武士の家計簿~そろばん侍
2010年 12月 21日
今までの時代劇、侍ものとは一味違う、この映画。
刀ではなく、そろばんで一家を支えた武士の生き様。
映画「武士の家計簿」
あらすじ・
会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に
携わってきた猪山家八代目・直之は(堺雅人)、家業のそろばんの
腕を磨き、才能を買われて出世する。
江戸時代後期、加賀藩も例にもれず財政状況は逼迫していた。
加えて武家社会では出世するにつれ出費も増え続けるという
構造的な問題があった。
猪山家の家計が窮地にあることを知った直之は、家財道具を処分し
借金の返済にあてることを決断、家族全員で倹約生活を
行うことにする。
チャンバラが見れない時代劇も珍しい。
刀ではなく、そろばんが武器になる。
100万石となれば、150人ほどの会計処理班が、会計に
追われていたという話も、面白いが、そこから不正の話が
広がるのも、なるほどと思う。
前半が直之の半生を描きながら、会計処理の仕事内容、
猪山家の話、当時の武家の暮らしぶりなど、様々なエピソードを
盛り込んで、コメディ感覚のちょい泣きもあるような展開で
引き込まれていきます。
後半は、息子の話が中心となり、時代は激動の幕末から
明治へと進んでいく。
ここでも、刀ではなく、そろばんの技術で大村益次郎に
請われたのが、そろばん一家の宿命なのかと。
全体的に地味ですが、なかなか面白い。
でも、もうひと波乱があれば、さらに楽しめたのかなあとも、
思えますが。
武士にも色々な仕事があるので、違う側面から見た江戸時代は
また違ったものに見えるでしょうね。
刀ではなく、そろばんで一家を支えた武士の生き様。
映画「武士の家計簿」
あらすじ・
会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に
携わってきた猪山家八代目・直之は(堺雅人)、家業のそろばんの
腕を磨き、才能を買われて出世する。
江戸時代後期、加賀藩も例にもれず財政状況は逼迫していた。
加えて武家社会では出世するにつれ出費も増え続けるという
構造的な問題があった。
猪山家の家計が窮地にあることを知った直之は、家財道具を処分し
借金の返済にあてることを決断、家族全員で倹約生活を
行うことにする。
チャンバラが見れない時代劇も珍しい。
刀ではなく、そろばんが武器になる。
100万石となれば、150人ほどの会計処理班が、会計に
追われていたという話も、面白いが、そこから不正の話が
広がるのも、なるほどと思う。
前半が直之の半生を描きながら、会計処理の仕事内容、
猪山家の話、当時の武家の暮らしぶりなど、様々なエピソードを
盛り込んで、コメディ感覚のちょい泣きもあるような展開で
引き込まれていきます。
後半は、息子の話が中心となり、時代は激動の幕末から
明治へと進んでいく。
ここでも、刀ではなく、そろばんの技術で大村益次郎に
請われたのが、そろばん一家の宿命なのかと。
全体的に地味ですが、なかなか面白い。
でも、もうひと波乱があれば、さらに楽しめたのかなあとも、
思えますが。
武士にも色々な仕事があるので、違う側面から見た江戸時代は
また違ったものに見えるでしょうね。
by fyamasan
| 2010-12-21 05:20
| 邦画