あなたを忘れない~日韓の架け橋に
2007年 02月 01日
2001年1月26日、JR新大久保駅で、
酔っ払って線路に落ちた男性を
救おうとして、二人の男性が助けに
線路に下りた。
(しかし結末は最悪の3人とも死亡)
そのうちの1人が、韓国人留学生の
李秀賢(イ・スヒョン)さん。
彼がどのような人間だったのか、実話と
フィクションを混ぜて、作り上げたのが、
映画「あなたを忘れない」
兵役義務を終えて大学に戻った
イ・スヒョン(イ・テソン)は、大学&バンド
活動で忙しい毎日。
大学で日本語クラスを受講したこともあり、
日本への興味が湧き出す。
父は日本の大阪生まれだが、あんまり
日本へのいい印象は持っていない。
そんな父へスヒョンは日本へ留学したい
ことを話す。
3年後、スヒョンは東京にいた。
見るもの全てが新しく、興味津々で東京中を
マウンテンバイクで駆け回る。
そんな時、路上ライブでキラリと光る
女性、星野ユリ(マーキー)を見つけた。
やがて二人は色々なトラブルに巻き込まれ
ながら、恋に落ちていく。
ユリは音楽を、そして、スヒョンは音楽とスポーツを
通じて、日韓の架け橋となる仕事をしたいと。
お互いの将来を語り合って、共に進むはずだった。
しかし、運命の1月26日が来てしまう。
この映画、ネット上での感想など見てると、
色々な批難が出てますが、僕的には
そんな批難は、イ・テソン演じるスヒョンが
全て吹き飛ばしてくれるとお思います。
彼の演技というか、存在が凄く光っていました。
新聞や雑誌など、それほど詳細に李秀賢さんを
知っている訳ではないですが、実際の彼は
イ・テソン演じた彼だったのではないかと、
僕は感じました。
ネットの批難で僕はそれは違うと思うのが、
この映画によって、同じ事故で亡くなった日本人
関根史郎さんが冒涜されているというもの。
同じ日本人が助けるならともかく、国籍の
違う人が命をかけて助けに入った。
その事が人の心を捉え、人種問題、人を
助けるということなど、色々な事を
考えるきっかけになったはず。
現に李秀賢へ寄せられた見舞金は
寄付され、アジアからの留学生への
奨学金へとなっています。
関根史郎さんとこの映画は全く
別問題だと思うのですが。
(こちらが実際の李秀賢さん)
日韓の家族観の違い、同じ世代の
価値観の違いなど多少オーバーに表現
されてるもの、じっくり考えてみるのも
いいのではないでしょうか!
原題が「26 years diary」となっています。
イ・スヒョンが26年間で、見たもの、したこと、
一つの青春物語として、見て貰いたいと
思います。
ユリを演じたマーキー((HIGH and
MIGHTY COLORのボーカル)、演技は
いまひとつですが、歌声には
引き込まれました。
竹中直人、原日出子、金子貴俊、吉岡美穂、
ルー大芝など多彩な俳優陣が脇を
固めていますよ。
酔っ払って線路に落ちた男性を
救おうとして、二人の男性が助けに
線路に下りた。
(しかし結末は最悪の3人とも死亡)
そのうちの1人が、韓国人留学生の
李秀賢(イ・スヒョン)さん。
彼がどのような人間だったのか、実話と
フィクションを混ぜて、作り上げたのが、
映画「あなたを忘れない」
兵役義務を終えて大学に戻った
イ・スヒョン(イ・テソン)は、大学&バンド
活動で忙しい毎日。
大学で日本語クラスを受講したこともあり、
日本への興味が湧き出す。
父は日本の大阪生まれだが、あんまり
日本へのいい印象は持っていない。
そんな父へスヒョンは日本へ留学したい
ことを話す。
3年後、スヒョンは東京にいた。
見るもの全てが新しく、興味津々で東京中を
マウンテンバイクで駆け回る。
そんな時、路上ライブでキラリと光る
女性、星野ユリ(マーキー)を見つけた。
やがて二人は色々なトラブルに巻き込まれ
ながら、恋に落ちていく。
ユリは音楽を、そして、スヒョンは音楽とスポーツを
通じて、日韓の架け橋となる仕事をしたいと。
お互いの将来を語り合って、共に進むはずだった。
しかし、運命の1月26日が来てしまう。
この映画、ネット上での感想など見てると、
色々な批難が出てますが、僕的には
そんな批難は、イ・テソン演じるスヒョンが
全て吹き飛ばしてくれるとお思います。
彼の演技というか、存在が凄く光っていました。
新聞や雑誌など、それほど詳細に李秀賢さんを
知っている訳ではないですが、実際の彼は
イ・テソン演じた彼だったのではないかと、
僕は感じました。
ネットの批難で僕はそれは違うと思うのが、
この映画によって、同じ事故で亡くなった日本人
関根史郎さんが冒涜されているというもの。
同じ日本人が助けるならともかく、国籍の
違う人が命をかけて助けに入った。
その事が人の心を捉え、人種問題、人を
助けるということなど、色々な事を
考えるきっかけになったはず。
現に李秀賢へ寄せられた見舞金は
寄付され、アジアからの留学生への
奨学金へとなっています。
関根史郎さんとこの映画は全く
別問題だと思うのですが。
(こちらが実際の李秀賢さん)
日韓の家族観の違い、同じ世代の
価値観の違いなど多少オーバーに表現
されてるもの、じっくり考えてみるのも
いいのではないでしょうか!
原題が「26 years diary」となっています。
イ・スヒョンが26年間で、見たもの、したこと、
一つの青春物語として、見て貰いたいと
思います。
ユリを演じたマーキー((HIGH and
MIGHTY COLORのボーカル)、演技は
いまひとつですが、歌声には
引き込まれました。
竹中直人、原日出子、金子貴俊、吉岡美穂、
ルー大芝など多彩な俳優陣が脇を
固めていますよ。
by fyamasan
| 2007-02-01 14:18
| 韓国映画