めし~ロケ地を訪ねて
2006年 09月 26日
今年の
宝塚映画祭にも上映予定の「めし」。
1951年製作なので、もはや半世紀も前の映画になりますが、
なんとロケ地は、かなりそのままの状態で残っているのです。
大阪は阪堺電車に揺られて約10分。
今も昭和の香り残す、「天神ノ森駅」近くに、ありました。
原節子、上原謙主演、成瀬巳喜男監督
周囲の反対を押し切って結婚したのはいいが、
結婚生活5年で早くも倦怠期になった夫婦。
夫(上原謙)の姪(島崎雪子)が東京から家出を
してきた。
家計が苦しいのに姪を甘やかす夫に腹を立てた
妻(原節子)は実家に帰ってしまう。
夫婦間の微妙なこころの揺れを見事に描いた
映画として、高く評価されています。
戦後、ようやく落ちつきだした、大阪が舞台。
チンチン電車が走り、空襲で焼け残った昔ながらの場所と
いうことで、成瀬巳喜男監督が、ここを選んだということです。
2006年の現在、この地を訪ねても、新旧の家は立つもの、大きな
マンションがないので、昭和の香りが残る町並みです。
こちらが実際に撮影に使った長屋の家。
現在は空き家となっています。
こちらが少し離れて撮影したもの。
この家の左手を行くと少し段があり、映画に出てきた井戸の跡もありました。
近くに住むおじいさんに尋ねたら、丁寧に色々と教えてくれました。
この家で撮影し、近くの天神ノ森天満宮でも撮影が行われたことなど、
すごく嬉しそうに語ってくれたおじいさんが印象的でした。
樹齢何百年の木々には圧倒されましたし、安産の石も置いてあり、
ここに淀君の安産を願う為、豊臣秀吉も訪れたという歴史もあります。
天満宮では撮影しませんでしたが、天神ノ森駅を撮りました
平成の世にあって、まだ戦後の香りも残させる町が残っていた事に、とても
驚くと共に、それが大阪にあるというのが、嬉しかったやまさんでした。
生涯100本以上の映画に出演した原節子さん。
この「めし」で、毎日映画コンクール女優賞、また監督の成瀬巳喜男に
とっても初の林芙美子の小説の映画化でした。
時間がある方は、天神ノ森駅あたりを散策してもらったら、忘れていた
昭和に出会うかもしれないですよ。
宝塚映画祭にも上映予定の「めし」。
1951年製作なので、もはや半世紀も前の映画になりますが、
なんとロケ地は、かなりそのままの状態で残っているのです。
大阪は阪堺電車に揺られて約10分。
今も昭和の香り残す、「天神ノ森駅」近くに、ありました。
原節子、上原謙主演、成瀬巳喜男監督
周囲の反対を押し切って結婚したのはいいが、
結婚生活5年で早くも倦怠期になった夫婦。
夫(上原謙)の姪(島崎雪子)が東京から家出を
してきた。
家計が苦しいのに姪を甘やかす夫に腹を立てた
妻(原節子)は実家に帰ってしまう。
夫婦間の微妙なこころの揺れを見事に描いた
映画として、高く評価されています。
戦後、ようやく落ちつきだした、大阪が舞台。
チンチン電車が走り、空襲で焼け残った昔ながらの場所と
いうことで、成瀬巳喜男監督が、ここを選んだということです。
2006年の現在、この地を訪ねても、新旧の家は立つもの、大きな
マンションがないので、昭和の香りが残る町並みです。
こちらが実際に撮影に使った長屋の家。
現在は空き家となっています。
こちらが少し離れて撮影したもの。
この家の左手を行くと少し段があり、映画に出てきた井戸の跡もありました。
近くに住むおじいさんに尋ねたら、丁寧に色々と教えてくれました。
この家で撮影し、近くの天神ノ森天満宮でも撮影が行われたことなど、
すごく嬉しそうに語ってくれたおじいさんが印象的でした。
樹齢何百年の木々には圧倒されましたし、安産の石も置いてあり、
ここに淀君の安産を願う為、豊臣秀吉も訪れたという歴史もあります。
天満宮では撮影しませんでしたが、天神ノ森駅を撮りました
平成の世にあって、まだ戦後の香りも残させる町が残っていた事に、とても
驚くと共に、それが大阪にあるというのが、嬉しかったやまさんでした。
生涯100本以上の映画に出演した原節子さん。
この「めし」で、毎日映画コンクール女優賞、また監督の成瀬巳喜男に
とっても初の林芙美子の小説の映画化でした。
時間がある方は、天神ノ森駅あたりを散策してもらったら、忘れていた
昭和に出会うかもしれないですよ。
by fyamasan
| 2006-09-26 02:39
| 映画