パリよ、永遠に~隠れた史実に
2015年 04月 13日
あらすじ・
ナチス・ドイツ占領下のパリで、パリ防衛司令官コルティッツ(ニエル・アレストリュプ)は、
アドルフ・ヒトラーの命を受け、ノートルダム大聖堂などの世界的な建築物を
破壊する計画を立てていた。
スウェーデン総領事のノルドリンク(アンドレ・デュソリエ)は、破壊を
止めさせようとコルティッツを訪問する。
元々は舞台劇というだけあって、ドイツ人将軍の部屋での話がメイン。
破壊を何とか止めさせようとするスェーデンの外交官と、家族を人質に
取られて、命令を遂行せざるを得ない将軍。
迫ってくる連合国軍。
刻々と不利に変わる戦況。
大事な家族をとるか、名誉あるパリを守る選択をするかで、揺れる将軍。
あの手この手で、将軍を説得しようとする外交官。
この二人のやり取りが、見ていて非常にスリリングで、結末は分かっているものの、
どう展開するか、ハラハラドキドキでしたね。
終戦前夜にこんなドラマがあったとは。
エンドロールのその後の史実が、また、胸を打ちます。
by fyamasan
| 2015-04-13 01:58
| ヨーロッパ映画