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ポセイドン ~いやー怖かった

オリジナル「ポセイドン・アドベンチャー」が1972年製作
だからもう34年前になりますね。
僕の生まれた年に出来たというのが、何か不思議だ。
でも、オリジナル版を見ていないので、何も言えないんですね。
DVDで安く出てますが、やはり映画館で見てなんぼのものでしょうに。
どこかの劇場でリバイバルしてくれないかな。
映画「ポセイドン」

ポセイドン ~いやー怖かった_c0033213_3471490.jpg
大晦日の夜。
豪華客船ポセイドン号には、人々の
新年への新しい希望が満ち溢れていた。
しかし、突然の脅威の高波が全てを
飲み込んだ。
船は逆さまになり、物は壊れ、火災は起き、
生き残った者は、無残にも呆然と
立ち尽くしていた。
ダンスホールに生き残った人たちが
犇めき合っていたが、何人かは
出口を求めて動き出した。

船は確実に沈む。
果たして、彼らは無事に脱出出来るのか?


映画を見終わった後は、「怖かった~」の一言だった。
スクリーンから飛び出してくるような、迫力映像に、圧倒されました。
エレベーターが落ちるシーンがあるのですが、思わず目をそむけました。
何とも痛々しかったです。

オリジナルは一致団結して皆で脱出をするみていですが、
この「ポセイドン」では、かなり自分勝手な人たちが他の乗客など
お構い無しに行動するから、最初は何も共感出来ませんでしたが、
少しずつ、自己中心から犠牲や献身をみせるようになると、見ている
こちらも少しずつ気持ちが開いてきました。
実際はこんな状況なら、他人の事など構っていられないんだろうなと
思いますね、悲しいですが、やはり自分は助かりたいと思いますもんね。

ポセイドン ~いやー怖かった_c0033213_41755.jpg


印象的だったのが、リチャード・ドレイファス扮する男。
船が転覆する前は自殺しようとしていた男なのに、転覆後は、
生に以上に執心を持ち出すんですね。
「さっきまでは、なんやってん!」と思わず突込みが入りますが。
何か起きた時の人間の対応がかなりはっきり現れていたと思います。

そして、サービス業をしている人のホスピタリティ。
脱出を図るメンバーが船の従業員を案内係りとして雇うのですが、
この人、職業柄、まずお客様第一なので、先にメンバーを進ませる。
でも、これがあだとなり、、、、となるんですが。
この従業員のホスピタリティに、感動と空しさを感じました。


オリジナルと比較するもよし、ドラマ性が薄いと批判するもよしですが、
映画館の大画面で、この迫力の映像は見るべきですね。

自分ならどうするのか?
そんな事を考えて、そんな時間ないか、あっという間に引き込まれていきます。
by fyamasan | 2006-06-14 04:19 | 映画

メジャー監督、デビューを目指して!


by fyamasan
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