?
公開最終週でようやく見てきました。

アッバス・キアロスタミ監督が初めてイラン国外で撮影したと
いうことで、どんな映像になっているのか、興味津々でした。


「良い仕事してますね~」の中島誠之助さんも贋作の

価値を認めていますが、映画はいかに?


映画「トスカーナの贋作」

c0033213_139318.jpg


あらすじ・

イタリア、南トスカーナ地方の小さな村で講演を終えたばかりの
イギリスの作家(ウィリアム・シメル)が、ギャラリーを
経営しているフランス人女性(ジュリエット・ビノシュ)と出会う。
芸術に関して議論を交わした彼らは、カフェの女主人に夫婦かと
勘違いされたことをきっかけに、あたかも夫婦のコピーで
あるかのように振る舞い、あるときは仲良く、あるときは
言い争いつつ、車で村を巡り始める。


うーーん、なんとも不思議な感想を持ちました。
煙に巻かれたといいますか、キアロスタミの思惑に
惑わされたのか?

c0033213_13101224.jpg


話が面白いですし、セリフも意味深で、大笑いしないもの、
クスクスと笑ってしまいます。

でも、なにか腑に落ちない。

最初は贋作の話をしているのですが、それが段々と
恋愛の話になっていき、結局は何の話だったのか?と
思うわけですね。

なんとも評価のしにくい映画でした。

話は面白いので、最後まで見られました。
トスカーナの風景、結婚の聖地での贋の夫婦の話など
見るポイントはたくさんあります。

c0033213_1311865.jpg


次回はキアロスタミ監督はイランで撮る事が出来る
のでしょか?

それとも、また違った国で撮るのでしょうかね?
[PR]
by fyamasan | 2011-04-02 13:11 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)
  

メジャー監督、デビューを目指して!
by fyamasan
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
やまさんとは?
映画、格闘技(プロレス)
阪神タイガース
音楽(ロック、ジャズ、
R&Bなど)

映画を通して世界と
コミュニケーション
出来る会社

Osaka-cinema-
Communication
設立が、目標

そして、
「人々の心を開く映画を
作りたい」

座右の銘

「たかがピンチじゃないか!」


mixi,
Facebookもやってますよ。


最新のコメント
ジョニーAさん コ..
by fyamasan at 02:27
マイブログに、リンク&引..
by ジョニーA at 23:22
mi_kunさん ..
by fyamasan at 02:53
凄いご活躍ですね! 小中..
by mi_kun at 17:20
sayaさん、コメント遅..
by fyamasan at 04:42
すみません、ストロベリー..
by saya at 02:22
岩崎君へ えらいコ..
by fyamasan at 13:35
山口さん、ごぶさたしてま..
by 岩崎 at 23:04
zebraさん コメン..
by fyamasan at 03:59
fyamasan さん..
by zebra at 09:19
検索
ファン
ブログジャンル