小説 ザ・ゼネコン ~建設業界の内幕
2006年 04月 20日
6月に「燃ゆるとき」から続いて「不撓不屈」という
高杉良原作の映画が公開されますが、
今回は建設業界の内幕を描いた
「小説 ザ・ゼネコン 」をご紹介します。
時代はバブルが弾ける前の日本。
総理では竹下内閣が誕生したころ。
大洋銀行に勤める山本泰正は、大手ゼネコン会社の
東和建設へ出向を命じられる。
大洋銀行は東和建設のメインバンクという関係もあり、
将来性を買われた山本が出向いたのだが、社長秘書となり
建設業界の内幕を見ていく。
建設業界と言えば、談合、政治化との癒着、闇社会との繋がりなど
ダーティな面がクローズアップされますが、本書でもそのあたりの事が
克明に描かれています。
いわゆる日本の政治と経済の暗部が描かれているという感じでしょうか。
日本の会社=男社会ということで、女性の姿は殆ど出てきませんが、
会社・社会というものの醜さ、滑稽さ、また厳しさがよく描かれているので、
女性の方にも読んで頂きいたいと思います。
高杉良原作の映画が公開されますが、
今回は建設業界の内幕を描いた
「小説 ザ・ゼネコン 」をご紹介します。
時代はバブルが弾ける前の日本。
総理では竹下内閣が誕生したころ。
大洋銀行に勤める山本泰正は、大手ゼネコン会社の
東和建設へ出向を命じられる。
大洋銀行は東和建設のメインバンクという関係もあり、
将来性を買われた山本が出向いたのだが、社長秘書となり
建設業界の内幕を見ていく。
建設業界と言えば、談合、政治化との癒着、闇社会との繋がりなど
ダーティな面がクローズアップされますが、本書でもそのあたりの事が
克明に描かれています。
いわゆる日本の政治と経済の暗部が描かれているという感じでしょうか。
日本の会社=男社会ということで、女性の姿は殆ど出てきませんが、
会社・社会というものの醜さ、滑稽さ、また厳しさがよく描かれているので、
女性の方にも読んで頂きいたいと思います。
by fyamasan
| 2006-04-20 17:07
| 読書