コーチ・カーター~未来を変えた人

こういう質問をされた時、貴方はどう答えますか?
「貴方の未来を変えた人は、いましたか?
いれば、どんな人だったでしょうか?」

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かって、高校時代、バスケットで数々の記録を作ったケン・カーター
(S・L・ジャクソン)は、地元でスポーツ道具販売店を営んでいる。
そんな彼に、母校のリッチモンド高校で、バスケのコーチを
して欲しいとの依頼を受ける。
チームは昨シーズンは4勝22敗と低迷していた。

コーチ就任と同時に、カーターは生徒とある契約を交わす。
それは、全ての科目で平均値、2.3を越える事。
授業は必ず、出席し、一番前に座る。
遠征の時は、タイとジャケットを着用する事。
規律を守ることを、徹底させた。
そして、一人でも達成出来ない場合は、その責任は
チーム全体にかかると。

最初は戸惑い、反感を持ちつつ、カーターに接する
部員だが、カーターが上辺ではなく、心底、部員の事を
考えてることが分かると、辛い練習にも耐え、勉強も
頑張ってきた。
(遅刻などすれば、腕立て500回、ターンダッシュ
300回などやらされるのである)

昨年の負け組チームが嘘のように、リッチモンドは勝ち進んでいく。
時には、驕る彼らを叱咤激励し、カーターは導いていく。
地元大会で優勝し、いよいよ州大会に出場が決まった時、
ある騒動が起こり、これが大きな波紋を呼んでいく。

それは、部員の契約内容の不履行による、試合辞退。
部員はバスケは熱心にしていたが、やはり勉強は手抜き
しており、それが成績に顕著に現れた。
カーターは全員が、2.3以上の成績を取れない限り、
体育館は閉鎖し、試合にも出場しないと告げた。

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今や飛ぶ鳥を落とす勢いのリッチモンド。
学校だけでなく、地域の住人も快進撃に注目していた。、
なぜ、今、学業優先なのか?
バスケに集中させろと、試合に出場しろと
委員会を開いて、カーターに詰め寄る。
ある者は、カーターのコーチ解任まで言い出した。

しかし、カーターは信念を持って、なぜ、学業が大切かを、
自分の指導方針を熱く語り、人々の賛同を得ようとするが、
カーターの進退問題も絡みだしたこの問題。
信頼で結ばれた部員たちの反応は、どうなのか?
さて、委員会が出した結論とは?

バスケだけでなく、アスリートの選手寿命は短い。
選手として過ごしている時間はいい、だが、それ以降も
人生がある。その人生をどう過ごしていくかが、問題だ。

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90年前後、スパイク・リーを筆頭に
黒人監督による、黒人映画が
盛んに作られた。
J・シングルトン監督のデビュー作に
「ボーイズン・ザ・フッド」という映画がある。
この映画はLAの貧民街サウスセントラル
出身の若者3人の青春物だが、驚くべき事実は
この町周辺の黒人の内、20歳を迎える黒人男性が
ほんの少ししかいないと言うこと。
つまり、10代のうちに、ドラッグ絡みの事件で殆ど
命を失っているか、または刑務所に入っている。
父親不在が子供にどのような影響を及ぼすかも
この映画は描いているが。

劣悪な環境から抜け出すには、強い信念を持ち、
試練を乗り越えなくてはならない。
それが出来るように、肉体的にも精神的にもカーターは
部員達を鍛え上げていた。
それが、バスケ以降の人生を生きる力となるのである。

この映画を見て思い出したのは、高校野球での
指導者による、生徒への体罰だった。
ニュースになった学校だけではないはず、どこの学校でも
多かれ、少なかれその問題はあるだろう。
体罰をした指導者は、子供達の未来を考えて、
それを行ったのか?
ただ、チームを強くするためだったのか?

生徒というより、先生や指導者にこそ、この映画を見て
何かを感じ取って貰いたい、そう思いました。
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by fyamasan | 2005-09-14 04:14 | 映画

メジャー監督、デビューを目指して!


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