グラン・トリノ~男の中の男だよ!
2009年 04月 30日
御年78歳ながら、自身の映画では最高のオープニング(全米)を
飾ったクリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」、
早速、見てきました。
主演、出演作としては、「ミリオン・ダラー・ベイビー」から
4年近く経っていますし、クリントいわく、「役者として最後の
映画」、かなり気合が入っていました。
映画「グラン・トリノ」
あらすじ:
妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト
(クリント・イーストウッド)は、自動車工の仕事を
引退して以来単調な生活を送っていた。
そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうに
なったことをきっかけに、アジア系移民の少年タオ
(ビー・ヴァン)と知り合う。
やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を
大きく変えていく。
(シネマトゥデイ)
観客層はやはり高め。
上映後には泣いている方もいれば、拍手を送る方も。
イーストウッド、最後の主演作ゆえに、僕も涙がすこし
こぼれた。
過去の自分の行為を許せずに、心を閉じてしまった
孤独な老人。唯一の理解者の妻が亡くなったので、余計に
孤独を感じてしまう。
息子ともきちんと向き合いたいが、その方法が分からない。
差別発言や悪態をつくのも、その裏返しかも知れない。
こんな男が隣に住む、モン族との青年と交流を深め、
閉じていた心を少しずつ、開けていく。
特にモン族の祈祷師に心を見透かされるシーンや若き神父との
対話もなかなか興味深いです。
この映画、色々注目所が多いのですが、隣に住むモン族の
タオ、スーを演じた二人は共に、これで映画デビュー。
デビュー作とは思えない演技者ぶりでしたね。
あと、前作の「チェンジリング」も内容は重かったですが、
この映画、愛すべきイーストウッドの魅力満載で、
くすくす笑えるシーンも多く、映画館が柔らいでいましたね。
タイトルにもなった「グラン・トリノ」も映画に出てきます。
72年型のピカピカにしている大事な車。
フォードの自動車工場で長年働いてきた、男の誇りと意地が
この車に集約されているようにも思います。
普段はほとんどパンフは買いませんが、これは買いでしょうかね。
新藤兼人さんの寄稿や、イーストウッド映画の集大成的な
内容になっていますので、イーストウッドをあまり知らない方にも
オススメであります。
男が最後にとった行動とは?
男の進むべき道とは?
ぜひとも、映画館でお確かめ&楽しんでください!
飾ったクリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」、
早速、見てきました。
主演、出演作としては、「ミリオン・ダラー・ベイビー」から
4年近く経っていますし、クリントいわく、「役者として最後の
映画」、かなり気合が入っていました。
映画「グラン・トリノ」
あらすじ:
妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト
(クリント・イーストウッド)は、自動車工の仕事を
引退して以来単調な生活を送っていた。
そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうに
なったことをきっかけに、アジア系移民の少年タオ
(ビー・ヴァン)と知り合う。
やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を
大きく変えていく。
(シネマトゥデイ)
観客層はやはり高め。
上映後には泣いている方もいれば、拍手を送る方も。
イーストウッド、最後の主演作ゆえに、僕も涙がすこし
こぼれた。
過去の自分の行為を許せずに、心を閉じてしまった
孤独な老人。唯一の理解者の妻が亡くなったので、余計に
孤独を感じてしまう。
息子ともきちんと向き合いたいが、その方法が分からない。
差別発言や悪態をつくのも、その裏返しかも知れない。
こんな男が隣に住む、モン族との青年と交流を深め、
閉じていた心を少しずつ、開けていく。
特にモン族の祈祷師に心を見透かされるシーンや若き神父との
対話もなかなか興味深いです。
この映画、色々注目所が多いのですが、隣に住むモン族の
タオ、スーを演じた二人は共に、これで映画デビュー。
デビュー作とは思えない演技者ぶりでしたね。
あと、前作の「チェンジリング」も内容は重かったですが、
この映画、愛すべきイーストウッドの魅力満載で、
くすくす笑えるシーンも多く、映画館が柔らいでいましたね。
タイトルにもなった「グラン・トリノ」も映画に出てきます。
72年型のピカピカにしている大事な車。
フォードの自動車工場で長年働いてきた、男の誇りと意地が
この車に集約されているようにも思います。
普段はほとんどパンフは買いませんが、これは買いでしょうかね。
新藤兼人さんの寄稿や、イーストウッド映画の集大成的な
内容になっていますので、イーストウッドをあまり知らない方にも
オススメであります。
男が最後にとった行動とは?
男の進むべき道とは?
ぜひとも、映画館でお確かめ&楽しんでください!
by fyamasan
| 2009-04-30 05:37
| 映画