天使の分け前~ケン・ローチ節、炸裂!
2013年 04月 29日
確か、「SWEET SIXTEEN」が、僕にとって初のケン・ローチ
映画でした。
それから、公開される映画は、大体は見ている気がします。
息子のジム・ローチ監督の「オレンジと太陽」も父に似た社会派の
映画でした。
もう息子に任すのか?と思いきや、ケン・ローチ、まだまだ健在の
映画が作られました。
映画「天使の分け前」
あらすじ・
いつもケンカばかりしている青年ロビー(ポール・ブラニガン)は、
トラブルを起こして警察ざたに。しかし、恋人との間にできた子どもが
そろそろ出産時期を迎えることに免じ、刑務所送りの代わりに
社会奉仕活動をすることになる。まともな生活を送ろうと改心した
過程で指導者のハリー(ジョン・ヘンショウ)に出会い、
ウイスキーの奥深さを教えてもらったロビーはその魅力に目覚めていき……。
おそらく現実では起こりえない話しなのかもしれない。
映画だからこその話しかもしれない。
でも、起きて欲しいと切に願いました。
自分ではどうしようもない、目の前の現実の世界。
それに甘んじて生きてきたのも確か。
でも、ほんの先には小さな、希望や明かりが見えてきた。
何とかして、その先に進みたい。
でも、どうしようもない現実というものが、重たくのしかかる。
映画の舞台のスコットランドでもそうですが、世界のいたるところで、
10代、20代前半の若者が抱える問題ではないでしょうか?
社会奉仕活動の指導者のハリーに会わなければ、ロビーはどうなって
いたのか?
現実の世界に押しつぶされていたのかもしれません。
愛する人が出来て、そして、守るべき家族が出来た。
ハリーのような手を差し伸べてくれる人がいる幸せ。
また、その手を受け入れる心がなくてもいけません。
その二つがあって、はじめて前に向って歩いていけます。
貧困や格差、差別、偏見。
重い内容の題材を見事に、ヒューマン・コメディに仕上げているのは
さすがのローチ監督。
まだまだ息子に任せきりにはいかないと、ローチ節がうなります。
落ちこぼれたちの見事な逆転劇!
タイトルの「天使の分け前」とはどんな意味なのでしょうか?
映画を見てのお楽しみに!
映画でした。
それから、公開される映画は、大体は見ている気がします。
息子のジム・ローチ監督の「オレンジと太陽」も父に似た社会派の
映画でした。
もう息子に任すのか?と思いきや、ケン・ローチ、まだまだ健在の
映画が作られました。
映画「天使の分け前」
あらすじ・
いつもケンカばかりしている青年ロビー(ポール・ブラニガン)は、
トラブルを起こして警察ざたに。しかし、恋人との間にできた子どもが
そろそろ出産時期を迎えることに免じ、刑務所送りの代わりに
社会奉仕活動をすることになる。まともな生活を送ろうと改心した
過程で指導者のハリー(ジョン・ヘンショウ)に出会い、
ウイスキーの奥深さを教えてもらったロビーはその魅力に目覚めていき……。
おそらく現実では起こりえない話しなのかもしれない。
映画だからこその話しかもしれない。
でも、起きて欲しいと切に願いました。
自分ではどうしようもない、目の前の現実の世界。
それに甘んじて生きてきたのも確か。
でも、ほんの先には小さな、希望や明かりが見えてきた。
何とかして、その先に進みたい。
でも、どうしようもない現実というものが、重たくのしかかる。
映画の舞台のスコットランドでもそうですが、世界のいたるところで、
10代、20代前半の若者が抱える問題ではないでしょうか?
社会奉仕活動の指導者のハリーに会わなければ、ロビーはどうなって
いたのか?
現実の世界に押しつぶされていたのかもしれません。
愛する人が出来て、そして、守るべき家族が出来た。
ハリーのような手を差し伸べてくれる人がいる幸せ。
また、その手を受け入れる心がなくてもいけません。
その二つがあって、はじめて前に向って歩いていけます。
貧困や格差、差別、偏見。
重い内容の題材を見事に、ヒューマン・コメディに仕上げているのは
さすがのローチ監督。
まだまだ息子に任せきりにはいかないと、ローチ節がうなります。
落ちこぼれたちの見事な逆転劇!
タイトルの「天使の分け前」とはどんな意味なのでしょうか?
映画を見てのお楽しみに!
by fyamasan
| 2013-04-29 06:14
| ヨーロッパ映画