CUT~映画のために死ねるか?
2012年 01月 21日
2012年、今年はえらい映画を早々に見てしまいました。
見終わった後は、テンションあがって大変でしたが、ぜひとも、
たくさんの人に見てもらいたい。
とういか、映画製作目指している人は、見ないと駄目でしょう!
本来ならば、日本人が撮るべき映画だと思うのですが。
映画「CUT」
あらすじ・
昔の名画の自主上映会を開催している映画監督の秀二は、
現在の映画界の状況を嘆き、日々、映画のために街頭演説を行っていた。
ある日、兄・真吾が死んだ。
秀二は映画製作のために、ヤクザだった真吾を通して借金をしており、
その借金のせいで真吾は命を落としたのだ。
2週間で1254万円の返済を求められた秀二は、ヤクザたちの“殴られ屋”
になる事で、借金を返済しようとする。
兄の死んだ事務所のトイレで、秀二は毎日殴られ続ける…。
ネットでの評価、低いですね(泣)
僕にはグサッと来ましたが。
まあ、色々とつっこみどころはありますが、でも、それ以上に
監督の映画愛をものすごく感じました。
僕の生涯No1映画「ニューシネマ・パラダイス」でも、ものすごい
映画愛を感じましたが、この「CUT」でも、このような描き方が
あるのかと、驚きがありました。
ラストあたりに注目を。
秀二の言う、現在の映画界に対する様々な批評は、うなずくことが多いです。
僕自身は、本当に、この先、映画館で映画を見ることがなくなる
んじゃないかと危惧しています。
映画館にお客さんをよぼうという行為をどこまでしているのか?
映画を見に来たいと思わせるものはあるのかな?とか、色々と
僕も思うところは色々あります。
まあ、そのあたりは別の機会で。
僕は人一倍、映画が好きですし、映画愛も他人に負けないと思って
いましたが、
この映画のように、
「映画のために死ねるか?」と言われたら、即答出来ないですね。
即答出来る人間が、この映画を作っているわけで、それを見せ付けられると
もっと気合いれていかないとあかんなあと、痛切に感じました。
主演の西島秀俊の身を削った、暴れまくる演技。
それと対照的に他の主演者はかなり落ち着いた演技。
唯一の紅一点の常盤貴子も良かったですね。
ショートヘアーで、母性を感じさせる。
こういったアート系には欠かせない、菅田俊さん。
でんでんも良い味だしてますし、僕が一番気になったのは、
秀二と同じ映画製作にかけている ナカミチを演じた鈴木卓爾さん。
自主映画にこういう人、絶対にいますしね。
笹野高史さんも出ていたのにはびっくり。
だからこの人の役の幅が広いんだなあと、あらためて。
まだ未見の方は、ネットの批評の前に、西島の殴られっぷりを
見てください。
本当に死ぬかと思ったほど、かなり過酷な撮影現場だったらしいです。
そして、映画全体から感じる、驚くほど、ピュアな映画愛を感じて
もらえたらと思います。
ひさしぶりに、パンフレット買いました。
見終わった後は、テンションあがって大変でしたが、ぜひとも、
たくさんの人に見てもらいたい。
とういか、映画製作目指している人は、見ないと駄目でしょう!
本来ならば、日本人が撮るべき映画だと思うのですが。
映画「CUT」
あらすじ・
昔の名画の自主上映会を開催している映画監督の秀二は、
現在の映画界の状況を嘆き、日々、映画のために街頭演説を行っていた。
ある日、兄・真吾が死んだ。
秀二は映画製作のために、ヤクザだった真吾を通して借金をしており、
その借金のせいで真吾は命を落としたのだ。
2週間で1254万円の返済を求められた秀二は、ヤクザたちの“殴られ屋”
になる事で、借金を返済しようとする。
兄の死んだ事務所のトイレで、秀二は毎日殴られ続ける…。
ネットでの評価、低いですね(泣)
僕にはグサッと来ましたが。
まあ、色々とつっこみどころはありますが、でも、それ以上に
監督の映画愛をものすごく感じました。
僕の生涯No1映画「ニューシネマ・パラダイス」でも、ものすごい
映画愛を感じましたが、この「CUT」でも、このような描き方が
あるのかと、驚きがありました。
ラストあたりに注目を。
秀二の言う、現在の映画界に対する様々な批評は、うなずくことが多いです。
僕自身は、本当に、この先、映画館で映画を見ることがなくなる
んじゃないかと危惧しています。
映画館にお客さんをよぼうという行為をどこまでしているのか?
映画を見に来たいと思わせるものはあるのかな?とか、色々と
僕も思うところは色々あります。
まあ、そのあたりは別の機会で。
僕は人一倍、映画が好きですし、映画愛も他人に負けないと思って
いましたが、
この映画のように、
「映画のために死ねるか?」と言われたら、即答出来ないですね。
即答出来る人間が、この映画を作っているわけで、それを見せ付けられると
もっと気合いれていかないとあかんなあと、痛切に感じました。
主演の西島秀俊の身を削った、暴れまくる演技。
それと対照的に他の主演者はかなり落ち着いた演技。
唯一の紅一点の常盤貴子も良かったですね。
ショートヘアーで、母性を感じさせる。
こういったアート系には欠かせない、菅田俊さん。
でんでんも良い味だしてますし、僕が一番気になったのは、
秀二と同じ映画製作にかけている ナカミチを演じた鈴木卓爾さん。
自主映画にこういう人、絶対にいますしね。
笹野高史さんも出ていたのにはびっくり。
だからこの人の役の幅が広いんだなあと、あらためて。
まだ未見の方は、ネットの批評の前に、西島の殴られっぷりを
見てください。
本当に死ぬかと思ったほど、かなり過酷な撮影現場だったらしいです。
そして、映画全体から感じる、驚くほど、ピュアな映画愛を感じて
もらえたらと思います。
ひさしぶりに、パンフレット買いました。
by fyamasan
| 2012-01-21 02:04
| 邦画