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少年と自転車~どこまでも無防備な少年

予告編から気になっていました。

音楽がなんとも哀愁漂う。

映画「少年と自転車」


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あらすじ:
児童相談所に預けられたまま12歳になろうとしていた少年シリル
(トマス・ドレ)は、いつか父親を見つけて一緒に暮らしたいと願っていた。
ある日、彼は美容院を営むサマンサ(セシル・ドゥ・フランス)と出会い、
ごく自然に彼女と共に週末を過ごすようになる。
二人は自転車に乗って街を走り回り、ようやくシリルの父親
(ジェレミー・レニエ)を捜し出すが……。


少年シリルを演じたトマス・ドレに釘付けでした。

こんなにもナイーブで、痛々しい姿の少年。
ただ、親の父親の愛情が、愛されている、必要とされていると、
その気持ちを求めて、自分を傷つける行動に出てしまう。

そんなシリルを見守るのが、里親となったサマンサ。

なんとか助けてやりたい、という気持ち、同情から、里親となり、
シリルに引っ掛けまわされますが、シリルが何を求めて、行動するのか?
それが、分かってくると。

リアルな現実。
シリルのような問題児に手を焼く大人たち。

シリルと大人たちに距離と、ちょうど、スクリーンを見つめる
観客との距離のようにも思えます。


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シリルの行動にハラハラして、「なんで、そんなことをするんや~!」と
いつしか、親のような気持ちになって、シリルを見つめていたような
気がします。

小さな幸せをようやく見つけたように思えるシリル。
でも、また、色々な試練が待ち受けているんだろうな。

シリルの幸せを祈って、涙ぐんだラストでした。
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by fyamasan | 2012-04-25 02:16 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)

ヒューゴの不思議な発明~これも映画愛

映画「アーティスト」の余韻がまだまだ残っていますが、
こちらの映画もひとつの「ニューシネマ・パラダイス」でしょうか?

オスカー監督となったM・スコセッシ監督の初3D作品。

偶然にも、「アーティスト」と同じ、1930年代の話。

舞台はフランスになりますが。


映画「ヒューゴの不思議な発明」

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あらすじ・

1930年代のパリ。
駅の時計台にひそかに住む孤児の少年ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)の
唯一の友達は、亡き父が残した機械人形だった。
壊れたままの人形の秘密を探る過程で、彼は不思議な少女イザベル(
クロエ・グレース・モレッツ)とジョルジュ(ベン・キングズレー)に出会う。
やがてヒューゴは、機械人形にはそれぞれの人生ばかりか、
世界の運命すらも変化させてしまう秘密があることに気付き……。


3D映画ながら、3Dで見ることが出来ませんでした。

これは3Dで見たかったなあと思う、シーンも多かったので、
2Dで見たのが残念でしたね。

タイトルの「不思議な発明」とは? よりも「不思議な出会い」に
なるんじゃないかあと。

パリなのに、英語って?
こちらも不思議な感じでしたが、まあ、それなりにすんなりと
見ていましたが。

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リュミエール兄弟から生まれた映画。
その創世記に活躍した、メリエスへのスコセッシの映画愛。


父を亡くした、ヒューゴは父が見つけてきた不思議な機械人形の修理法に
情熱を燃やす。

一方、映画への情熱も冷め、ただ日々を暮らすだけの老人になった
ジョルジュ・メリエス。

奇妙な出会いから、不思議な物語が始まる。

ヒューゴがメリエスの養子の娘イザベルと、映画館にこっそり
入り、スクリーンを見つめるシーンも良かったです。

映写機から溢れる光が、希望の光のようにも思えてしまう。

「ああ、面白かったなあ」で終わる映画が多い中、
スコセッシ映画は、映画について、色々なものを考えさせてくれます。

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このシーンはどういう意味だろうか?
なぜ、主人公はこう行動するのか?

不思議で奇妙な、映画愛に満ちたスコセッシ映画。

また、何度となく見てみたいです。
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by fyamasan | 2012-04-17 00:45 | 映画 | Comments(0)

アーティスト~モノクロ&サイレントの醍醐味は?

Tohoシネマズでの6000ポイントたまりました。

これで、3回目になりますが、1ヶ月のフリーパス、ゲットです。

これからの1ヶ月、映画見まくります!

第一弾は、今年のアカデミー賞、作品賞などを取った
「アーティスト」


モノクロ&サイレントは3D時代の今、どう映るのか?


映画「アーティスト」


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あらすじ・

1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していた
ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作の舞台
あいさつで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。
その後オーディションを経て、ジョージの何げないアドバイスをきっかけに
ヒロインを務めるほどになったペピーは、トーキー映画のスターへと
駆け上がる。
一方ジョージは、かたくなにサイレントにこだわっていたが、
自身の監督・主演作がヒットせず……。


1920年代後半から30年代前半の映画の都、ハリウッドが舞台。
サイレントからトーキーへと変わる転換期。
映画スターも、映画プロデューサーたちも、その過渡期を
どう生きていったか?

サイレントにこだわったジョージは、トーキーの波に呑み込まれ、
新人のベビーは、その波を上手に乗りこなし、大スターへと
駆け上がっていく。

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その印象的なシーンが、映画会社の階段でのシーン。

「トーキーは所詮、おもちゃ。サイレントには敵わない」
サイレントの未来を信じて疑わないジョージは階段を降りてくる。

そして、映画会社と契約しに階段を上っていく、ベビー。

二人はちょうど真ん中の中段ですれ違う。

一見なんてことのないシーンですが、これから大スターから
転落していく、ジョージは階段を下りる。
そして、これから新しいトーキーのスタートして上り詰めていく
べピーは階段をあがっていく。

なんのセリフもないのに、このシーンだけで、それを語っている。

なんとも心憎い、演出ですね。


物語はシンプル。

原点はチャップリンの「ライムライト」でしょうか?

かっては拍車喝采を浴びた人気コメディアンと挫折した若きバレリーナの
物語とダブります。


サイレントからトーキーを上手く乗り越えたチャップリン。

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この映画の主人公は、どのように、自身の映画人生の選択をするのか?



映画愛に溢れて、思わず、グぐっと涙が。

セリフが聞けないのが、残念でしたが、音楽が良いですね。

それと名わき役なのが、ジョージが飼っていた愛犬・アギーが
最高に良い!

ジョージと映画にも出演していますが、かなりの演技派でありますよ。

映画で、その演技派ぶりは堪能してくださいね。


往年の映画へのオマージュとも思えるシーンも多くて、
ラストも泣かせますね。

これは、ミシェル・アザナヴィシウス監督の「ニューシネマ・パラダイス」
でしょうかね?


ひとつの映画の表現方法として、サイレントを選んだということですが、
次はどんな映画マジックを見せてくれるのでしょうか?


楽しみです。
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by fyamasan | 2012-04-13 01:31 | 映画 | Comments(0)

傍聞き(かたえぎき)~気になる話には、

4月10日の本屋大賞の受賞作品がなんなのか?
楽しみなところです。

結構、最近ではネームバリューもあるので、若手作家にとっては
ひとつの登竜門的な存在でしょうか?


こちらの作品も帯に惹かれました、

「おすすめ文庫王国 ダントツの第1位

この20年で最高の傑作!
仕掛けと感動の珠玉短編を堪能せよ」と書いてある。

これは読まずにはいられない!


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「傍聞き(かたえぎき)」長岡 弘樹 (著)


あらすじ・

娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」。
元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。
女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。
患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。

4つの短編集。
本も分厚くないので、一気に読めます。

ただ、帯の「20年で最高の~」には?がつくかな。

確かに面白い。
文章ひとつ、ひとつに意味を持たせている感じで、伏線の張り方が
すごいですね。
無駄なないというのでしょうか?

ものすごい独自の世界のミステリーではなく、ごく限られた中でではありますが、
日常にある出来事が、ミステリーになっています。

作者はあまり調査やインタビューをしない人らしいので、現場を
しっている人には、リアルさが欠ける描写もあるみたいですね。

それでも、創造などで、ここまで話が作れるのはすごいもんだ。

ちなみに、

傍聞き(かたえぎきと読みます)、とは、


「かたわらにいて、人の会話を聞くともなしに聞くこと」

直接、その人に話をするのではなく、その人の近くで、誰か他人に
その話をして、その人に聞かせることで、より真実味、より興味を
沸かせること。

この本では、どんな話を「傍聞き」しているのか?



興味ある方は、一読を!
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by fyamasan | 2012-04-10 05:01 | 読書 | Comments(0)

スター・ウォーズ~エピソード1・3D

遅らせながら、ようやく見てきました。

それほど、熱心なSWファンではありませんが、3Dだとどうなっているのか?
気になってましたので。

さあ、3D効果はいかに?



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映画「スター・ウォーズ~エピソード1・3D」

あらすじ・


遠い昔、はるか彼方の銀河系。
交易航路の課税をめぐる衝突が激化し、通商連合が惑星ナブーを
軍事閉鎖するという事態が起きる。その収拾を図るためにジェダイ騎士の
クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)とその弟子である
オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)派遣されるが、
通商連合によるナブー侵略が始まってしまう。ナブーの女王アミダラ
(ナタリー・ポートマン)を安全な場所へと脱出させようとする2人だったが、
宇宙船が故障。修理で惑星タトゥイーンに降り立った一行は、
そこでアナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)
という少年と出会う。


前回の公開が1999年。
そうか、もう10年以上が経つんですね。

今のCG、3D技術であれば、もっとすごい映像が作れたんでしょうね。
1999年当時の最先端技術ですからね。


3分間の映像を追加収録。
パペットであった、ヨーダがCGになっています。


まあ、熱心なSWファンではないので、最初は
あのテーマ曲が流れると、
「おお~、いよいよ始まるなあ」とテンションがあがりましたが、
だんだんと落ち着いてきました。

3Dも慣れてくると、そんなに特別なこともなくなるので、

「果たして3D効果はあるのか?」とふと疑問が。

映画館で見れば、2Dでも同じじゃないのかなと。

1年にエピソードを1、それぞれ、3D化していくとのことですが、
2,3よりは、4,5、6あたりを3Dで見たいなあと思います。

期待していただけに、ちょっと期待はずれかな?


それよりも3Dでの予告編の「アベンジャーズ」が気になりました。

これは早く見たいなあ。
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by fyamasan | 2012-04-03 01:45 | 3D | Comments(2)


メジャー監督、デビューを目指して!


by fyamasan

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やまさんとは?

映画、格闘技(プロレス)
阪神タイガース
音楽(ロック、ジャズ、
R&Bなど)

映画を通して世界と
コミュニケーション
出来る会社

Osaka-cinema-
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設立が、目標

そして、
「人々の心を開く映画を
作りたい」

座右の銘

「たかがピンチじゃないか!」


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