大停電の夜に~こんなイブも良いかもしれない
2005年 12月 01日
普段、ロウソクはいつ使いますか?
誕生日に、仏壇(墓参りなども入れて)に、そして停電に。
本当にごくわずかしかないと思います。
この小さなロウソクの火が、こんなにも美しく、暖かく、
見る人を包み込んでくれるんだと、この映画を見て実感しました。
映画「大停電の夜に」
東京が一年で一番輝く日、クリスマス・イブ。
その日の午後5時、首都は突然の停電に見舞われる。
そして物語は。
・妻と愛人の間で苦悩する佐伯(田口トモラヲ)は、
死期が近い父から出生の秘密を聞かされる。
・昔の恋人が来る事を願い、自分の店(バー)で
待つ木戸(豊川悦司)
・そんな彼を憧れのまなざしで見つめる向かいの
ロウソク店の女性(田畑智子)
・二人で静かに過ごすはずだったイブの夜。妻(淡島千景)から
過去の話を突然聞かされ、動揺する国東(宇津井健)など、
この映画には14歳の少年から70歳の老夫婦にいたる
12人が登場します。
別々のストーリーが展開しますが、意外となぜか繋がって
いるんですよね。
どう繋がっているかは、映画を見てのお楽しみに!
キーワードは「こんな夜だから、、、」
いつもなら決して言えない事も、こんな停電の夜、ロウソクの光に
見守られて、二人きりの今だからこそ、言える事もある。
僕は元やくざの銀ちゃん(吉川晃司)が、元彼女の杉田(寺島しのぶ)に
言うセリフが一番胸に響きました。
(ようやく堅気になって戻ってみたら女は別の男と結婚。
しかも妊娠中で、銀ちゃんの出現で産気づいてしまう)
停電の為に止まった地下鉄から降りて、杉田を背負って
病院まで向かう途中に銀が言う、
「許せねえ~、でも、惚れてるんだよ」
「許せねえ~、でも忘れなれないほど、惚れんてんだ!」
今の僕にはこの言葉が、めちゃめちゃ身に沁みます(>。<)
吉川晃司のサンタ姿も中々可愛かったです。
原田知世さん、映画でもしっかり「BLENDY」飲んでました(^・^)
他の方の感想を読むと、田畑智子さんの評判が良いようです。
(彼女のロウソク店がこれまた綺麗なんですよね)
僕もとても好感持てましたが、僕的には豊川悦司の存在感が
とても気になりました。
私生活のことなど、いろいろ聞いていると、どうも好きになれないのですが、
この映画では、文句なくカッコよかった。
やはりトヨエツってカッコいいねと、改めて思いました。
蛇足になりますが、僕は大学時代、まだ売れる前のトヨエツに
会っています。確か「12人の優しい日本人」に出演してた頃。
あの頃は、爽やか好青年だったんだけどな。
あと、気になったのが、照明など、このロウソクの光を活かしつつ、
どういう風にこの映像を撮ったんだろうと、自称、新人監督で
ある僕は思うわけですね。
「東京タワー」の監督ですから、光ものはお得意なのかな?
本当に綺麗なんですよね、今年のイブはこの映画の影響で、
どのくらいロウソクが売れるんだろうか!
音楽も良いですよ。
木戸のバーに流れるのが、
ビル・エヴァンスのアルバム
「Waltz for Debby」。
JAZZでは定番中の定番ですが、
この映画の使い方は憎いです。
映画館は若いカップルだらけかと思いましたが、意外と老夫婦が
多かったです。
60歳過ぎても、二人でこんな素敵な映画を見に行ける老夫婦に
僕もなりたいなあ。
見終わったあと、何とも心地よい気持ちにさせてくれました。
皆さんもぜひ、ロウソクの素敵な明かりに、心和ませてください。
誕生日に、仏壇(墓参りなども入れて)に、そして停電に。
本当にごくわずかしかないと思います。
この小さなロウソクの火が、こんなにも美しく、暖かく、
見る人を包み込んでくれるんだと、この映画を見て実感しました。
映画「大停電の夜に」
東京が一年で一番輝く日、クリスマス・イブ。
その日の午後5時、首都は突然の停電に見舞われる。
そして物語は。
・妻と愛人の間で苦悩する佐伯(田口トモラヲ)は、
死期が近い父から出生の秘密を聞かされる。
・昔の恋人が来る事を願い、自分の店(バー)で
待つ木戸(豊川悦司)
・そんな彼を憧れのまなざしで見つめる向かいの
ロウソク店の女性(田畑智子)
・二人で静かに過ごすはずだったイブの夜。妻(淡島千景)から
過去の話を突然聞かされ、動揺する国東(宇津井健)など、
この映画には14歳の少年から70歳の老夫婦にいたる
12人が登場します。
別々のストーリーが展開しますが、意外となぜか繋がって
いるんですよね。
どう繋がっているかは、映画を見てのお楽しみに!
キーワードは「こんな夜だから、、、」
いつもなら決して言えない事も、こんな停電の夜、ロウソクの光に
見守られて、二人きりの今だからこそ、言える事もある。
僕は元やくざの銀ちゃん(吉川晃司)が、元彼女の杉田(寺島しのぶ)に
言うセリフが一番胸に響きました。
(ようやく堅気になって戻ってみたら女は別の男と結婚。
しかも妊娠中で、銀ちゃんの出現で産気づいてしまう)
停電の為に止まった地下鉄から降りて、杉田を背負って
病院まで向かう途中に銀が言う、
「許せねえ~、でも、惚れてるんだよ」
「許せねえ~、でも忘れなれないほど、惚れんてんだ!」
今の僕にはこの言葉が、めちゃめちゃ身に沁みます(>。<)
吉川晃司のサンタ姿も中々可愛かったです。
原田知世さん、映画でもしっかり「BLENDY」飲んでました(^・^)
他の方の感想を読むと、田畑智子さんの評判が良いようです。
(彼女のロウソク店がこれまた綺麗なんですよね)
僕もとても好感持てましたが、僕的には豊川悦司の存在感が
とても気になりました。
私生活のことなど、いろいろ聞いていると、どうも好きになれないのですが、
この映画では、文句なくカッコよかった。
やはりトヨエツってカッコいいねと、改めて思いました。
蛇足になりますが、僕は大学時代、まだ売れる前のトヨエツに
会っています。確か「12人の優しい日本人」に出演してた頃。
あの頃は、爽やか好青年だったんだけどな。
あと、気になったのが、照明など、このロウソクの光を活かしつつ、
どういう風にこの映像を撮ったんだろうと、自称、新人監督で
ある僕は思うわけですね。
「東京タワー」の監督ですから、光ものはお得意なのかな?
本当に綺麗なんですよね、今年のイブはこの映画の影響で、
どのくらいロウソクが売れるんだろうか!
音楽も良いですよ。
木戸のバーに流れるのが、
ビル・エヴァンスのアルバム
「Waltz for Debby」。
JAZZでは定番中の定番ですが、
この映画の使い方は憎いです。
映画館は若いカップルだらけかと思いましたが、意外と老夫婦が
多かったです。
60歳過ぎても、二人でこんな素敵な映画を見に行ける老夫婦に
僕もなりたいなあ。
見終わったあと、何とも心地よい気持ちにさせてくれました。
皆さんもぜひ、ロウソクの素敵な明かりに、心和ませてください。
by fyamasan
| 2005-12-01 02:16
| 映画