寝ずの番~バチが当たるほど面白い!

人は臨終の前に色々な言葉を言いますが、
自分なら何を言うだろうかと考えた。
男ならこの橋鶴のように言うのも本望かも
知れないですね。
こんな「寝ずの番」ならしてみたい、そう思いました。
マキノ雅彦 監督の「寝ずの番」

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上方落語界の重鎮・笑満亭橋鶴(長門裕之)も
いよいよ死期が近いと見えて、弟子達が見守る中、
一番弟子の橋次(笹野高史)が、「何か最後に
これはしたかったなあと思うことありませんか?」と
聞くと、師匠は、「そ、○が見たい」と答えた。

「そそ?」と弟子達がびっくり。
「そそ」とは京都弁での女性の性器のこと。
何とか師匠の最後の望みを叶えたい、
そう思った弟子達は、師匠の妻(富司純子)よりも
若い方がいいやろという事で、橋太(中井貴一)の
妻の茂子(木村佳乃)の「そそ」を見せる事で、
師匠の望みを叶えさせた。
ところが師匠は
「そそ、じゃ無くて、そとが見たいって
言うたんや~」と、
最後の声を出して、この世を去りました。

こんな前ふりから始まるこの映画、全編が
「下ネタ」の嵐。
「ち○ぽ」、「お○こ」などのオンパレードなので、
これはダメと思う女性も多いかな。
でも、僕的にはそんなに下品には感じ無かった
ですね。
洒落といいますか、粋な感じがしました。
噺家さんの話なんでそっちの方へ行くのも
仕方ないなあと思いますが。
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映画は師匠が死んだ後、弟子や弟子の嫁が集まって、
師匠の色々な過去の話を、
「そういえば、こんな事あったなあ」と
話し出すんですが、
芸人らしく豪快なエピソードが満載です。
たまにほろりとさせる話もあるので、
なんともいい感じ。
湿っぽいお通夜も、こんな明るく賑やかなら、
死んだ人も喜ぶでしょうね。
でも、師匠の「寝ずの番」だけと思ったら、
とんでもない。
これからまたまた展開が二転三転してきますよ。
この先は映画でお確かめ&お笑い下さい。

ちょい役で高岡早紀さん出てました。
お色気にクラッときました。

原作は中島らもさんで、笑福亭松鶴師匠を
モデルにしているらしいです。
監督はマキノ雅彦、これは津川雅彦さんで、
なぜ、マキノ姓にしたかといいますと、日本映画の
産みの親とされるマキノ省三さんは、津川さんの
祖父、大監督のマキノ雅弘さんは叔父に
あたるんですね。
初監督作として、「活動家(カツドウヤ)」の
原点のマキノ姓を名乗ったというところでしょうか。

マキノ雅彦監督の粋な映画をぜひ、映画館で
堪能してください。
口コミからか、50歳以上の観客が多かったですね。
連日、満員みたいで、4月18日の昼過ぎには、
監督、出演者の方が、舞台挨拶に見えるとの事。
これもチェックしてくださいね。


(ちなみに、女性の性器は九州では“ぼぼ”、
関西では“おめこ”、東北では“べっちょ”、沖縄では
“ほーみー”、淡路島では“おちゃこ”と
言うのだそうです)

ちょっとしたトリビアかな?
いやいや不謹慎ならすいません!
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by fyamasan | 2006-04-17 22:02 | 邦画

メジャー監督、デビューを目指して!


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